黒龍の噂話～守護霊さんの井戸端会議～

読者の皆さん、おはようございます。



黒龍です。


また新しい週が始まりましたね。６月も終わり、まもなく大祓がやって参ります。

様々なことが起こりますが、笑いを大切に健やかに梅雨の時期を過ごしていきましょう。


今週もどうぞ宜しくお願い致しますね。


さて皆さん。

本日は少し、趣向を変えたお話をしたいと思います。


実は昨日、ちょっとした井戸端会議を目にしたのですが、

それがとてもおもしろかったので、皆さんにもお聞かせしたいと思ったのです。


守護霊さまのお話です。

守護霊さまは、皆さん一人ひとりを専属で守ってくださっている霊体です。


守護霊さまは、一人の人間が生まれてから死ぬまで、専属で守ってくださるのです。

それに対して、私たち龍神は人間の希望や立場に応じて付いている人もいれば、付いてない人もいる。


これを龍神と巡る　命と魂の長いお話 （扶桑社）では、


守護霊は、「標準装備」

 

龍神は、「オプション」

という言い方をいたしました。


詳しいことは、そちらの本をご覧頂くことにして、私は私で話を進めます。


その守護霊さまたちの井戸端会議に、私は偶然出くわしたのです。


するとですね、皆さんそれぞれの思いがあって、その言い合いが大変興味深かったのですね。


「おまえんとこはいいよなあ、守ってるヤツの勘が鋭くて。

うちなんてさ、どんなに誘導しようとしてもぜんっぜん気付かないんだよ。

やんなっちゃうぜ」


と、一人が言えば、

横で聞いていた別の守護霊さまが、


「あら、あなたのとこはまだいいわよ。私なんて、行っちゃいけない方にばかり行くのよ！そっち行っちゃダメだってば、危ない！って、あれだけ私が止めようとトラブルを起こすのに」


「ああ、わかる！！焦るよな～、そういう時」


平たく言えば、こんな感じでしょうか。


守護霊さま方も、私たち龍神と同様に肉体がありません。

声で指示をすることもできませんから、皆さんなかなか苦労されているようです。


そして更におもしろいのが、

みんなから「こいつは大丈夫だろう、変なこともしなさそうだし、まあ順風満帆系ってヤツ？うらやましいねえ～」と、

一見思われている人間を守っている守護霊さまの実情です。


守護霊とて、元は人。完璧な存在ではありません。

うっかり気を抜くことも、油断することもあるのです。

そして、自分が油断した隙に、守っている人間が落ちていく（堕落していく）ことがある。

それに気が付いた時の守護霊さまの慌てっぷりといったら・・・ククク・・・


……い、いや失礼……

思わず思い出し笑いをしてしまいました。


そうなのです。

人間も「自分は大丈夫」と慢心した瞬間が、

とても危ないのです。

それは守護霊さま方も一緒ということでしょう。


もちろん私たちも油断せずに、皆さんが願う方向へと導くように日々努力しております。


ですから皆さんも、私たち龍神たちだけでなく、守護霊さま方に井戸端会議で愚痴っぽくさせないような人生を歩んで頂きたく思います。



おっと、もうこんな時間です。

本日は、ガガさんとたこ焼きの具材の買い出しに行かねばなりません。


え？龍神がたこ焼きを食べるのか？ですって。

いえいえ。

しかし先日、タカさんたちがやっていたタコパーを見て、ガガさんもやってみたくなったそうです。







「我は、たこ焼きをくしでコロコロと回してみたいのだ！！」

だそうです。


ガガさんがうまくできたら、守護霊さま方も今度、お誘いしようかと思います。

少しは、気晴らしになるかもしれませんからね。


それでは皆さん、今日もよい一日をお過ごしくださいませ。


黒龍でした。





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今日もご愛読ありがとうございました！