台湾茶器セット

三連休の最終日、大茶会の様子も気になり午後遅くにちょこっと寄りました。今日は、最初に地下1階のティーマーケットへ。可愛らしいティーグッズ、産地別の日本茶の種類も豊富です。いくつか試飲させていただき、今古茶籍の黄枝香単欉を買ってみることにしました。

そして、台湾茶・茶器のFormosa Tea Connectionと清水焼・食器の京都・清水陶泉窯がやっぱり気になり5階へ。まだ自分の茶壺を持ってなく、いいものがあれば一つ欲しいなと思っていたのでいろいろじっくり見せていただきました。その中で一番気になったのが小さくて丸っこくてコロンと可愛らしい茶壺で、「それ、お客様によく似合ってると思いますよ」というお店の方のお薦めもあり、予算オーバーだったのでお取り置きをお願いし、生茶タイプの碧緑渓烏龍茶を買いました。

お隣の清水陶泉窯では、初日に購入したやぶ椿の煎茶碗がとても飲みやすく、同じタイプのぶどう柄のものを買ってしまいました。お店の方が今度は、天の川の絵柄の素敵な箸置きをプレゼントして下さいました!


茶壺選びに時間がかかりすぎてしまい、3階ステージイベントでの「台湾茶の名称と近代化」についての高宇政光先生のお話を途中から伺います。

北アフリカのモロッコやアルジェリアで戦時中、日本の緑茶が必要とされ飲まれていたこと、台湾茶藝も日本の煎茶道が源になっているというお話が特に印象に残りました。

最後に1階のMABROCのInvernessを買って、Disney+WA-Qu展で不思議な和のイリュージョン体験を楽しみ帰ることにしました。スコットランドを思い出しながら早速家で淹れてみたのですが、爽やかな香りと最後に広がる甘みが印象的なヌワラエリヤでした。


お茶の世界は限りなく広く、そしてどのお茶の世界も一つにつながっていることを実感します。

婆娑羅茶会

夏の大茶会二日目です。
ステージイベントも各回ほぼ満席で盛況ぶりが伺えます。
時間もあまりなく、「魅惑の台湾茶と台湾茶藝」をほんの10分だけのつもりで立ち見させていただいてたのですが、ふるまわれた文山包種茶を一口頂くと途端に引き込まれてしまい、いいタイミングで高宇政光先生にせっかくですからお席へどうぞどうぞと勧められ、次の凍頂烏龍茶、そして貴重なお話にも興味ひかれ段々と、やっぱり最後の東方美人を飲まずにこのまま帰れないわと結局予定時間をだいぶオーバーし、東方美人の品のいい馨しい香りにふわふわしながら会場を後にしました。

ささっとランチを済ませて7階特設会場の「婆裟羅茶会」へ。
ミラーボールが輝き、華やかな雰囲気です。
こちらのお茶会は闘茶を模したものだそうで、最初にふるまわれたお抹茶を本茶とし、その後三服出てくるお抹茶を味わい、その中から何番目が本茶なのかを当てるゲームです。

普段は役者のお仕事をされていると言う、天草四郎風?の煌びやかな衣装を召された方が進行されます。
婆沙羅茶会

なかなか正解者が出ていないそうで、30年以上茶道をされている方も当たらなかったということで、当たらなくてもあまり深く落ち込んだりしないで下さいねと前もって安心させて下さいます。


いよいよゲーム開始です!
本茶の印象は、どろっと濃くまろやかで香りというよりもその味わいが印象に残るものでした。

いよいよ一服目が回ってきます!
最初のお抹茶は、香りの立ち方の感じ、口の中に残る苦みもあり、これは少し違うんじゃないかなという印象です。

進行役の方が、今の段階でこれが本茶だと思われた方は?と聞かれましたが手を挙げた方は1人もいません。
続いて進行役の方が、次は撹乱戦法です!とおっしゃり黒糖饅頭が出されました。食べても食べなくてもいいですよと言われたので私は最後まで取っておきました。二番目は、まろやかでもしかしてこれかな?という感じがしました。
今の段階でこれが本茶だと思う方は?と聞かれ私も含めて6人くらい手が挙がりました。

そして最後のお抹茶は、香り立ちが青々しく今までのものとは違っていて、ああもうこれは絶対二番目だと自信満々だったのですが、結局正解は一番最初のものでお一人だけ正解の方がいらっしゃり、二番目に手を挙げたのは私一人だけでハズレてしまいましたガーン

