食べ物への執着は
飢えて暮らしていた証
12月の初めの収容から・・・・
ロッキーには 強いフードガードがありました
触られること テリトリーに侵入されること
不安な気持ちを 唸ることでしか
表現できない犬・・・・
そのロッキーは 譲渡対象犬として
新しい家族との出会いを待っているこです
職員さん以外
ボランティアも 散歩に行く・・・・
丁寧に ロッキーを導きながら・・・・
こんなに 仲良しになることが
出来るようになりました
もうね・・・ ロッキーのこと大好きよ
BYママ松
さて・・・・
お散歩のあとは・・・・
朝活のお楽しみ
美味しいごはんを準備したよ
だけど 事故防止を万全に
注意を払います
はい ロッキー マテ
みんな 下がって
グローブを着用し・・・・
スプーンを使って ごはんを認識させる
ほら これが ごはんの準備
あなたの準備はいいかな?
器を 2つ使い・・・・
与える・・・・ 私があなたにごはんを与える・・・・
所有を示しながら・・・・
関係性を構築する
唸った時点で 冷静に離れて
唸っても 吠えても
それは 意味がないことを 教えていく・・・・
ロッキーのこれまでの食事は
自分のテリトリーの中
犬舎の内側で 唸るから 食器を慌てて入れる
そんな方法でしたが・・・・・
人に近づいて食べる・・・・
人に分け与えられるということを
覚えさせていきます
唸らせないように
タイミングを見て 声をかける・・・・
大丈夫
どうぞ
美味しいでしょ
いい子
お利口
ロッキー どうぞ
今日は ロッキーの新しい記念日
はじめて 私の持つ食器から
食事をすることができました
やったぁぁぁぁ
怯まずに 怖がらずに
まっすぐ向き合う
あなたと私は 仲間だということを
あなたを 愛で満たすため・・・・・
はちボラを支えてくれる
みんなの応援のフードは
美味しいでしょ
取り上げない
蹴り上げない
叩かない
怒鳴らない
おまえの過去のトラウマを
ひとつずつ 解決していくために・・・
この動作ができるまで
実に・・・・3か月半かかりました・・・
時間が タイミングが 忍耐が 工夫が必要でした
今日からは 新しい日々へ・・・・
飢えて 虐げられた暮らしの証を
はちボラ魂で 満たし 塗り替えていく・・・・
そこにあるのは
愛という まっすぐな想いだけです・・・・
ロッキーさん
おまえは・・・とっても・・・・良い子だよ