南京亭【2023年12月26日から一時休業】@東神奈川/京急東神奈川 | Ramen Story Of L.I

南京亭【2023年12月26日から一時休業】@東神奈川/京急東神奈川

約12年ぶり「南京亭」に再訪問しました。

 

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東神奈川駅と京急東神奈川駅からほど近い西神奈川交差点の一角に、地元の方なら知らぬ者はいない昼時には並びができるほど絶大なる人気老舗町中華料理店南京亭がありました。


南京亭は昭和42年頃神奈川駅付近の青木橋で創業したのが始まりのようで、平成に入った頃現在の場所に移転してきたそう。


南京亭と言えば客の7割が注文する大看板メニューで横浜発祥の「サンマーメン」が余りにも有名で、サンマーメンを初めて提供したと言われてる「玉泉亭」並にサンマーメンで超有名な店です。


そのサンマーメンも含め南京亭は量が多くボリューム満点の麺類が多いことでも知られ、たまにデカ盛りの店と紹介してる方もいる。

 

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そんな南京亭が店舗の建て替えを行う為2023年12月26日〜2024年6月30日予定の間一時休業するとの事で、リニューアル前最後に食べておきたいと超久しぶりに南京亭へ休業する4日前に行ってきた。


私と同じように最後に食べておきたいと考えてる方で相当な並びができてるだろうと予想し1時間以上並ぶつもりで真冬の12時40分頃に到着すると、エェ〜!?外待ち2人とまさかの少ない並びで最後尾に並んでるおばちゃんの後ろに着いたらすぐ女性スタッフが出てきて何名か聞かれて少しお待ちくださいと言われ数分後に席に着けた!


しかし、私が入った後は店内数人待ちと外に長い並びができるほど一気に混みだし、私は超運がよくナイスタイミングだったみたい。


ちなみに退店時は推定20人位の並びができていた。

 

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しかし、改めて店内を見ると油などの影響でか燻んで年季もだいぶ入ってたので、リニューアルをして正解だったかも。


厨房に先代の息子と思われる方と昔から変わらず厨房にいる先代の奥さんと思われるおばちゃんとホールに女性スタッフ2人の4人体制で切り盛り。


調理が終わるとお構いなしに厨房でタバコを吸ってた先代は亡くなったのかな、厨房右端に置かれてた写真立てに先代が写ってたので。


そして、おばちゃんが未だバリバリの現役で麺を茹でて湯切りしてるとは!


そうおばちゃんは昔から麺担当で、姿勢よくチャッチャと湯切りを変わらずしてたのは凄い!


息子と思われる方も南京亭名物のサンマーメンなどを頼むと中華鍋から火がぶわっと高らかに上がるパフォーマンスもしっかり継承されてました。


席に着くと、お冷やと南京亭と書かれた箸袋に入った割り箸が置かれます。

 

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お品書き。

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全メニューは、ラーメン750円・つけめん750円・ワンタン800円・支那竹ラーメン850円・青菜そば1150円・ニラそば1100円・ねぎそば1100円・タンメン1100円・チャーメン(やわらかい焼きそば)1100円・サンマーメン1100円・味噌ラーメン1100円・モヤシそば1100円・硬焼そば1150円・ワンタンメン1100円・炒醤麺(チャーシャーメン) 1100円・チャーシューメン1100円・五目そば1300円・大盛+200円・ギョウザ600円・野菜炒め900円・青菜炒め1000円・ピーマン炒め950円・茄子味噌炒め950円・ニラ炒め1100円・麻婆豆腐1050円・レバ・野菜炒め1250円・肉・野菜炒め1250円・ライス300円・チャーハン1050円・中華丼1200円・コーラ250円・ジュース250円・ビール800円・日本酒650円。


サンマーメン以外にも麺メニューは豊富に揃い、シンプルなラーメン、チャーシューメンに町中華店にありそうなニラそば、モヤシそばや硬焼そば、やわらかい焼きそばチャーメンなどあります。


野菜炒め、麻婆豆腐などと人気のチャーハンなどの炒め物なども結構豊富。

 

 

なお、昔無かったはずの麺大盛にすると相当なボリュームとなり、サンマーメン 並とチャーハンを頼むと「量が多いですけど大丈夫ですか?」と確認が入ることも。


南京亭は提供までに時間が少し掛かることでも有名な中華屋で、メニューね△が付いてるのが特に時間がかかりますと書かれ、訪問時△の付いてるメニューを頼んだおじちゃんがスタッフに「まだ掛かる?」と聞いてたが掛かりますと言い、聞いても分かりませんと言われることが多いので気長に待つしかありません。


ちなみにサンマーメンは訪問時もほとんどの方が頼んでたけど5人前位を一気に調理するので提供は遅くないです。

 

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会計はレジに伝票を持っていく後払い制。

 

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卓上調味料は特製ラー油・唐辛子・胡椒・酢・醤油。

 

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注文したのは「サンマーメン」¥1100

 

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麺大盛で食べようかと思ったが普通のサンマーメンを。


ルックスは、うわ〜懐かしい〜!と思わず声が出てしまいそうになるスープがなみなみの具沢山これぞ南京亭のサンマーメン。


受け皿にのせられ提供されるが、スープが少量溢れてるほど満タンに入ってます。

 

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スープは餡掛け塩味。


いや、ほんと懐かしい〜!ウマっ!


豚骨・鶏ガラの動物出汁を軸に炒めた野菜類の旨味と餡が溶け込み、様々なエキスと独特な甘味が前に出た味わい。


見た目は醤油っぽい色合いをしているが塩ダレとなり、しいたけの芯を入れてるから色が濃くなってるらしく塩味は強くないけど普通にコクのあるスープです。


サンマーメンのキーとなってる餡は激熱という訳ではなく、そんなに高い温度ではないので火傷はしないと思う。

 

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麺は中細縮れ。


至って素朴な縮れ麺ですが、サンマーメンを提供してるほとんどの店が中細麺だけど基本餡掛け熱々スープなので麺が伸びてしまいサンマーメンの弱点は麺と言われてる。


まぁサンマーメンの麺は柔いほうが馴染みは良いと思うので十分な麺ですよ。

 

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具は豚コマ・モヤシ・ニンジン・ニラ・カブ白菜・絹さやシイタケ。

 

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マジで圧倒的に麺よりも具が遥かに多く、食べても食べても減らず。


豚コマは少量なので野菜類のボリュームが相当ですが、具も火がしっかり入って食感も良いのが多く旨いんだ。


隣のおばちゃんはサンマーメンの具を食べ切るのにめっちゃ苦労してた。

 

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そうそうこの味このボリューム、久しぶりの南京亭のサンマーメン存分に堪能させて頂きました!


休業中は他の場所で営業する予定だったそうですがしてなく、予告通り7月から再開するのか不明。


けど夏中にはリニューアルオープンするでしょうし、また頃合いを見て行きます。

 

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ラーメン南京亭

ポスト神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-20-4

電話045-432-0880

時計11時30分~15時・17時~20時(材料なくなり次第終了)

時計木曜11時30分~15時

ぐぅぐぅ水曜定休日