当然ながら、個人情報保護の観点が大問題になる | 個人事業特化税理士@川崎・溝の口

おはようございます、今日は家庭消化器点検の日です。

ここ最近で、あらためて確認をした方も多いかもしれません。

 

自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。

海外における会計・税務の電子化、自動化について事例をご紹介しました。

 

日本に比べて電子化が大きく進んだ国では、国が納税者の税額を計算してくれる状況にまでなっています。

ただし、この裏側には、当然ながらひとつ、大きな問題が発生します。

いわゆる個人情報の保護です。

 

キャッシュレス決済と個人番号を紐付けることで、その人の経済活動全体をチェックする。

それによって、行政サービス全体の向上を図る、というのはとてもわかり易いメリットです。

しかしながら、当然のことながら、個々人の活動をさらけ出し、それを行政に手渡すことがその条件です。

 

実際、税務等の自動化が進んでいる国名をみると、いわゆる「個人情報」「人権」といった分野について、

なかなか厳しいところが並んでいるようにみられます。

ここらへん、今後の日本における会計や税務のことを考える上で、大きな問題となってくるかと思います。

 

いつもお読みいただき、ありがとうございます。