三番目に手を挙げた方がほとんどで、こちらもハズレということでした。

正直何が何だかわからないまま終わってしまい、お抹茶の世界も奥深いんだなと思うことにしました。


午後は、「12人の現代建築家がデザインした12のカップ&ソーサー展の連動トーク」「世界の紅茶を楽しみましょう」のステージイベントをほんの少しだけ拝聴しました。

あの個性的なデザインのカップたちを創られた建築家の先生方ご本人の想いを実際に伺うと、なるほどなとより作品が伝わってきていい体験でした。

世界の紅茶は、軽くフレッシュな印象のマラウイ紅茶を試飲しました。

この日は家で、Formosa Tea Connectionの木柵鐵観音茶を抹茶わらび餅と一緒に頂きました。

まるでハチミツを飲んでいるかのような甘い香りが楽しめました。
やぶ椿

器は、京都・清水陶泉窯のもので、水彩画のように溶け合う色合いとやぶ椿の絵柄が素敵です。今年の干支いのししの可愛らしい箸置きもサービスでプレゼントして下さいました。

夏の大茶会は、本当に素晴らしいイベントです。




夏の大茶会

時が経つのは早いもので、今年も「夏の大茶会」の季節がやってきました!

新宿パークタワー内リビングデザインセンターOZONE全館にて、本日よりオゾンサマーフェスティバル2007「夏の大茶会~世界のお茶を楽しむインテリアとティーウェア~」が開催されています。


この時期が来るといつも落ち着かず、今日も一日中そわそわしていました。

3階でのステージイベントでも、毎回専門家の方々による興味深い講義が行われ、私もちょこちょこと時間を作りながら少しだけ拝聴しました。

特に最初のスリランカ大使館スリランカ紅茶局の方による「セイロンティーの神秘」についてのお話は、私も一度だけですが訪れたことのあるスリランカの紅茶ということで時間を忘れついつい集中して聞き入ってしまいました。

特別企画展「遠州茶道宗家13世家元 小堀宗実お茶事への招待-茶室・庭・会席で知る流れ-」もとても興味深くしみじみと感じ入りました。

呈茶席で、お干菓子とお抹茶を頂きます。
お干菓子 お抹茶

季節を愛でながら心静かにただお茶を点てる。心をこめて客人をもてなす。
茶道ってやっぱりいいな、お着物って素敵だな、学生時代自分も茶道に触れる機会があって本当にいい体験をさせていただいてたのだなと心から思いました。


最後に、私が最も興味を持った「12人の現代建築家がデザインした12のカップ&ソーサー展-オリベデザインセンター美濃焼プロジェクト-」へ。
初日ということで、実際にデザインをされた建築家ご本人の方々もたくさんいらっしゃっていました。
一つ一つがそれぞれ個性的で新しくユニークな発想で、それらの作品を実際に手に取りながら鑑賞できるので、なるほどなーと楽しめました。自分が使ってみて実用的かどうかという尺度だけではなく、いろいろな形のお茶の楽しみ方というものがあるのだなと新たな世界が広がりました。

お茶のことなら何でも知りたい私にとっては本当にワクワク楽しくて心充たされる有意義な時間でした。

二日目も楽しみです♪。

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お茶英国から日本へ戻ってより一層、和を感じさせるものに自然と目が行くようになり、よく立ち寄る茶道具屋さんで素敵なお抹茶茶碗を見つけました。
京都・岩倉窯の吹墨星茶碗です。
淡い空色が美しく、北斗七星が描かれています星空
高台まで星型になっている凝ったデザインにすっかり心動かされ、思わず買ってしまいました。
北斗七星 星型高台

今日は七夕ということで、この素敵なお茶碗とともに夏らしいティータイムを楽しむことにしました天の川
お菓子は、七夕にちなんで菓乃実の杜「天の川」です。
ブルーキュラソー入りのレモンゼリーとヨーグルトクリームの、青と白の流れるような色のコントラストが鮮やかです。ヨーグルトがはちみつ風味で美味しく、スターフルーツと星型金箔が輝いています。
天の川
お茶は、フィーユ・ブルーの煎茶とアールグレイです。
蒸し暑い毎日に身体もやや疲れ気味で、何か爽やかな気分になるようなものをと考え、冷蔵庫に入れて冷たく冷やした水出し冷茶を作ってみました。

水出し煎茶は、緑茶の青々しい香りがいっぱいに広がり、蒸された緑色の茶葉の様子が目に浮かぶようです。以前ホットで頂いたときよりも甘みや爽やかさが増しているような気がします。深蒸し煎茶の甘み、苦み、コク、香ばしさ、と様々な表情が楽しめます。

