友達とランチした日は
子供達2人にお留守番を頼んで行きました
飼っているうさぎのここ(ここあ)11歳
去年の秋足に腫瘍が見つかりました
今年に入って病院から手術も提案されましたが
年齢的に麻酔をすると亡くなるリスクが高く
普通の飼いうさぎよりも警戒心が強く繊細で
病院に行くと暴れて先生を困らせます
手術できたとしてもその後の療養も
なかなか難しいだろうと
手術はしないと決め
お薬で様子を見ることにしました
痛み止めと抗生剤を毎日
緩和ケアです
2月くらいまではそこまで大きくなかった腫瘍が
その後どんどん大きくなり
見ているのも辛い毎日でした
手術しなかったのは間違いだったのか‥
だけどしたところで
麻酔で死んでいたかも‥
とぐるぐる考えてしまう毎日でしたが
とにかくできるだけ清潔に過ごせるように
お掃除に力を入れ
時間があればたくさん撫でて
思い出もたくさん作ろうと
うちに誰もいない時間をあまり作らないように
過ごしてきました
ランチも娘がいる時じゃないと
行けないと思ってたので
娘が休みの日にうさちゃのことをたのんで
出かけました
その日息子は勉強しながら
(すぐ近くにテーブルがあるので横で勉強し)
たくさん撫でたと言ってました
翌日私は家族を送り出し
家事をしてました
家事をしながら
ここに声をかけ
チラチラとみながら
家事を終わらせていくのですが
(毎日の日課でした)
急にぱたっと横になったので
すぐにここのそばにいきました
横になって寝ることは元々はあまりなくて
年をとったせいもあり
足をかばってるので疲れて
去年くらいから横になって寝ることも
増えたのですが
その日は明らかに様子がおかしく
もう危ないかもしれないと
家族に連絡しました
とても警戒心が強いので
家族の私達が近づいたら
すぐに起き上がっていたのに
全く起き上がる様子もなく
横になってきつそうにしていました
やはりもう長くないなと思いました
娘は昼から帰れそうだというので
それまでタオルに絡んで抱えて様子をみたり
箱にタオルを敷いてベッドにして
寝かせてみたりしながらずっとそばにいました
娘が帰り
シリンジでお水をあげてみたり
大好きなバナナを潰してあげてみたりしましたが
ほんの少ししか飲むことも食べることも
できませんでした
夕方になり
苦しさが増してきたのか
バタバタするようになりました
息子の帰りを待ってるかも‥
そう思いLINEしたり電話したりしましたが
学校ではスマホの電源を切って帰るまでロッカーに入れてあるので
学校自体が終わらないと繋がらないんです
まだかまだかと
待っていると
息子の方から連絡がありました
電話をスピーカーにして
「ここが待ってるみたいよ。苦しそうやけど
帰りを待ってるみたい。だけどもう苦しそうでね。」
と言うと息子が
「もう間に合わん?ダッシュで下まで降りてバスのる」と
何かほかに話しましたが
他は覚えてなくて
だけど電話がつながっている
ここは電話の向こうの息子の声を聞きながら
なくなりました
娘と2人で看取ることはできたけど
とても辛かった
まだできることがあったのかも
あれをしなければよかったかも
こうしてあげれば良かったかもと
色んな思いが頭のなかをぐるぐるして
涙が止まりませんでした
11年
私が1番こことたくさんいました
娘は辛いことがあると
必ずここに聞いてもらってました
息子は3歳の頃からここと大きくなりました
飼うことにあまり賛成でなかったパパも
おやつを買ってきてあげたりするようになりました
腫瘍が出来てから
突然死んでしまう事もあるかもしれないとは
思っていましたが
もう少し頑張ってくれると信じていたので
悲しくて悲しくて‥
冬であればあと1日くらい
家に置いてあげたかもしれないけど
日中は暑いので保冷剤では
ここが悪くなってしまうと思い
翌日子供達は学校に行く前に
朝お別れをして
パパと2人で午後から火葬に行きました
火葬する際は色々と一緒に物を入れられないと
聞いていたけど
担当の女性の方がとても良い人で
大好きだった食べ物やお花
足が悪かったので隠すためにも
小さなタオルをお布団のようにかけていたのですが
それも大丈夫ですよとおっしゃって
お花で綺麗に飾り
大好きなバナナもチモシーもペレットもいれ
さようならとありがとうをいっぱいいっぱい
言いました
二時間後
綺麗に残ったここの骨
担当の女性が
どこの部分の骨か説明してくれました
しっぽや爪や歯まで
綺麗に残っていました
パパと骨壷に入れ納骨しました
うちから比較的近いお寺に
納骨させていただいたので
49日法要には子供達と行こうと思ってます
ここが亡くなって約2週間になりますが
まだまだ寂しく
受け入れられないでいます
子供達も未練たらたらで
「ここは成仏できんね」
「成仏させる気ないね」って
息子はまだここはうちにいるって言います
もうペットを飼うのはやめます
今もう一羽うさぎちゃんがいますが
その子で最後にします
その子をたくさん愛して大切にします
ここちゃんありがとう
まだまだ思い出すと涙が出るけど
乗り越えるよ
きたばっかり頃のここ
しばらく実家にいました
会いたいよここ