東洋リビング - 防湿庫 オートクリーンドライ ED-120CATP(B) | のーてんきぶろぐ

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買うかどうか真剣に悩んだ結果、ポイントがたまってるのを良いことに注文したものがやってきた。


東洋リビング 防湿庫 オートクリーンドライ 116L ブラック ED-120CATP(B)

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これはカメラやレンズを収納しておく保管庫で、防湿庫というもの。
中の湿度を常に一定に保つ機能のおかげで、梅雨時でもレンズへのカビ発生を防げる。

とはいえ、この防湿庫も普通に買えばかなりええお値段のするもの。
ついにここまで手を出してしまった…。


目次


1. これまでの保管方法の問題



一眼レフを買ってからこれまで4年間は、ドライボックスという大きな密閉容器に乾燥剤やカビ防止剤を入れ、その中でカメラ・レンズを保管してきた。

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カメラ用の乾燥剤(キングドライ乾燥剤)を使えば乾燥しすぎることもなく、カメラに最適な40%前後の湿度を保ってくれる。(乾燥しすぎても特殊なカビが発生するらしい)
ドライボックスと乾燥剤・カビ防止剤のおかげで、これまでもカビ対策はしっかりできてたと思う。


けど、この方法には2つ面倒なことがある。

1つ目は、乾燥剤・カビ防止剤を定期的に交換する必要があること。

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乾燥剤もカビ防止剤も消耗品やから、限界を迎えるたびに新たな物を購入して交換しなあかんのが地味に面倒臭い。


2つ目は、機材が増えてくると機材の出し入れに手間取ること。

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限られたスペースに積み重ねてレンズを収納してると、どうしても下の方にあるカメラ・レンズを取り出すのが面倒臭くなる。しかも、精密機器のレンズを重ねて収納するというのもあまり良くないはず。
ドライボックス内に仕切りを付けることも考えたけど、いざ仕切りを入れてみると収納できなかった。



2. 防湿庫は必要?



防湿庫があると間違いなく便利ではある。

まず、電子ドライユニットという耐久性がある自動除湿器のおかげで、放っておいても勝手に湿度を一定に保ってくれる。

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防カビ効果のある光触媒機能もついてるから、乾燥剤もカビ防止剤も必要ない。
消耗品を交換する手間がないから、ただただ放置しておけばいい。


そのうえ、棚があって綺麗に整理できるから機材を重ねて収納する必要がない。

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引き出し式の棚は奥の方に入れた機材を取り出すのも簡単。

防湿庫を買えば、こういった便利さを手にすることができる。


とはいえ、あくまでこういったメリットは防湿庫があれば便利、という話。
はっきり言えば、カビ対策だけが目的なら必ずしも防湿庫まで買わなくてもなんとかなる。

(ちなみに、下の写真は容量15Lのドライボックスと容量116Lの防湿庫を並べたもの)

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便利さのためだけに、かなり高い値段を払って防湿庫を買うべきか。
これが購入をためらう一番の理由やった。


あれこれ考えた結果、防湿庫を買うと決めた理由は以下の3点。

1. ポイントがたまってて、使用期限が迫ってた
 (ポイントの利用方法としてカメラを買うことも考えたけど目ぼしいものがなかった)
2. ドライボックスといういわばタッパーより見た目が断然かっこいい
3. 故障が少なく、故障してもメーカーの対応が丁寧そう
 (20年以上故障なく使えることもあるみたいで、長く使えそう)


ちなみに、防湿庫メーカーの二大大手である「東洋リビング」と「トーリ・ハン」以外なら安い防湿庫を販売してるところもある。けど、除湿方法が違うせいで、耐久性が低くあまり長くは使えなさそうやったり電気代が10倍(?)くらいになりそう。カビを抑制する光触媒機能もない。
どっちみち長く使う物なら良い物を買いたいし、二大メーカーのどちらかにすることに。


さらにちなみに、トーリ・ハンでなく東洋リビング製品を選んだ理由は以下3点。
1. 棚の色・質感が好み
2. 棚が引き出せる → 奥の物も取り出しやすそう
3. ライトによる光触媒機能が長く使えそう → トーリ・ハンは棚への塗布



3. サイズ選びの問題



やっとこさ購入を決心して、さらにちょっと頭を悩ませたのがサイズの問題。

防湿庫を買ってからも機材が増えることを考えれば、一般論として、必要なサイズのワンサイズ上を購入しておくべきらしい。



サイズの差の割には値段差が少ないから大きいサイズの方がお得。しかも、設置する際に占める床面積は同じで、容量によって高さが変わるだけ。そんなわけで、大きいサイズを選びやすい。