水出しアールグレイも、ホットで頂いたときのミルクティーにも合いそうなキームンとウバ紅茶を思わせるしっかりとした味わいとはまた印象が変わり、ヌワラエリヤを思い起こさせる爽やかな香り高さが感じられ楽しめました。

ティーブレンダーの熊崎俊太郎先生によって生み出されるお茶は美味しいだけではなく、お茶って面白いな、不思議だな、と楽しい気分になってしまいます。
自分の直感を大切にして、茶葉の声を聞いてあげながら、自分らしいお茶を淹れること、お茶を楽しむということを、熊崎先生のお茶を頂くといつも思い出され教わっています。

爽やかで涼しげな夏をイメージしたティーセッティングです風鈴

お土産の紅茶たち

無事に成田に到着しましたかさ
英国では一度も傘を使うことなく過ごせてラッキーだったのですが、最後の最後に日本でどしゃ降りの雨にあたってしまい大変でした波
帰りのJAL便は、はじめは空席も多かったのですが、近くの同じく成田行のブリティッシュエアウェイズに不具合があったらしく、その乗客たちも急遽乗り込むことになり、離陸予定時刻をだいぶ過ぎ満席状態での出発となってしまいました飛行機

何か映画でも観ようかと、ふと最後の方に載っていたビデオプログラム「世界は今 JETRO Global Eye」というタイトルがとても気になり選んでみました。
中東ドバイなど興味のある国だけ何となく観ていると、「デザインの発信地ロンドン」というタイトルが出てきて、しばらくすると新宿パークタワー内OZONEでの英国デザイン展の様子が映り、あらっ?と思った瞬間、偶然にもそのデザイン展をふらっと見に行った時の自分の姿がしっかりと映されていてビックリしてしまいました。その後何度も巻き戻して楽しみました。

ぎゅうぎゅう詰めの満席で気分的にも息苦しくなってきて、何かリラックスできる音楽を聴くことにしました。
今年の日本アカデミー賞最優秀作品に選ばれた、私も大好きな映画「フラガール」の主題歌も歌った照屋実穂さんの「未来の風景画」という曲がとても心に優しく響き、透明感のあるきれいな歌声に心が洗われるような穏やかな気持ちになれ疲れがやわらぎました。すっかり気に入ってしまってその後成田に着くまでずっとくり返し聴いていました。

今回の英国での紅茶の旅を振り返り、やはり強く印象に残ったのは最後に訪れたスコットランド・エディンバラの風景でしょうか。紅茶も美味しく、宿泊先のホテルでも朝、顔を洗うと肌がすべすべになったような気がして水も自分に合っていたのかなと思いました。

今まで何気なく目にしていて特別何も感じなかったタータンチェック柄や、バグパイプの音色、スコティッシュという言葉にも敏感に反応するようになりました。

個人的には、日本で普段いつも飲んでいる紅茶、よく行く日本の紅茶専門店で頂く紅茶、自分で淹れる紅茶が一番美味しいと思うのですが、私にとって英国は、紅茶に興味をもつきっかけを与えてくれた場所であり、一人でもふらっと行かれてしまう唯一の海外なのでこれからも機会を見つけて英国の紅茶文化、食文化に触れながら楽しみ、その素敵な風景を心に、カメラに刻んでいかれたらいいなと願っています。

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ティータイム英国での紅茶の旅もあっという間でとうとう今日で最後です。

