トミー
SO院長
トミー
SO院長
中国医学は予防医学としては、他のどの医学よりも歴史があり進んでいると思います。
中国では、新型コロナ当初、免疫力を上げる漢方薬や風邪予防の漢方薬が薬局で争奪戦となりました。
病気の予防に効果があることは、中国では一般的に知られているからです。
トミー
SO院長
基本的には、西洋医学では病気にならないようにするような薬はないですからね😅
中国医学では“未病”という考えがあり、病気の予防や、病気未満の状態で治療する。また、病気の先回りをして進行を防ぐ治療をすることを重視しています。
トミー
SO院長
免疫力低下に鍼灸治療が有効
がん細胞は、免疫力が低下している時に増殖するといわれ、西洋医学でも免疫学が注目されています。
免疫力とは、外から体内に侵入してくるウイルスや病原菌を防ぎながら、
体内に発生する異常な細胞を除去するといった、自分自身の体を守る力をいい、わかりやすくいうと、病気と闘う力、体力、元気です。
中国医学では、三千年前の医書に“乳がん”を鍼で治した記録があります。
当時は、簡単な外科手術も鍼治療の範疇で、現在の手術用メスのような「鈹針(ひしん)」を用いて、患部を切開し摘出したのです。
さらに鍼治療や漢方薬で、術後の回復まで治療していました。
現在は、もちろん中国でも“乳がん”手術は西洋医学の外科で行われます。
しかし、術後や抗がん剤治療で消耗した体力回復には、今でも鍼治療や漢方薬がメインで行われています。
免疫力の低下状態を中国医学では「気虚」といい、生命のエネルギーである「気」が虚弱になり、病気になりやすい状態のことです。
最近の研究では、経穴(ツボ)を鍼で刺激することにより、ウイルスの侵入から身体を守る抗体の働きが活発化する効果が84%にも上ると報告されています。
「中国医学は西洋医学とは違う角度から人体を診るもう一つの医学です」
【免疫力低下による疾患】
風邪、老化現象、がん、慢性気管支炎、動脈アテローム硬化と虚血性心疾患、糸球体腎炎、甲状腺機能亢進症、慢性萎縮性胃炎、B型肝炎、慢性関節リウマチ、強皮症、大動脈炎症候群、ベーチェット病、全身性エリテマトーデスなど