自民党税制調査会の様子(1/10,11) | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんばんは。いつもご覧いただきありがとうございます。

明日は大荒れの天気になるようですね。

関東の交通機関は雪で一瞬のうちに麻痺してしまうので、

余裕をもって行動しないといけませんね。

大きな混乱がないことを祈ります。



さて、10日、11日で、自民党の税制調査会が開かれました。

平成25年度税制改正大綱の策定に向けて、議論が行われています。

少しだけ税制調査会の資料を入手しましたので、

そこから、今回の改正の動向を探りたいと思います。



まず、こちらが、1/10、1/11の式次第です。

1/10 
  
1/11 

こうして見ると、すでに報道されているものばかりですね。

このブログでもお伝えしているものです。

所得税の最高税率アップ、相続税の増税、

金融一体課税の強化、事業承継税制の適用要件緩和
など。

消費税増税による消費の冷え込み対策としては、

消費税の軽減税率導入や、

住宅取得税制の改正、自動車税・重量税の廃止
など。

まだ議論の段階で、実施が決まったわけではありません。

ただし、もう決定まで時間がありませんので、

ここにない議題については、まず改正が無いと思います。



そして、緊急経済対策の内容は、下記の通りです。

緊急経済対策

 
これも既報のものばかりですが、

雇用促進の税制、研究開発促進税制、

教育資金贈与の非課税規定
などですね。

このあたりは特に反対もないようなので、ほぼ決まりでしょうか。



最後に、納税環境整備の部分について。

税理士法の改正が、議案にあがりました。

参考 
 
しかし、よく見ると「検討項目」と書いてあるんですね。

ですので、おそらく「引き続き議論する」みたいに書かれて、

先送りされるのではないかと思っています。



週が明ければ、24日の税制改正大綱の発表(予定)に向けて、

議論が大詰めを迎えます。

これらの提案が採用されるのか、ダメなのか、

引き続き、行方を追っていきたいと思います。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!!




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