トミー
SO院長
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そうですね、食養生として、
温かい「お鍋」や「シチュー」は良いと思います。
また、葱、韮、生姜、大蒜、唐辛子、胡椒など「熱性」や「温性」の性質を持つ食材をうまく摂ってください。
また、
日本にはお風呂に入る習慣があります。
シャワーだけで済ませず、お風呂にゆっくり入って身体の芯まで温めてください。
トミー
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「寒波に負けない中国医学の養生法!!」
中国医学では、寒波による急激な冷え込みは、体表を冷やし、寒邪(かんじゃ)が風邪(ふうじゃ)と共に身体に侵入し、感冒症状を引き起こします。
身体を温めるエネルギーである陽気が寒邪に障害されることで、気血の流れが滞り、
胃痛や腹痛、下痢などの消化器系の不調症状も起こります。
また、冷えで血液の循環が悪くなり、心臓などの循環器や脳にトラブルが発生しやすくなります。
この時期、3日以上寒波が続くと心臓病や脳卒中の発作を訴える人も増えるというデーターもあります。
さらに、末梢の血行不良は、手足、腰、肩、膝など全身各関節に痛み症状を起こすきっかけとなり、中でも日常生活に大きく影響し、QOL(生活の質)を著しく低下させる急性腰痛や急性頚椎症は、本当に辛い症状です。
「黄帝内経(こうていだいけい)」
という中国医学の古典には、冬の3ヵ月のことを閉蔵(へいぞう)の季節と記載されています。
冬には、草木の葉が枯れ落ち、穀物は蔵の中にしまい込まれ、動物は冬籠りし、自然界の全てが閉塞します。
生物は、陽気(エネルギー)を外に漏らさないように養生する季節です。
「冬(閉蔵)の季節には、早く眠りにつき、日の出に合わせてゆっくりと遅起きし、心静かに過ごし、寒冷を避け、身体を温かく保ちます。また、陽気を失わないように汗をかかないようにする。これが冬(閉蔵)の季節に調和した養生法です。」
冬は、寒さから身体の陽気を守ることが大切です。
ですが、逆に暖房などで部屋を暖かくし過ぎると、汗をかき陽気の発散を強めて逆効果になる場合もあります。
部屋の温度は少し低めに設定して、衣服の工夫で身体から熱が逃げないようにするのが良いと思います。
中国医学の寒波に対する養生法で、しっかりと体調管理をし、春を待ちましょう。
『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』