担々麺 麺山椒@追浜
約9ヶ月ぶりとなる「担々麺 麺山椒」に再訪問しました。
近年神奈川県内で話題の新店や評価の高いお店がオープンしてるのが横須賀市。
ラーメンフリークなら横須賀にラーメンの食べ歩きをしに行くのは普通のことで何も不思議ではないが、一般の方には横須賀にラーメンの食べ歩き?そんなにラーメン店があるの?と多分ピンとこないと思いますが、その考えをもってたら古いです。
横須賀もラーメン店がかなり増え、一昔前は家系ラーメンや豚骨ラーメン店位しか話題になってる店はなかったが、個性溢れる新店もどんどん開店してます。
今回は再訪した店も含め横須賀に食べ歩きをして、まず訪れたのは2020年3月26日オープンの担々麺 麺山椒。
屋号通り担々麺専門店となる担々麺 麺山椒は去年首都圏に開店した担々麺専門店の中では1番話題になった新店で評判が高く、特に汁なし担々麺が大人気で最高権威の新人汁なし部門で頂点に立ちました。
店主加々美氏は六浦に総本店を構え近年都内にも出店してる「麺屋庄太」出身。
修行先の濃厚豚骨ではない屋号にも入り店内の石臼で挽く挽きたての山椒を使用した担々麺専門店になります。
今回もオープンしてすぐの時間帯に到着すると、ちょうど満席で外で待つことに。
私の後も途切れずお客は来て、常に外待ちができてる状態と完全に地元の人気店になりましたね。
常連さんも多そうだしランチタイムのピーク時は間違いなく間違いなくさらに混むでしょうね。
ちなみにお年寄りなど年配客も多くいました。
厨房には変わらず店主と奥様に新たに男性スタッフ1人がいました。
券売機。
変わらず担々麺890円・汁なし担々麺890円の2種類のみ。
辛さ(辣油)とシビレ(山椒)を各0~5段階で指定可能で食券を渡す時に聞かれ、辛さとシビレを更に増したい方は1レベルごとに+20円で対応してくれる。
数量限定で細麺に変更ができるようになりました。
前回の記事で書きましたが、ライスが無料でセルフサービスでしたが私が訪れた1週間後位に無料提供は終了して汁なし担々麺のみ無料で追い飯付きとなってます。
注文したのは「担々麺(辛さ3・痺れ3)」¥890+「自家製チャーシューご飯」¥380
かなり好みだった汁無し担々麺を再び食べたかったが、汁ありの担々麺もオススメらしいので今回は担々麺を辛さ3・痺れ3にしてみた。
汁なし担々麺も汁が多めに入ってるのですが、担々麺も見た目で分かるようにベースは変わらず濃厚な胡麻と比較的オーソドックスです。
スープは胡麻ベース濃厚担々。
ただの胡麻ベース担々麺と思ったら大間違いで、胡麻風味は豊かだし具と一緒に乗ってる肉味噌を溶かせばコクが増しグッと力強い味わいになります。
2種類の唐辛子やシナモンなどを合わせた辣油はスパイス類も効いて辛さは3でちょうど良かったかな、そこに店最大のウリと言っても過言ではないのが店内の石臼で朝挽きする山椒は国産ブドウ山椒と花椒に四川青山椒の3種類をブレンドしたものになるそう。
この山椒の痺れが適度に舌にビリっとくる心地よさがあり、こちらも3でちょうど良いですね。
結構担々麺では複雑な味わいにも感じますが、濃厚な胡麻風味とコクと山椒の痺れを受け止めてくれるピーナッツ油と合わせた芝麻醤がしっかり融合して支えてます。
麺は増田製麺の太平打ち縮れ。
汁なし担々麺でも抜群に美味かった太平打ち縮れ麺で、茹でる前に手もみし多加水もっちりした食感とランダム感も堪能できます。
具は肉味噌・筍・青菜・揚げザーサイ・白髪ネギ。
肉味噌はガラムマサラや五香粉で味付けしてるそうで珍しい揚げザーサイは食感が良く、青菜なども濃厚担々スープと相性良かったが、筍を軽く炙って提供するなど普通の担々麺に仕上げてないところは店主のセンスによるものですね。
自家製チャーシューご飯は他店では見れない独特なルックスで、チャーシューと白髪ねぎが器からはみ出し、サイコロ状にカットされたチャーシューと筍がたっぷり入ってます。
チャーシューたっぷりで美味くてボリュームもあるし紫蘇風味もアクセントになり、チャーシューご飯好きなら頼むべきサイドメニュー。
汁あり担々麺も完成度高く美味しかったけど、個人的には汁なし担々麺のほうが好きかな。
次は汁なし担々麺を食べにまた行きます。
なお、現在は当面夜の営業は休止し、11時~16時に変わってます。
担々麺 麺山椒
神奈川県横須賀市追浜町2-64
080-2243-4990
11時~16時(スープ無くなり次第終了)
水曜定休日 ※不定休あり