できグセ”をつけるために僕がした100と

+1 のこと

 

023

 

褒め上手、叱り上手は、受験上手!

 

 

前回の続きです。

 

褒め方講座のお時間がやってまいりました。

 

どう褒めるか?

 

褒めるのは、何も気にしなくて大丈夫です。

言葉なんて、なんでもいいです。

 

大げさに、ガバッと抱きしめてあげるのもいいし、

「えらい!」

「すごい!」

「さすが!」

など、ひと言でもかまいません。

 

「よくやった!」とか、

「お母さん(お父さんは)はうれしい!」とか、

感情を表してあげると、褒められたほうも うれしいですよね。

 

「褒め上手」で真っ先に思い浮かぶのが、

ムツゴロウさん です。ニヤニヤ

 

「よーし、よしよしよしよしよしよしよし!」

と撫で回す撫で回すww

 

相手は、イヌだったり、ウマだったり、チンパンジーだったり…ですが、人間だって同じですよ!!ニヤニヤ

 

 

以前、どこかで書いたかと思いますが、

昔の生徒で、受験が終わって、2人組の男の子がやってきて、

「あの…これ、お礼です。」

と、包みを手渡しでもらったことがあります。

 

中には、たい焼きが2匹。

 

ジーンときて、

「3人で食べよう!」と言って、3人で分け合って食べました。

すごく記憶に残っています。

 

まあ、”お礼”と”褒める”は、同じではありませんが、相手に気持ちを伝えるという点においては、変わりないでしょう?

 

要は、形や内容ではない。

気持ちだということです。

 

たい焼き2匹に、男の子2人の精一杯の感謝の気持ちが、ぎゅうっと詰まっていました。

とても嬉しく、心があたたかくなった思いがしました。

 

 

では、次に「叱り方」講座です。

 

こちらは、「褒める」の数倍、技術が必要です。

 

褒めると違って、感情に任せて言葉を発すると、まちがいなく失敗します。

気分は少しはスカッとするかもしれませんが。。

 

だから、「その場で、その時に」ではダメなのです。

数分または数時間、あるいは、1〜2日ぐらい一呼吸おいて、

「どういうところが、間違いなのか」

「どうすべきだったのか」

を話して、諭すことが必要です。

 

嫌みでダラダラ…これはダメです。

 

簡潔に、スパッとさわやかに を 目指しましょう。

 

相手に伝わっていないまま言葉を発するのは、ただの自己満足に過ぎません。

 

相手に伝わる ことが最大の目的となるわけです。

 

となると、冷静であることが条件となりますので、時間を置くことが賢明となるわけです。

 

「(その時はよくわからなかったけれど)後になって考えてみたら、あの時に言われたことは こういうことだったのか!」と気づけた、ということもあります。

 

そんな風に思ってもらえたら、言ってもらえたら、叱った甲斐もあったというものです。

 

そういう叱り方、気づかせ方ができたら、もう一人前。

立派な「叱り上手」です。

 

 

第一子であれば、親として、子育ても初めて、中学受験も初めて の経験ですよね。

 

毎日毎日が、一生懸命で手探りだと思います。

 

ネットや、人の噂、テレビや書物による情報を仕入れ、「良かれ」と思って、わが家にも取り入れてみる。

 

うまくいったり、いかなかったり…で、満足感と自己嫌悪とのくり返しだろうと思うのです。

 

中学受験指導を30年続けてきた僕らでさえ、「叱る」のは難しいものです。

 

ちょっとした「(さじ)加減」が、本当に難しいと、今でも感じます。

 

年に数回、生徒を叱った後に、

「あ〜、ちょっと言い過ぎたかな」とか、

「言うタイミングが早かったかな」とか、

反省することもあって、ずーんと気持ちが沈んでいったりもします。

 

ですから、初めての子育て中、初めての中学受験勉強中のお父さん、お母さんも、きっと「失敗」も多いことでしょう。

 

でも、何事も体当たり。いい経験だと思うのです。

 

「叱る」ことを恐れないでください。

 

叱られても、

子どもたちは、お父さん、お母さんが大好きです。

 

「間違いに気づけないまま育っていく」子は不幸だと、僕は思います。

 

 

どくしゃになってね!

