「税金が出ていないのになんで扶養に入れないの？」
こんな質問を受けるときがあります。
扶養に入れるかどうかは税額ではなく
合計所得金額で決まるからなんです。
合計所得金額とは？
収入から経費を引いた事業所得（利益）や
給料から給与所得控除を引いた給与所得
を足し合わせたものです。
医療費控除とか
寄附金控除とか
社会保険料控除とか
引く前の金額なんです。
ついでに、特別控除や繰越控除
このあたりの適用がなかったものとして
計算した所得のこと。
なので、マイホームの3000万円の特例
を使って税金がでないとか
去年の株が損だったから今年は
繰り越せて納税ないわーとか
事業で去年、大赤字だしたので
赤字と相殺で納税でないとか
こんな年は扶養に入れない！
この合計所得金額は結構大切です。
国民健康保険税の計算のベースも
この合計所得金額。
今回のご質問のケースは、
夫婦共有で土地建物を所有していて
3000万円の特別控除を使って
奥様は納税がゼロにもかかわらず
扶養に入っていなかったので
受けた質問でした。
なので、国民健康保険税も
あがっちゃうー・・・
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