神様にも仏様にも役割がある

僕たちは昨年から、お寺にもよく足を運ぶようになりました。





きっかけは、昨年１月に愛馬を亡くしたこと。







人は大切なものを失った時、弱くなります。

悲しみが溢れてどうしようもない時がある。

そんな時、心を安らげる場所が欲しくなるのだなあ、と痛感したんですね。

お寺はとても静かな場所です。

鐘の音がゴオンと響き、どこからか漂うお香の香りに癒され、気が付けばそっと手を合わせている。

仏教というのは、お釈迦様の教え。


お釈迦様が苦しまずに生きる術を教えてくれる。

それが仏教。


だから仏様はすべて、人間の姿そのもの。


如来は、悟りを開いた姿。

菩薩は、悟りを開くために修行している時の姿。

明王は、如来が人間を助けるために化身となって現れた姿。

そして天部は、インドの神様が仏法を守るために姿を変えて天に住む存在。


を、それぞれ表しているんです。


考えてみれば、龍神様は仏様も乗せて飛ぶといいます。

（やっぱり龍と暮らします。の８１頁～参照）


それぞれの役割を持って、僕たちを守ってくれているんですね。


ちなみにお釈迦様の教えに苦しみを滅する『八正道』の実践があります。

正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念・正定、という八つの実践なんですが。


簡単に言えば、

余計な主観をはさまずに物事を正しく見て考え、そして行動に移していく教えです。


これはガガさんの教えにも共通すること。


まずは正見（しょうけん）で、物事に主観を挟まずに正しく見ること。


人って、先入観や偏見や思い込みで物事を捉えがちです。


それを取っ払って、まっさらな目で物事を見る。


たったそれだけで、世界が変わったりする。

僕たちも日頃から心がけていることです。


「ただしだ！」



おっと、ここでガガさん、乱入ですか？


「我が偉大だというのは、

先入観ではなく本当のことなのだ。

そこは正しく見なくてはいかんがね」


と言って、腰に手を当てて満足げに大きく頷いた。


(^^;)


あ～、はいはい。

わかってますってば。


やっぱりそこは譲れないらしい。

まったくヘンテコリンな・・・いや、素晴らしい龍神様である！！





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