できグセ”をつけるために僕がした100と

+1 のこと

 

022

 

褒めるのは今、叱るのは後で。

 

 

「叱る」って、そんなに良くないことですか?

 

巷の教育評論家の発言や、教育・子育てのハウツー本などに書かれている文言は、どれも似たり寄ったりで、例外なく「叱らずに、褒める」と言っています。

 

「褒めて育てる」

 

実は、本来の意味が曲解されて伝わってしまっています。

 

それが少なからず影響しているのか、叱る行為を極端に恐れる親御さんも増えているようです。

 

でもね、

街を歩いている、子育てを終えた 世の「ご意見番」と呼ぶべき、昭和のお父っつあん や おっ母さんたちに 機会があれば聞いてごらんなさい。

 

あるいは、スポーツ界でも、政財界でも、芸術界でも、世で大成している人たちや、そのお父さんやお母さん、指導者に、機会があれば聞いてごらんなさい。

 

「褒めて育てる」

この言葉を、アグネス・チャンさんや尾木ママがテレビ等で言うのはわかるんです。あと、選挙運動中の政治家とか、ね。

 

でも、何かを指導する側の立場 の者としては、それにはとても頷けません。

 

選挙中の政治家やタレントさんとは、立場が違うからです。

 

褒めてるだけでヒョイヒョイ合格するなら、誰も苦労しませんよ。

褒めてるだけで、オリンピック行けますか?

笑われますよ。

 

「褒める」は、宗教的かつ哲学的な、”人”としてのあるべき姿 を想起させる行為だと思うのです。

 

聖人君子は、誰もが目標とすべき高徳な姿ですが、子育て中の「親」としてはどうなんだろう?と、つい考えてしまいます。

 

褒めよう褒めようと、胸の中で念じつつも、、、

今日も、約束の時間を過ぎても勉強もしないで、テレビばっかり見て笑い転げてる息子の後頭部めがけて、丸めた新聞紙で「パーン」とやるお母さんの姿って、僕は素敵だと思うのです。

 

一生懸命で、自然な姿だと思うからです。

 

受験生の親なら、当然の行為だと思いますよ、僕は。

僕には、そのお気持ちはわかります。伝わってきます。


丸めた新聞紙でパーンとやって、

「しまった💧またやってしまった…😓」と自己嫌悪に陥るお父さんやお母さんのほうが、人間臭いし、僕は好きです。

 

そして、大事なことは、そうやっていきながら、

「親もまた子と一緒に育っていく」ということです。

 

親も、子育てを学びながら、日々、成長しているのです。

 

理想ばかり追いかけていても、日々の現実とあまりにかけ離れていると脱力感を感じることもあるでしょう?

 

要はバランスです。

いっぱい褒めたいところですが、そうもいかないのが、現実というものですよね。。

 

叱って、叱って、叱って、叱って、褒めて…ぐらいでしょうか笑い泣き。それでもいいじゃないですか?!ウインク

 

上手に、褒めて、叱る。

そのための「コツ」を書いておきますね。

 

褒めるのは、特に意識することはないです。

言葉も何でもイイです。

だって、褒められれば、誰でも相手は嬉しいに決まってますから。

 

褒めるタイミングは、「今すぐ」です!

