走る男 鬱編 | ひろかわ整体院のブログ

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大阪市西区阿波座の東洋医学の逆襲!ココロとカラダにダブルアプローチします。

おはようございます。
今日はまた続編を書いていきたいと思います。

「BDNF(脳由来神経栄養因子)」という大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質があります。

一般的に意欲減退を防ぐ物質と言われています。

他にも脳細胞を強打したり、脳が脳卒中などの損傷を受けると、脳を守る為に脳内からBDNFを放出すると言われています。

他にも学習や記憶力を高めたり、まぁ色々なメリットがあります。

うつ病や神経症、自殺者の脳を調べると、
BDNFの値が低いことがわかっています。

つまりうつ病をはじめ精神疾患とBDNFは密接に関係があるんです。

だったらBDNFの量は多いほうが良いですよね。
BDNFをサプリで摂っても胃酸でやられますし、胃酸から上手く逃れても血液脳関門を
通るまでには至りません。

結局自分で作り出すしかありません。

BDNFを生成するにあたり、最も効果的なものは運動です。有酸素運動です。筋トレでは効果は出ません。

ランニングを週に三回、一回につき40分程度行うことによってBDNFの生成量が増えると言われています。

それを3週間程度続けていくと、必然的にBDNFの生成量が増えはじめて、モチベーションが非常に上がりやすくなります。

そう考えるとランニングは抗うつ剤より強力に効くと考えられます。

精神系の薬を飲まれている場合は、この場合にBDNFは上がりません。運動してもです。

基本的にはランニングというものを私は肉体レベルでの推奨は今でもしていません。ただ精神的な安定を考えた時には、たぶんありなんだと思います。

狩猟時代のDNAというか、肉体レベルでの人間の進化というものが殆んど無い状態で人類は快適に、どんどん社会が便利になっているにも関わらず、一向に幸福感を得られないのは、案外物理的な歩いたり走ったりする機会が少なくてなっているのも少しは原因としてあるのかなと
考えています。




今日も1日働きまーす