今夜はちょっと、大事なお話を書こうと思います。

 

昨日ご報告した

能登半島地震災害義援金の授与。

 

 

その時に、日本赤十字社での能登半島での活動を詳しく教えてもらいまして。

すごくわかりやすかったのと、知って「なるほど」と思うことだったので、皆さんにもちゃんと報告したかったんですよ。

 

 

今回、我が宮城県からは仙台赤十字病院と石巻赤十字病院より、

・医師

・看護師

・薬剤師

が揃ったチームを編成して、派遣されているそうです。

全国から計36チームが編成され。

 

主に避難所を回りながらの活動とのことですが、被災地域へは自衛隊と連携しながらの活動となっているとのこと。

そしてインフラが整うまでは、やはりなかなか大変な状況のようでした。

普段は2時間で行ける場所に10時間かかるとか、です。

 

 

 

また、

 

 

 
昨日はバックヤードにも入れてもらいました。
思ってもいない展開、それだけ今回の皆さんからの義援金が赤十字に熱く響いたようでした。
(局長や総務の担当者などは感激して絶句でした。被災地は物資はあれどやはり必要なのは先立つものという話も聞きました)

 

常時、備えている緊急時の支援セットを見せていただき。

 

 

 

この箱ひとつで、4人家族が最低限過ごせる物資が入っているとのこと。

 

 

 

こちらは被災者の方が安眠できる簡易テントや枕、アイマスクに耳栓などのセットです。

 

 

 

それに加えて、寒さをしのぐ毛布など。

 

見せてもらった物資はごく一部で、宮城県だと仙台市泉区にある大きな倉庫に大量に保管してあるそうです。

 

その隣の部屋では別のスタッフが、AEDや人工呼吸や赤ちゃんの誤飲時の対処法を教えるための講習道具などの整備をしていました。大変な作業です。

常にいざという時に備え、僕たちが安心して暮らせる体制を整えてくれているのを強く感じました。

わかっているつもりでも、実際に現場を見ると意識が変わります。

 

宮城県支部は、以前は合同庁舎を間借りして活動していたのですが。

東日本大威震災の時に「これでは満足な活動ができない」ということを痛感。

あれから12年の歳月をかけて、昨年の10月に自社の建物が完成したのです。

 

 
 

ちょうど僕たちが訪れた時も、石川県支部の事務局長と電話中だったとのこと。

事務局長も被害が大きい珠洲市出身で、地震でご実家が倒壊した状況の中、現場の指揮をとられているそうです。

(リアルな話がバンバン飛び込んでくる訪問でした)

 

今回、そんな日本赤十字社の方々の生の声を聞けたことが、とても貴重でありがたく。

普段見えない赤十字の活動を、皆さんにお伝えできればと考えたんです。

 

 

というのも、昨日ワカさんが自分のメルマガの号外でついに書きましたが

残念なことに

「赤十字が義援金を中抜きしているのでは?」

「本当にちゃんとやっているのか」

「職員の給料に流れているんじゃないですか?」

という、根も葉もない噂を真に受けて、御親切にも忠告のメールを寄こす方が何人かいたのでね。

(しかも、中には、ワカさんが競馬に使うんじゃ?的な冗談では済まないメールもあったりで、彼女はこの2週間沸々といかっていたのですが、無事に義援金を渡した昨日、肩の力が抜けて、もう本当のことを書くと号外の発行に踏み切ったわけです)

 

僕が説明するのもなんですが、

日本赤十字社の活動はすべて、

・活動資金

という名目の寄付によって賄われています。

つまり、「日本赤十字社の活動に役立ててください」という善意の寄付によって活動できるのです。

 

で、今回の

・義援金

は、これとはまったく別なんですね。

これは、義援金配分委員会に全額送られて、各自治体へと送金されて被災者へ届きます。

 

なので、民放局でも義援金を募る際には、

「日本赤十字社を通して」

と、キャスターが添えるのはそのためなんです。

 

で、僕たちがコロナ渦で頑張っている方々に向けて寄付した時と(2020年)、

 

 

一昨年にサイン会の会費の一部を寄付したのは、(2022年)

 

 

・活動資金

としての寄付でした。

これは、今回の被災地支援も含めた日本赤十字社の活動のために使われます。

 

 

で、

熱海豪雨災害で被災された方々への義援金をお渡ししたのと、

 

 

今回の能登半島地震への義援金は、

 

 

 

・義援金

です。

 

 

 

「活動資金」と「義援金」は違うという点について、ご理解頂ければ幸いに思います。

また、僕はどんな形であれ「何か力になりたい」と思ったら、それを実行することが大事と考えます。

方法や手段は皆さんが選べばいいと思うのです。

 

大変な時には助け合う、それが人間。

人間を救えるのは、やはり人間なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

能登半島地震災害義援金を届けてまいりました。

賛同してくださった方々に御礼申し上げます。

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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