 

しっかり準備して、後でうーんと褒めてやるぞ!…ではなくて、

今すぐに、ちょっとぐらいオーバーに表現してあげると、よりイイですね。

 

一方で、「叱る」のは念入りな準備が必要です。

叱り方やタイミングを間違えてしまうと、効果もありませんし、双方の気持ちがやさぐれます滝汗滝汗滝汗w

 

「叱る」タイミングは、「今すぐ」ではありません。「後でゆっくり」をお勧めします。

 

「叱る」ということは、何か「良くない、正しくない」行為に対して、ということになります。

 

それを「見つけてすぐ」というタイミングでは、叱る側もとても冷静とは言えませんし、叱られる側も叱る側の言葉を、冷静に聞き入れることができません。

 

冷静でなければ、きちんと相手に伝わらないわけです。

 

褒めることより、叱る方がはるかに難しいのです。

 

「諭す」というナイスな日本語がありますが、「叱る」際には、きちんと「諭す」ことが大切ですね。

 

「叱る」時は、冷静に、なるべく簡潔に、伝えたいものです。

その際、きちんと真剣に叱ってください。

 

時々、

「叱られて怖い」と言い出す子や、それを擁護する親を見聞きすることがありますが、

 

「叱られて」ヘラヘラしてたら、それこそ問題だと思うのです。

 

そもそも、なんで叱られることになったのか?

これを理解できないレベルの子の場合に、叱られたことを「怖い」と言い出すケースが多いようです。

 

「叱る」ことも「叱られる」ことも、誰にとっても嫌なことです。

でも、だからこそ、上手に叱ることは、子育てにおいて、受験指導において、たいへん大きな意味を持っている、と言えるのです。

 

褒めるのは、今すぐオーバーに。

叱るのは、後でしっかり簡潔に。

 

がんばっていきましょうね!ニコニコ

 

どくしゃになってね!

 

 

 

できグセ”をつけるために僕がした100と

+1 のこと

 

021

家族一丸となって…は重すぎ

 

 

成績が低迷している中学受験生のご家庭が、まず改善を図るべきは、「家庭学習」の充実です。

 

家庭学習の充実を図るには、「環境」→「内容」の順でチェックしていくと良いと思います。

 

家庭学習を行う環境 を見直してみましょう。

環境で重要なのは、「場所」と「時間」と「家族のかかわり方」です。

 

家庭学習を行う“場所”について は、

「リビングルーム」というのが定着した感がありますね。

 

「リビングルームで勉強」は、もともと僕も提唱者の一人だったわけですから、大いに賛成ですよ。

 

ただ、少しご注意いただきたいことがありますので、それはまた別の日に。

 

次に、“時間”です。

これは、なかなか難しい話です。

 

というのも、お父さまやお母さまの仕事具合、家族構成、生活スタイル、等々 まさに家庭環境によって「お勧め」がまちまちだからです。

 

ご相談を受けた際は、一概には言えないので、そのご家庭の事情をよくうかがってから、なるべく そのスタイルに合った家庭学習の「型」をアドバイスするように心がけています。

 

あくまでも個人的な意見として、「朝早起きして」の勉強は、成果を上げるのが難しいように感じています。

 

成功するもしないも、焦点は、「学校から帰ってきてから、すぐ」の時間帯 だと覚えておかれるとイイと思いますよ!

 

では、最後に「家族の関わり方」について、考えていきましょう。

 

まず、「家族一丸となって」は感心しません。

 

と僕があちこちで話すたびに、

これを聞かれた皆さんは「えええ~っ?!ガーン」と、たいそう驚かれます。

 

『ウチは、勉強時間には、テレビも消して、弟も妹も「しぃーーーっ」と静かにさせて、家族中で協力してるんです。』

 

などと仰るお父さま、お母さまっていらっしゃいますが、それらの涙ぐましい努力が実を結んだ、という話をほとんど聞いたことがありません。

 

「中学合格」のために、と、家族はそれこそ一丸となって、物音ひとつさせないように、呼吸をも忘れんばかりに息をひそめているというのに、、、本人ときたら。。

 

ちっとも勉強に身が入らない。

やる気も起きない。

 

これじゃあ、

家族みんなが不幸になってしまいかねませんよゲロー。

誰も浮かばれない笑い泣き。

 

