放射性物質飛散防止へ樹脂散布。政府、福島原発で実施
放射性物質飛散防止へ樹脂散布。政府、福島原発で実施・・・共同通信
24日、小型の無人飛行機が撮影した福島第1原発の3号機(エア・フォート・サービス提供) 政府は30日、福島第1原発の施設内のがれきや土壌に付着した放射性物質を含むほこりやちりが飛び散るのを防ぐため、原発敷地内に特殊な合成樹脂を散布する方針を決めた。
31日に試験散布を開始し、効果があれば敷地全体で散布する。
作業員の安全を確保し、原子炉冷却や施設内にたまった汚染水処理作業などを迅速化させたい考えだ。
第1原発では1、3号機の水素爆発や4号機の火災などで敷地内にあるがれきの上や土壌に放射性物質を含んだちり、ほこりが積もっている。
これが雨で海に流れたり、風で空中に舞うことで高濃度の放射性物質が広がってしまう課題が指摘されていた。
使用する樹脂は本来、埋め立てや土地造成で土が飛散しないよう表面を固める際に用いる。
遠隔操作が可能な無人車両からホースで水溶性の樹脂をまき、放射性物質を含んだちり、ほこりの飛散を防ぐ。
一定の粘着力があるため、電気設備や配管がある場所には散布しない。
作業は東電が実施する。
ただ、樹脂散布は暫定的な措置で、原子炉の状態が安定した後、抜本的な対策を講じる。
政府はタービン建屋の地下にたまっている汚染水の処理について、海上にタンカーを停泊させ自衛隊艦船が汚染水を運ぶ案を検討したが、放射性物質の遮蔽(しゃへい)に不安が残るため見送った。
原発施設内に貯蔵、処理施設をつくる方向だ。
被ばくを防ぐため現場観察などでロボット導入も計画している。
損傷した建屋を特殊シートで覆って放射性物質の拡散を防ぐ案も浮上したが、シート作成には1~2カ月間かかり実現は微妙。
枝野幸男官房長官は30日の記者会見で「あらゆる可能性を検討している中の選択肢だ」と述べるにとどめた。
(共同通信)
24日、小型の無人飛行機が撮影した福島第1原発の3号機(エア・フォート・サービス提供) 政府は30日、福島第1原発の施設内のがれきや土壌に付着した放射性物質を含むほこりやちりが飛び散るのを防ぐため、原発敷地内に特殊な合成樹脂を散布する方針を決めた。
31日に試験散布を開始し、効果があれば敷地全体で散布する。
作業員の安全を確保し、原子炉冷却や施設内にたまった汚染水処理作業などを迅速化させたい考えだ。
第1原発では1、3号機の水素爆発や4号機の火災などで敷地内にあるがれきの上や土壌に放射性物質を含んだちり、ほこりが積もっている。
これが雨で海に流れたり、風で空中に舞うことで高濃度の放射性物質が広がってしまう課題が指摘されていた。
使用する樹脂は本来、埋め立てや土地造成で土が飛散しないよう表面を固める際に用いる。
遠隔操作が可能な無人車両からホースで水溶性の樹脂をまき、放射性物質を含んだちり、ほこりの飛散を防ぐ。
一定の粘着力があるため、電気設備や配管がある場所には散布しない。
作業は東電が実施する。
ただ、樹脂散布は暫定的な措置で、原子炉の状態が安定した後、抜本的な対策を講じる。
政府はタービン建屋の地下にたまっている汚染水の処理について、海上にタンカーを停泊させ自衛隊艦船が汚染水を運ぶ案を検討したが、放射性物質の遮蔽(しゃへい)に不安が残るため見送った。
原発施設内に貯蔵、処理施設をつくる方向だ。
被ばくを防ぐため現場観察などでロボット導入も計画している。
損傷した建屋を特殊シートで覆って放射性物質の拡散を防ぐ案も浮上したが、シート作成には1~2カ月間かかり実現は微妙。
枝野幸男官房長官は30日の記者会見で「あらゆる可能性を検討している中の選択肢だ」と述べるにとどめた。
(共同通信)