自分の場合、容量116L、137Lのどちらかで悩み、結局は116Lの方を選んだ。
大きい方が良いんやろけど、137L以上は扉が2つ付いてて、ガラス一枚板の116Lの方がかっこよく感じたから。それと、今後増える機材を考えても116Lで納まりそうやし、もし納まらなければあまり使わないレンズを今持ってるドライボックスに入れておけばいいかなと考えた。



4. やってきた防湿庫



付属品を挙げてみると、
・棚板×4
・棚板に敷くクッション用の平たいスポンジ×4
・棚板に敷くクッション用の波型レンズホルダ(4連)×1

それと、下の写真に写ってる
・取扱説明書
・LEDバーライト×1
・LEDバーライトのコード取り回し用フック×2
・鍵×2

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LEDバーライトを設置して点灯するとこんな感じ。

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庫内の壁のどこにでも、マグネットでライトを取り付けできる。


扉には標準でアナログの湿度計が付属。
ただ、後述するようにデジタルの湿度計に交換することもできる。

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防湿庫の背面。

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下の写真左から
・防湿庫自体の電源プラグ(黒オス)
・防湿庫の上で充電したり、庫内コンセント用電源プラグを接続するためのコンセント(黒メス)
・庫内にある2口コンセント用の電源プラグ(白オス)

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(コンセントを写真に写すためにテープを貼っただけで、標準でこんな汚いわけじゃない)

2口以上の電源タップを黒メスのコンセントに取り付ければ、防湿庫の上でカメラの電池を充電しつつ、防湿庫内のLEDバーライトを点灯させたりすることもできる。


到着して最初は半日~一日の間、まず試運転が必要。はじめは特に、庫内の湿度が全然下がらなくてちょっと焦った。その日が特に湿度の高い日やったのもあるかもしれんけど、夜に稼働して一晩おいても50%以上の湿度やった。

ただ、試運転を過ぎるとしっかり湿度が下がってくれてるし安心した。



5. オプション品と一工夫



オプション品一つ目は、デジタル湿度計。

東洋リビング 防湿庫オプション デジタル温湿度計 ブラック OP-AD-HD-BK

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デジタルの方が見易そうなのと、キャンペーンで安かったから自分はデジタル湿度計を別途購入した。


オプション品二つ目は、レンズを置く部分の隔が広めのレンズホルダ。

東洋リビング 防湿庫オプション 波形レンズホルダー L 3連 OP-AD-LH(L)3

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標準で付属するレンズホルダが4列なのに対してこれは3列で、1列ごとの幅が広め。
直径が太めのレンズの場合は、3列のこのレンズホルダを使った方が良さそう。これもキャンペーンで安かったからこの機会に買っておいた。


次はオプション品ではないけど、2つ目のLEDバーライト。

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非売品やから詳しくは書かないけど、下のページを見てから入手した。
 → ED-120CATP(B)(機種対応オプション)|


設置。両側から照らしてくれる方がなんか落ち着く。

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最後は、ちょっとした一工夫。

本来、庫内に設置したLEDバーライトの電源ON/OFFの切り替えは、防湿庫の扉を開けてバーライトに付属したスイッチで行う必要がある。ただ、わざわざ防湿庫の扉を開けなくてもライトの電源をON/OFFできるよう、コンセントを節電タップに接続してみた。

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後は節電タップのスイッチを押すことで庫内LEDライトのON/OFF切り替えが可能。(前提としてLEDバーライトに付属のスイッチはONの状態にしておく必要がある)

ちょっと丁寧めに書いておくと、LEDバーライトの電源プラグを庫内コンセントに接続、庫内コンセントの電源プラグを節電タップに接続という流れ。やってることは電源ONのままコンセント抜いてるようなもんやから、ライトにはあんまり良くないのかな…。その辺詳しくないからよく分からへんけど、とりあえず問題はない。

<製品仕様>
外寸 (幅×奥行き×高さ)423 × 408 × 866 mm
内寸 (幅×奥行き×高さ)417 × 344 × 777 mm
内容量116 L
重さ19 kg
定格消費電力110 W
定格電圧AC100V (50/60Hz)
引き出し棚 内寸 (幅×奥行き×高さ)345 × 275 × 35 mm
引き出し棚 耐荷重12 kg/枚




これでおわり。
また書きたいことがあったらここに追記していこう。