エディンバラは一日ちょっとの短い滞在だったのですが、夜遅くまで明るかったこともあり地図を頼りにいろいろ歩き回れ、市内バスの乗り方もわかってきてエディンバラという街が昨日一日でとても身近に感じられ満喫することができました。
旅の最終日に選んだBruntsfield Hotelは、今回泊まったホテルの中では規模が大きく、ホテル正面は公園になっているので雰囲気も良いです。以前、栗原はるみさんの雑誌にもこちらのホテルが紹介されました。
ブランツフィールド外観
朝食は、地下の「bisque bar&brasserie」で頂きます。茶色と黒を基調とした、モダンで落ち着きのあるお洒落な雰囲気のレストランです。朝はあいにくの雨で外には出られませんでしたがテラス席も素敵です。
朝食ルーム フルスコティッシュセット
いろいろあるメニューの中からポリッジ、フルスコティッシュブレックファーストと、スモークドハドックをお願いしました。
紅茶はもちろんスコティッシュブレックファーストティーです。お部屋のティーセットがBRODIESのものだったのでこちらもBRODIESの紅茶かなと想像します。かなり濃いめなのですが渋みはなく、こくまろでミルクティーも美味しいです。
スコティッシュブレックファーストティー ミルクティー
ティーバッグ
ポリッジは白いおかゆのような感じで甘みがあり、ヒースのはちみつheather honeyと一緒に頂きます。胃にも穏やかで身体に優しい味です。
ポリッジ&ハニー
ハドックは、鱈のお魚のようで上に乗せられたポーチドエッグの黄身をくずして頂きます。身が柔らかくスコットランドで頂くお魚はやはり美味しいです。
ハドック
パンにつけるジャムの種類も多く、ヘザーハニーの他に、チョコレートスプレッドも美味しく、ベジマイトもあったので挑戦してみました。パンにうすーく塗ってひとかけらだけ楽しみました。以前、スチュワード麻子先生のクラスで体験したマーマイトを思い出しました。濃厚なコンソメの素のペーストのような風味で面白いです。
ベジマイト&ハニー&チョコ ベジマイト
帰りは、13:45エディンバラ空港発の飛行機であまり時間の余裕がなかったので、急いでHarvey Nicholsのエディンバラ店へ。Harvey Nicholsへ続く坂道の遠く先に海が望めました。
ロンドンのナイツブリッジ店にはないオリジナルブレンドがあるかなと期待したのですが残念ながら置いてないとのことでした。今回荷物が増えないようにロンドンでは地下のレストランだけで上のフードコーナーには寄らなかったので、いろいろたくさん買い込みました。オリジナル商品の他、英国内ではこちらのデパートでしか扱っていないと言うめずらしいお茶も売られています。
他にも行きたいところはいろいろあったのですが、無理せず余裕を持ってこの辺で帰ることにしました。
バグパイパー
エディンバラ市内は、観光バスも含めて本当にいろいろな行き先のバスがたくさん走っているので、あらかじめホテルの方に教えて頂いた空港行きのAIRLINKバスの停留所へ人をかき分け向かいます。
カレドニアンホテル前を通りバスの中から写真を撮りました。今回、カレドニアンホテルも含めどこのホテルでアフタヌーンティーをしようかとても迷ったのですが、バルモラルホテルは紅茶が美味しかったので満足でした。

エディンバラ空港内にもWest Cornwall Pastyのお店があったので、今度はSteak&Guinnessと紅茶にしてみました。深みのあるギネスビールの入った、熱々のビーフシチューのパイも最高でした。

エディンバラ空港13:45発BA1445便定刻通りに出発です!ランチタイムだったのでサンドウィッチとチョコバーのセットが配られました。
15:30頃無事にヒースロー空港第一ターミナルに到着!エディンバラで預けた荷物は、直接成田まで自動的に運んでもらえるということで身軽でラクラクに最後のお買物を楽しみました。
英国のホテルでよく見かける湯沸ポットのトラベル用のものを見つけたので買ってみました。スタイリッシュなデザインで19.99ポンドでした。

第三ターミナルへ移動し、免税手続きも済ませ、ホッと一安心です。
そして、19:00発のJL402便で成田へ向かいます!


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前日のほぼ一日がかりの移動による疲れもさほど感じず、スコットランドでの初めてのスコティッシュブレックファーストとスコティッシュブレックファーストティーが楽しみで、7時すぎに1階の朝食ルームへ。
朝食ルーム
今回エディンバラでの1泊目の滞在先に選んだ、Kildonan Lodge HotelはB&Bタイプのプチホテルのような内装で、お値段もロンドンに比べれば手頃で朝食ルームにも次々と宿泊客が集まり人気ぶりが伺えます。ご年配の方も多いようです。
ホテル外観 看板
最初にスコティッシュブレックファーストティーがサービスされます。
スコットランドの名物ハギスもメニューにありました。せっかくなのでフルスコティッシュブレックファースト(ベーコン、ソーセージ、トマト、マッシュルーム、ポテトスコーン&卵)と、ボイルドエッグ・ビーンズ・ハギス・キッパーの2種類をお願いしました。
フルスコティッシュブレックファースト ハギス&キッパー
紅茶は、お部屋のティーセットにも備えられていたMATTHEW ALGIE社のものだそうです。ケニヤとアッサム紅茶のブレンドで赤みがかった黒っぽい、かなり濃い水色です。さらっとマイルドで飲みごたえもありそれでいてゴクゴク何杯でもお替わりできてしまいそうな好みのものでした。ミルクティーもコクが出て美味しいです。
スコティッシュブレックファーストティー
運ばれたお食事も見るからにとても美味しそうで、熱々で大満足でした。
ポテトスコーンは、今回初めて出会うものだったのですが、平たいパンでナン生地にも似ていて外側がトーストされカリッとしています。
フルスコティッシュ
ハギス初体験の感想は、少しスパイシーでしっとりしたお肉のそぼろのような感じでそれほど羊肉のクセもなく美味しく頂けました。

