トミー
SO院長
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初めての鍼治療で過緊張状態や、体力が極端に弱っている時などは、鍼治療の刺激量は調節などが必要ですが、それができていなかったケースはあり得ます。
他には、病院の注射などが苦手で、鍼そのものが恐怖症でNGな人もおられますが、こちらは“合わない“というより、”受けられない“だと思います。
それ以外では、恐らく、鍼治療に効果を感じなかった場合も“合わない“に含まれていると思います。
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「鍼灸治療の魅力は〝オーダーメイド治療〟」
日本では、
「以前も、鍼灸治療を受けたことがありますが、私は、鍼灸治療が体に合わないかもしれないと思いますが…。」と言って来院される患者様が少なくありません。
病院で、簡単な漢方薬(医療用漢方製剤)を処方される医師も、漢方薬を服用しても効果がなければ、患者に「漢方薬が体に合わなかったようですね」と説明をするのです。
しかし、中国の病院では、そのような言い方、説明の仕方は、聞いたこともないですし、医師側、患者側も、その様な考え方は、全くありません。
なぜならば、鍼灸治療も漢方薬も、患者の個々の体の状態に合わせて治療し、処方するものだからです。
中国には、「現代医学では、病気を診て、中国医学は病人を診る」という言葉があります。
例えば、同じ病気(病名)の患者さん2人が来院されたとしても、2人を全く同じ経穴(ツボ)を用いて鍼灸治療をしたり、全く同じ漢方薬(生薬組成、割合)で治療は行いません。
なぜなら、各々の患者さんの体質(舌の状態、脈の状態、身体の状態、生活習慣、食生活など)から、
なぜその病気に至っているかを診断し、
証(体質タイプ)をたて、
証に基づき、その患者さんの体質に合った、治療に必要な経穴(ツボ)を選択し、鍼灸治療を行い、初めて効果を発揮するものだからです。
漢方薬も同様に、証に基づき、生薬を組み合わせ、割合や分量を調節して、その人の体質に合った方剤を処方してこそ有効なのです。
既製品のような病名に対して同じ治療を行うのではなく、同じ病気でも、全て個々の体質や生活習慣など患者様に合わせた完全オーダーメイド治療です。
「中国医学は西洋医学とは違う角度から人体を診るもう一つの医学です」
中国医学の4つの診断法
望診…顔色、動作、など病人の全体を観察し診る
聞診…患者の声、呼吸、臭いで診る
問診…生活習慣も含め患者に問うて診る
切診…脈をとったり患者に触れて診る