春木屋 吉祥寺店@吉祥寺
1994年オープン「春木屋 吉祥寺店」に行きました。
戦後間もない昭和24年創業で今年創業75周年を迎える東京を代表する老舗中の老舗人気ラーメン店「春木屋 荻窪本店」初の直営店となる春木屋 吉祥寺店に初訪問。
東京醤油ラーメン・荻窪ラーメンとも呼ばれる全国区の有名店荻窪中華そば春木屋に一昨年初訪問したので、2号店の吉祥寺店も食べてみたいと去年真夏行ってきた。
他に春木屋の直営店は2022年3月15日「ラゾーナ川崎プラザ」1F ダイニング・セレクションフード・コートにオープンした「荻窪中華そば 春木屋 ラゾーナ川崎店」があり、先月「新横浜ラーメン博物館」の企画「あの銘店をもう一度」で出店した「春木屋 郡山分店」は1994年11月1日オープンと吉祥寺店と同じ年に創業し、春木屋1番弟子で初の暖簾分け店になります。
お店の場所は吉祥寺駅北口から徒歩5分ほど。
都道114号線 吉祥寺通り沿いにある東急百貨店 吉祥寺店横の大正通りと西二条通りが交わる十字路の先にあります。
店内は厨房も含め奥行きのある造りで、白い壁などスタイリッシュな内装の部分と床はタイルなど昭和も感じさせられる。
ちなみに厨房内にも暖簾が掛けられメインは奥になるっぽい。
厨房前にL字型カウンター10席、店内奥に2人掛けテーブル席1卓、3人掛けテーブル席3卓。
厨房に男性スタッフ3人体制で切り盛り。
18時55分頃に入店すると先客3後客4でした。
券売機は店外にあり、タッチパネル式です。
メニュー。
全メニューは、わんたん麺1300円・ちゃーしゅう麺1400円・中華そば900円・ちゃーしゅうわんたん麺1750円・わんたんスープ900円・つけ麺1000円・納豆つけ麺1150円・油そば900円・大盛わんたん麺+200円・大盛ちゃーしゅう麺、大盛中華そば、大盛わんたんスープ+200円・大盛ちゃーしゅうわんたん麺+250円・大盛つけ麺+100円・大盛油そば+150円・味付玉子150円・めんま小鉢150円・ねぎ小鉢150円・ちゃーしゅー(5枚)800円・肉ご飯200円・白ごはん150円・ビール(中瓶)650円。
中華そばを基本に、わんたん麺、ちゃーしゅう麺などと本店には無い油そば、つけ麺、納豆つけ麺があります。
本店同様大盛はメニューによって値段が変わるのは同じです。
本店にあるサイドメニュー肉ご飯(ちゃーしゅーご飯)もあります。
店頭に自家製手もみ縮れ麺の美味しさが引き立ちますと、つけ麺が写真付きで掲示。
卓上調味料はS&B辣油・白胡椒・酢。
注文したのは「つけ麺」¥1000+「肉ご飯」¥200
本店とラゾーナ川崎店で食べた中華そばが結構違ったので吉祥寺店でも中華そばを食べてみたかったが気になってたつけ麺を。
ルックスは春木屋らしいあっさりしたつけ麺という感じで、独特な自家製麺を平皿にのせて提供。
つけ汁は清湯醤油味。
恐らく中華そば同様鶏ガラ・野菜・煮干しなどをベースにした口当たりがあっさりしたスープだと思いますが春木屋のスープらしく油分が多めに浮き、少し厚みのあるスープになってます。
老舗らしいつけ麺と思ったのが酢を軽く効かせており、醤油ダレは見た目濃そうですが尖りなく適度に濃いコク。
出汁の旨味よりもタレ先行の味わいになるかも。
麺は自家製の中太縮れ。
やはりつけ麺も1番印象に残ったのが自家製麺で中華そばも歯ごたえ強めの食感でしたが冷水で締めた麺は歯を押し返すようなコシと弾力が生まれ、かなり独特な小麦風味もより鮮明に感じた。
麺量が意外にあり200g~250g位ありましたね。
具は細切りチャーシュー・メンマ・刻み白ネギ、麺の上に刻み海苔・胡麻。
チャーシューは細切りにカットしたのが入り十分な出来。
胡麻がほんの少しアクセントに。
食べ終えたらすぐに「スープ足しましょうか?」と店長らしき方に言われたのでお願いすると、一気に飲みやすいスープになった。
肉ご飯は本店と同じ小さい器で提供され、しっかり味付けされたほぐしたチャーシューと少量の刻み白ネギ小さいこんにゃくが2個入ってました。
200円として見たら十分なサイドメニューです。
濃くして酢を効かせた昔ながらのつけ麺とは一味異なるあっさりしながらも油により厚みを増した味わいでなかなか美味しかったです。
油そばも気になるけど、次は中華そばを食べてみたい。
春木屋 吉祥寺店
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1
0422-20-5185
11時~21時(L.O20時40分)
水曜定休日