キルドナンホテルをチェックアウトし、Lothian Busの一日券Day Ticket(2.5ポンド)をバスの運転手さんから買い、本日の宿泊先、ブランツフィールドホテルへ荷物を置きに向かいます。
バスのシートもタータンチェック柄でさすがスコットランドです!
バス
エディンバラの中心通り、Princes St.でバスを乗り換えます。Bruntsfield Hotelの近くで降りたいと告げたにもかかわらず教えてくれない運転手さんもいるらしく、Bruntsfield Placeという通り名を通り過ぎていくのに気づき、慌てて運転手さんに確認すると、もう過ぎたと言われ急いでバスを降り5~6分歩いて戻り無事到着しました。まるで冬のようなエディンバラの寒さにカゼをひかないよう、新たに服を着込み、防寒対策をしっかりして出かけることにしました。

今年から機内持ち込み手荷物が一人一個のみという厳しい制限ができたことで、いつもならスーツケースも含め全ての荷物を機内まで持ち運び自分の手元に置いておくことができたのですが、それが叶わなくなり、せっかく買った紅茶たちを手元から離すのも心配で今年は買い込む紅茶も最小限の量に止めます。

まずJENNERSデパートへ。ロンドンのHarrodsに比べるとだいぶこじんまりしています。
JENNERS
フードコーナーへ直行です。目の前にたくさんの紅茶が並べられているのを見るとワクワクしてきて全部買いたくなる衝動をやっと押さえます。
JENNERSのScottish Breakfast、Old Edinburgh Blend、販売先が限られていると言うEDINBURGH TEA&COFFEE COMPANYのThistle Tea、Heather Tea、BRODIE MELROSE DRYSDALE&COのEdinburgh Tattoo Tea、普段紅茶をあまり召し上がらない方にも好評のトワイニングのレディグレイ、他にDEAN'Sのコーヒー風味のプチショートブレッド、日本でもお馴染みのWalkersのショートブレッドなどを買いました。動物型も可愛らしいです。
そして同じ階にある生活雑貨コーナーでタータンチェック柄と、マッキントッシュデザインのピンクローズの絵柄のマフティーコジー、お揃いの柄のピンクローズのマグカップなどを買って帰りました。

次にWHITTARDへ。こちらの紅茶専門店は、英国中に支店があり日本でも新宿の伊勢丹などでも見かけますがこちらにはその土地ならではのオリジナルブレンドがあり、今回もScottish Leaf Teaを見つけました。他に新発売の80 Organic Teabags、FAIRTRADE Teabagsが気になり買うことにしました。
ウィタード
そしてOld North Bridgeを渡ってエディンバラ旧市街へ。世界遺産にも登録されているエディンバラの旧市街と新市街。新市街と言っても建設されたのは18世紀後半ということで歴史を感じます。今回の旅の目的の一つにしていたCanongate通りにある紅茶の優秀店「The Tea Room」が無休のはずが訪れてみると何と今週1週間ホリディということで閉まっていました・・・。あまりのショックに身体中の力が抜けてしまいしばらく茫然と立ち尽くしてしまいました。
スコットランド在住の料理研究家で、ブルックボンド紅茶教室でも教わったことのあるアン・スカジェル先生にも美味しいと薦められたここの紅茶が頼みの綱だったので本当に残念だったのですが、気持ちを切り替えて通り沿いにあったBrodiesの紅茶を扱うティールームでFamous Edinburgh、Today's soup、ツナ&コーンのベイクドポテト(ジャケットポテト)、ティーケーキでランチを楽しむことにしました。
お店看板 外観
スープ&紅茶 ツナのベイクドポテト
ティーケーキ 店内の紅茶
歩いてる途中、入口に置かれたスコットランドのタータンチェックの衣裳を身につけたタンタンの木彫り人形に導かれるように中に入ってみると、ケルトジュエリーを扱うお店のようでした。
タンタン
マッキントッシュデザインによるローズとハイチェアをイメージして彫られたものと、スコットランドの国花Thistle(アザミ)をモチーフにして、花びらの部分にアメジストがあしらわれた純銀製のティースプーンに心惹かれ2本とも欲しくなり購入してしまいました。