家族一丸となって…では重すぎるんです。

 

精神的重圧がだんだん大きく感じられるようになって、やがて 本人にのしかかってきます。そして、よけいに、勉強に集中できなくなっていきます。

 

 

そもそも、

パパは大好きな「プロ野球」中継をTVで観ていたら、

ママは大好きな「ドラマ」をTVで観ていたら、

妹は大好きな「おもちゃ」で、ちょっかいを出しに行ったら、

弟は大好きな「ゲーム」を、大画面で音を出してやっていたら、

 

受験生本人(兄ちゃん または 姉ちゃん)も

・一緒になって、ボーっと見ていた。

・「うるさくて勉強できない!」とか怒り出してきた。

・「ズルい!なんでボク(私)だけ勉強しなきゃならないの!?」と しつこく聞いてきた。

etc

 

となって、

「家族一丸となって」を始めたのに、本人の勉強に対する姿勢も情熱(の無さ)も一向に変わりない。

 

こういうご家庭、多いです。

 

この

「ボクだけが『勉強しろ!』と言われて、かわいそう」とか、「私だけ『勉強しなさい』と言われるのは不公平だ!」とか、

子ども本人の「ズルい!」という言葉に対し、

 

何も返せない、というパパママ

増えてるみたいです、最近。

 

で、結果的に、こういうことになってしまう滝汗。

 

 

僕は、「ユメコドモ ミライヘ」で、成功先輩ママたちとお話をしたり、うかがったりする機会を時々、持たせていただいていますが、

 

こういう子ども本人の「ズルい」「なんでボクだけ?」「なんでパパやママは、勉強しなくていいの?」等々の「公平じゃない」発言に対して、

 

なぜ、こういう反応をしてしまうのか? 

と不思議に思われている成功先輩ママさんは、たいへんたいへん多いです。

 

なんで、ピシッとひとこと言って聞かせられないのか、と。

 

なぜ、ボクだけ勉強しなくてはいけないのか?

なぜ、私は、ママや祖母と一緒にドラマを観ていてはいけないか?

なぜ、ボクはテレビを観ていてはいけないのか?

 

答えはシンプルです。

 

「受験生だから」です。

 

ズルくもないし、不公平でもない。

愛していないのでも、もちろんない。

むしろ、愛しているからこそ、将来を想うからこそ、のこと。

 

だから、受験生である あなたは勉強しなさい。

 

パパやママは、時間を自由に使っていい。 

なぜか?

「もう、受験生ではないから」

「自立した大人だから」です。

 

 

自分の部屋ではなく、リビングで勉強させるのだから、

集中力が必要なことは言うまでもありません。

 

集中していたら、隣で、誰が何のテレビを観ていても関係ありません。気づきもしないです。

これ、本当の話です。

 

本気になっていたら、隣で、誰が何を話していても関係ありません。気づきもしないです。

これも本当の話です。

 

勉強している息子の横で、お父さん、どうぞ「ジャイアンツ」応援してあげてください!

 

勉強している娘の横で、お母さん、どうぞ「ドラマ」を観てキュンキュンしてください!

 

いいんです。大丈夫です。

 

こういうご自然体なご家族のほうが、変な力みもなくなって、子どもも「自分は自分」ということを自覚できるようになってきます。

 

それで、もしも集中が切れて、テレビを気にし出したら、新聞紙丸めてパコーンとやるフリしてください。

お尻に一発ぐらい やっちゃってもいいでしょうニコニコ

 

だって、受験生なんですから。

 

受験が終わって、成長して大人になったら、

好きな時に好きなことしていいんだ、

大人ってイイなー!!!!

 

そう子どもが考えてくれたら、とても素晴らしいことだと僕らは思うのです。

 

だから、早く大人になりなさい。

 

これは、教育上、とても大切な教えだと思うのです。

こう言えるパパママが、日本にも増えるといいんですけどね。

 

どくしゃになってね!