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何度か書いていると思いますが、充希は集団指示がなかなか通りません。


集団指示は通らないのですが、充希が何か指示とは違うことをしていたり、何をして良いかわからないでいると、充希が何か言うまでもなく、周りのお友達が助けてくれています。(特定の子ではなく、何人もいるようです)



お友達に恵まれてありがたいと思うのはもちろんですが、それと同時に今充希がこうして集団の中で何とかやっていけているのは、決して充希自身の力ではないなと感じていて。


小学校に入ってから困るのではないかと心配しています。



ただ、給食の献立など一度聞いたことはさらっと言ったことでも結構覚えていたり、こちらが何か話している時にあまり聞いていない風だった時に、「お母さんはさっき何て言った?」と聞くと、意外と言っていることをしっかり答えていたりして、充希は先生の言っていることを聞いていないのではなく、聞いてはいるものの、それが行動につながらないのでは?と最近思いました。


なので、幼稚園の先生に例えば集団指示で指示されたものをその通りに持って来られたらご褒美にシールを貼らせてもらうなど、充希がちゃんとお話を聞いてその通りに出来たらいいことがあると思えれば、もしかして指示が少しは通るようになるのではないかと、無理のない範囲で試させてもらえないかと幼稚園側にお願いしてみましたが、こちらは却下されてしまいましたアセアセ


他にもお子さんがたくさんいる中で、充希だけ特別扱いのようにシールを貼らせる訳にはいかなかったのだろうと推察しています。



療育先の先生にも相談すると、まずは集団指示が通るようになる前に、通らなかった時に自分から発信することを覚えることの方が大事だと言われました。


その為に、出来るなら


・よく助けてくれるお友達には先生から「充希ちゃんは今みんなみたいに先生のお話を聞く練習をしてるから、ちょっと充希ちゃんが困っていてもすぐにお手伝いしないで見守ってあげて」とお話ししてもらい、環境を整える。

・充希が指示されたことと違うことをしていたり、何か困っている様子を見たら、先生に充希を近くに呼び寄せてもらう。(たくさん子供がいる中で充希から先生の元に行くのはまだ難易度が高いだろうということで)

・充希を近くに呼んだら、「先生さっき何て言ったか覚えてる?わからなくなっちゃった?」等聞いてもらい、充希が「わからなくなっちゃった」と言ったら、「わからなくなっちゃったら、もう一回聞いて良いんだよ」「もう一回教えてって言ってごらん」と伝えてもらう。


と言うことでした。


私は集団指示が通ればとばかり考えていたように思いますが、集団指示が通らなくても、自分がわからない時に教えてほしいと発信することがまず大事なことなんですね。



残り少ない幼稚園生活の中で、少しでも就学後に困らないようにスキルを身につけてくれたら良いなと思います。




 



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