旧市街の重々しくも荘厳で堂々たる街並を心に留め、エディンバラの街のシンボルの一つでもある時計塔の建物、Balmoral Hotelへ。
Balmoral Hotel
予約時間の17時を少しオーバーしていたので寒さに縮こまりながらも急ぎ足で向かいます。
ドアマンの方も、スコットランドの正装をされています。
バルモラルホテルのThe Parm Courtは、今年新たにTea Guild Memberになりました。昨年訪れたロンドンのブラウンズホテルの系列ということで、私にとっては今回の旅を締め括るこの場所に、どうか美味しい紅茶と出会えますようにと最後の願いをかけることになりました。
ラウンジ入口 シャンデリア
こちらのスコットランドならではのティーフードが頂けると言う、事前に調べておいたThe Tartan Teaのセットをリクエストしたのですが今はもうメニューにないと言われてしまい、またまたガックリで、ダンディケーキやスコティッシュパンケーキなどのタータンティーを楽しみにしていたと伝えると、OK!、では特別にあなたのためにスペシャルメニューにしましょうと、通常のThe Balmoral Teaのセットメニューと、The Tartan Teaの中のメニューとされていたDundee Cake、Scottish Pancakes、Selkirk Bannock、Strawberry Tarts、Heather Honey Sconesを取り入れてサービスで出して下さいました。
NEC_0074.jpg ショートブレッド
Scottish Pancakes&Selkirk Bannock
最初の紅茶は、Royal Scottish Balmoral Blendをお願いしました。ティーカップに赤みがかったきれいなオレンジ色の紅茶が注がれ、立ち上る甘く花のようなフレッシュな香りに、あぁ~、これは絶対に美味しいはずと確信しました。
Royal Scottish Balmoral Blend
一口頂き、最後の最後にやっと、心から素晴らしいと思える美味しい紅茶に出会えたと、本当にホッとし安心感に包まれました。
紅茶が大切に扱われている嬉しさのあまり、その後もティーフードよりもついつい好きな紅茶ばかりを、ダージリン、アッサム、セイロン、セイロンディカフェインネイティッド、フェイマスエディンバラ、ラプサンスーチョンとお替わりしてしまい、20時すぎまでゆったりとスコットランド最後の夜を満喫しました。
たまたまその日、英国と中国の文化交流パーティーがラウンジ奥で開かれていてスコットランドの正装をした方々が次々と通り過ぎ、私があまりに美味しそうに幸せそうに紅茶を飲んでいたようで、ニコニコ笑いながら「美味しい?」と、紅茶を飲むジェスチャーをしながら声をかけられ楽しい体験でした。

ピアノの生演奏も、スコットランドで生まれた「蛍の光」のメロディも流れ、思い出深い音楽が心に響きました。
どこからかバグパイプの演奏が聴こえ始め、その音を探し求めて行くと、ホテル玄関外で素晴らしいキルトの衣裳に身を包んだ専任のバグパイパーの方が郷愁を誘う美しい音色を奏でていらっしゃいました。
piano バグパイパー
6月のエディンバラもいつまでも明るくなかなか日が暮れないのでそろそろ帰らないとと、21時過ぎにBruntsfield Hotelへ戻りました。予約時にUpper FloorのBeautiful viewのお部屋をリクエストしておいたからか、お部屋の窓からはライトアップされて美しく浮かび上がったエディンバラ城が望めました。
エディンバラ城 ティーセット
今回の紅茶の旅の中で、慌ただしくも最も充実した一日となりました。
お部屋


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飛行機今日はいよいよスコットランド・エディンバラへ向けて出発です!
英国内を飛行機で移動するのは初めてなのでちょっと緊張します。

Old Parsonage Blend Teaをルームサービスして頂き、お部屋で簡単に食事を済ませました。
ヒースロー空港15:15発の飛行機ですが、以前オックスフォードの先のモートン・イン・マーシュへ行った時に電車が1時間以上遅れたことがあり、余裕を持って10:38発のFIRST GREAT WESTERNに乗ります。
素敵な滞在を贈ってくれたOld Parsonage Hotelを後にし、タクシーで早めにOxford駅へ向かいます。
ホテルロビー ホテルの扉
何やらアナウンスで10:38発の電車が10:05に到着するというようなことが聞き取れました。London Paddington行きの電車は本数は多いのですが、乗り換えなど時間がかかる便もあるので駅員さんに確認すると、この10:05発の列車だと促され慌てて乗りました。
11:32London Paddington着予定がだいぶ早まり11:00頃に着いてしまいました。ちなみにロンドンとオックスフォードの往復電車代は、事前にインターネットで購入しておいたSaver Return Ticketで20ポンドです。

お腹もすいてきたので駅構内にある私のお気に入り、West Cornwall Pastyへ。
パディントン駅 お店外観
店内でSmall Traditional Pastyと紅茶を楽しみました。コーンウォール地方の名物コーニッシュパスティは、厚いパイ生地の中にジャガイモや玉ネギ、お肉などがたっぷり入って熱々で本当に美味しいのです!
パスティと紅茶 パスティ
お店の内装も、趣のある木とレンガの造りが船内にいるような雰囲気たっぷりで素敵です。
店内1 店内2
店内3 パスティ作り方
地下鉄は階段が大変なので今回初めて贅沢をしてヒースローエクスプレスに乗る予定でいたのですが、何か事故があったらしくパディントン発の列車がほとんどキャンセルされていて結局地下鉄で空港に向かうことになりました。
その地下鉄も、なかなか電車が来ずやっと来てもパディントン駅に止まったまま30分以上発車せず、ちゃんと間に合うのかだんだん不安になりながら何とか無事にヒースロー空港に到着しました。
British Airwaysなのでターミナル1へ移動します。水のペットボトルの持ち込みも禁止で危うく没収されそうになり、JALの機内でもらえるこのエビアンの容器が持ち運びにちょうどいい大きさで貴重なので慌てて「今飲みます」と答えて少しだけ飲み、残りは近くの植木にあげ容器だけササッと持ち帰りました。ハンドクリームも透明な袋に入れて別に持ち歩かないといけません。

無事に出発ゲートに着き、Costa CafeでイタリアンハムとサラダのサンドウィッチとTyrells Lightly Saltedのポテトチップス、トワイニングのアールグレイでホッと一息つきます。
コスタカフェ
そろそろ搭乗時刻も近づき待合室に行くとまだ搭乗開始してなく、もう少しお待ち下さいアナウンスが流れ、結局何か不都合があったらしく、乗る予定の飛行機が変更になり、そこからシャトルバスで別の飛行機に直接階段で上って乗り込みました。その後の離陸も1時間以上遅れ、16:35エディンバラ空港着予定が18:00近くに到着しました。機内でも紅茶を楽しみました。
BAの紅茶
エディンバラ空港を出てすぐ右にバスに飛行機の羽が生えてる絵のAIRLINKバスで市内までの往復割引チケットOpen Return(5ポンド)を買って25分くらいで終点City Centre Waverley Bridgeへ。

バスから眺めるエディンバラの景色は、思っていた以上に重厚でほの暗く、建物だけではなく街自体が文化遺産なのだと長い歴史を経てきた空気を感じさせました。

魔女伝説も残り、ハリー・ポッターの舞台にもなっているスコットランド。これは本当に魔女や魔法使いがいても全然おかしくないなと思わせる風格が漂っていました。
その後エディンバラ市内からタクシーで本日の宿泊先キルドナンホテルへ向かいます。10分くらいで5.5ポンドでした。

飛行機の遅れでホテルへのチェックインも19:00を過ぎ、バスでまた市内へ戻るエネルギーもなく、近くの美味しいレストランを教えていただくことにしました。けれどお店入口のメニューを見てもコース料理で特にひかれるものがなく、ふと気づくと近くにスーパーTescoを発見し、ツナ&キュウリのサンドウィッチ、チキンとマカロニのサラダ、チキンブロスのスープ、フルーツ盛り合わせ、ブルックボンドのスコティッシュブレンドティーを買い、お部屋でゆっくり頂くことにしました。
スコットランドはスープが美味しいそうで、このチキンブロスも缶を開けた途端にとっても美味しそうないい匂いがして、これは温めて食べたいなと、厚手のビニール袋に入れ替えポットで沸かした熱湯につけて熱々を楽しみました♪
疲れと寒さと野菜不足気味な身体にしみわたる美味しさでした。
スコットランドの水で楽しむスコティッシュブレンド紅茶も格別でした。
お部屋のティーセット シェリー酒

キルドナンテーブルセット キルドナンお部屋



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バラオックスフォードの朝も涼しく過ごしやすいです。
朝食を頂きにダイニングへ。イングリッシュブレックファーストを注文しました。
紅茶もイングリッシュブレックファーストティーです。
こちらの朝食もそれぞれが素晴らしくて感激の美味しさです!
朝食プレート
ブラックプディングもありました。昨年、湖水地方のホテルで初挑戦した時はパサパサしていて何だかよくわからなかったのですが、スパイスが効いていてハンバーグのようなレバーのような、ああこういうものなんだなと少しだけこの味が理解できました。
ソーセージが細めで食べやすくベーコンもトマトも本当に美味しく、今まで体験したイングリッシュブレックファーストの中でも最高でした。
フルイングリッシュブレックファースト
オレンジとグレープフルーツのフレッシュジュース、手作りのマーマレードもとろっと上品で本当に美味しくて感激しました。

地元の食材が使われ、テーブルに置かれたソースもOxford Sauceです。
手作りマーマレード オックスフォードソース
ホテル裏のバス停からバスに乗り、コッツウォルズ地方の一つ、世界遺産のブレナム宮殿とウッドストック村へ向かいます。
20分ちょっとでブレナム宮殿へ到着しました。
宮殿入口 宮殿入口

橋
エレガントで品のある雰囲気です。売店に「Tea for two♪」など、素敵なティータイムを楽しむためのCDアルバムが置いてあったので迷わず購入しました。
きれいな庭園を眺めながら、名物のブレナムパレスアイスクリームを紅茶と一緒に頂きました。
カフェ入口 ブレナムアイス&ティー
ブレナム宮殿 噴水ガーデン

2杯目は、紅茶にアイスクリームを浮かべてブレナムパレスアイスクリームティーを楽しみました♪
ブレナムパレスアイスクリームティー ブレナムアイス看板
ローズガーデンも見頃でバラのアーチも素敵でした。
バラのアーチ ピンクのバラ
赤いバラ ローズガーデン
白いバラ
川が穏やかに流れ、白鳥が優雅に泳ぐ広大な敷地のブレナム宮殿を抜けるとそこがWoodstock Townです。
橋 宮殿と川
白鳥
こじんまりした可愛らしい雰囲気でアンティークショップもたくさんあります。
心ひかれる素敵なティーカップを見つけました。
そして、Harriet's Cake Shop and Tea Roomsへ。店頭ではアイスクリームが売られていました。
中庭付きで雰囲気もよく、美味しいクリームティーを楽しみました。
ハリエッツ外観 コッツウォルズクリームティーセット
クリームティー
町をお散歩し、気になったアンティークカップをBest priceにして頂き、ブレナムティールームで紅茶を楽しんで帰りました。奥の窓際席には、1つのテーブルに1匹ずつクマが座っていて可愛らしく楽しげな雰囲気です。
ブレナムティールーム外観 ブレナムティールーム

クマ クマお茶
プー
夏の英国は21時を過ぎてもまだまだ明るく、お部屋でお茶をいれてホテルの美味しいショートブレッドと一緒にゆったり過ごしました。
Ridgway コールポート

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カバンロンドンのPaddington駅11:22発の特急列車FIRST GREAT WESTERNでオックスフォードへ向けて出発です!
駅構内にあるパディントンベアのショップが可愛らしいです。
パディントンショップ パディントンショップ裏
パディントングッズ パディントン銅像
車内販売で紅茶をお願いすると、PG Tipsのプラスティックカップでサービスされました。ふたを開けると、丸型のティーバッグにアルミのモールが付いていてカップのふちにひっかかるようになっていました。
PG PGミルクティー

ミルクティーを飲みながら車窓を眺めていると、羊がたくさんいてやっぱり英国のカントリーの風景はいいなと心安らぎますヒツジ馬デスクトップ(草原)
到着予定時刻の12:20を少し過ぎ、1時間ちょっとでOXFORDに到着です!

タクシーで本日の宿泊先、Old Parsonage Hotelへ向かいます。
可憐な白いバラの花の香りに包まれて中に入ると、歴史を感じる重厚な扉の向こうに素敵な空間が広がっていました。
ホテル外観 ホテルの門
バラ ホテル扉
ロビー ロビーの暖炉
オックスフォード市内を散策し、不思議の国のアリスのショップに寄ります。アリスの紅茶、ティータオル、ポストカードなどを買いました。アリスのティールームも以前はあったようなのですが、残念ながら今は別のティールームに変わってしまっていましたウサギとらんぷ
アリスショップ
大学や教会も多くクライストチャーチ、
クライストチャーチ入口 クライストチャーチ中庭
ラドクリフカメラなど歴史を感じる建造物が素晴らしいです。
ラドクリフカメラ カレッジ
クライストチャーチのホール前の階段が、映画ハリー・ポッターに登場するシーンと全く同じで感激しました。
ホール前の階段 階段広場
ホール入口 ホール
テーブル席
ホテルに戻りラウンジでVery High Teaのセットを楽しみました。
Very High Tea Set スコーン

紅茶もOld Parsonage Blendというオリジナルがあり、ほのかにラプサンスーチョンの香りがし、何のブレンドが伺ってみるとアールグレイ・ラプサンスーチョン・アッサムということでめずらしいです。サンドウィッチもスコーンもケーキも素材の味が生かされた本当に美味しいものでこのホテルを選んでよかったと心から思いました。
ラウンジ



ハリー・ポッター物語への旅/鷹井 潤
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