支那そばや 本店@戸塚 | Ramen Story Of L.I

支那そばや 本店@戸塚

約11年ぶりとなる「支那そばや 本店」に再訪問しました。

 

 

「中華そば しんの助」を出た後は同じ戸塚にある有名店支那そばや 本店へ。

 

 

もはや説明不用の横浜を代表する有名店で、前店主はラーメンの鬼と言われた有名ラーメン店主の故 佐野 実氏。


私の周りには佐野氏のことは知ってるけど支那そばやを食べたことない方が多く、同じように支那そばやの弟子の店は食べたことがあるけど本家支那そばやが未食な方は多い気がする。

 

 

支那そばやは1986年8月藤沢市鵠沼海岸にて創業したのが始まりで、一応今年支那そばやが創業して35年になります。




私の記憶では1998年頃から2000年に掛けて佐野氏の知名度と支那そばやが有名になった印象で、数々のTVに登場して本や雑誌にもよく取り上げられていました。

 


私が初めて支那そばやを食べたのは約20年程前の鵠沼海岸時代で、真夏によく早朝から行ってた辻堂海水浴場の帰りに並んで食べたのが最初。

 

 

細かな印象は覚えてないけど、とにかく震えるほどウマかった記憶を鮮明に覚えており、それ以降弟子のお店も食べてみたらやっぱ美味しくて醤油味のラーメンで初めてこんなにウマい店があるとはと衝撃だった。


鵠沼海岸時代は私語禁止・携帯電話の使用禁止・ベビーカーを引き連れての乳児との入店や香水の強い匂いがする方は入店お断りなど伝説とも言われるほど注意喚起が多いラーメン店だったので静寂の中ラーメンを食べたのも初の経験でした。

 

 

鵠沼海岸の旧本店は2004年に閉店し、2000年3月11日〜2019年12月1日まで「新横浜ラーメン博物館」にも長い期間出店して、2008年11月1日佐野氏の生まれ故郷の戸塚に本店を構えた。

 

 

2階立ての建物となり佐野氏はなんと言っても麺にこだわり粉から自家製粉を作られるほど。

 

 

1992年より自家製麺を導入して段々と製麺機などにもこだわり現在も使用してる大きな製麺機が店舗2Fの製麺室に置かれてると話題になりました。

 

 

ちなみに佐野氏が自家製麺に目覚めた店は「この店」です。


ラー博店には何回か行ったけど、気付けば本店には約11年ぶりの再訪となってしまった。

 

 

最近は佐野氏の奥様で代表取締役のしおりさんがメディアに結構出てラーメン界では有名人になりました。

 

 

お店の場所は戸塚駅西口から徒歩5分ほど。

 

 

旧東海道と戸塚道路が交わる清源院入口交差点付近にあります。

 

 

店頭には梅山豚の説明書きが掲示されていた。

 

 

店内はそこまで広くなくコンパクトな造りで、モダンチックで落ち着いた内装。

 

 

厨房前にストレートカウンター8席、出入口付近の壁側に4人掛けテーブル席2卓。

 

 

厨房に男性スタッフ1人と女性スタッフ1人、ホールに若い女性スタッフ1人の3人体制で切り盛り。

 

 

14時頃に到着するとほぼ満席でこちらでもテーブル席に案内されたが、昼時は過ぎてるのにどんどん客が出ては入ってきて私が出る頃には数人外待ちができてました。

 

券売機。

 

 

メニューは、醤油らぁ麺900円・醤油チャーシュー麺1250円・醤油梅山豚特上チャーシュー麺1600円・塩らぁ麺900円・塩チャーシュー麺1250円・塩梅山豚特上チャーシュー麺1600円・鮭だしらぁ麺(杯数限定)900円・大盛り券+170円・名古屋コーチン味付玉子200円・穂先メンマトッピング250円・平田牧場の肩ロース(1枚)250円・有明産のり(3枚)50円・ワンタントッピング260円・名古屋コーチン卵かけごはん300円・きざみチャーシューごはん350円など。

 

 

基本的には昔から変わらず醤油らぁ麺と塩らぁ麺の2種類にトッピングよるバリエーションのみ。

 

 

訪問時金華豚チャーシュー麺は販売してなく、店頭に掲示されていた梅山豚特上チャーシュー麺が販売してたが1600円なのは流石(;^ω^)

 

 

杯数限定の鮭だしらぁ麺もありました。

 

 

他に書籍の支那そばやのすべて660円も販売してた。

 

 

なお、写真撮影は他のお客様やスタッフが写らないようご配慮願います、シャッター音やフラッシュを使った撮影はお控えくださいませと券売機最下段右に掲示してます。

 

 

卓上調味料はミル入り胡椒。

 

 

注文したのは「醤油らぁ麺」¥900+「きざみチャーシューごはん」¥350

 

 

支那そばやも含め弟子の店でも基本醤油を食べることにしてるので久しぶりの本店でも醤油らぁ麺ときざみチャーシューごはんを。

 

 

今風の鶏清湯スープの原型と言われるほど多大なる影響を与えたラーメンとして知られ、有名ラーメン店主が改めて食べに行ったりするなど時代は変わってもフューチャーされてます。

 

 

ラーメン好きなら一発で分かるこれぞ支那そばやの醤油らぁ麺です。

 

 

スープは清湯醤油味。


鶏と水で作られるネオ清湯のような今っぽさは感じないが、やはり久しぶりに食べた支那そばや 本店のスープは一味違いましたね。


出汁は支那そばやが使用してから一躍ラーメン界に使用するお店が増えた名古屋コーチンをメインに地鶏や豚などの動物をベースにしてるが、前に出すぎてないけど鶏感はくっきり主張してきて他に節系や昆布などの数十種類もの素材をふんだんに使用しているそう。

 

 

素材を沢山使用してるから旨いスープになる保証はもちろんなく、色々な素材を使った多重層の出汁にしてる店もあるけど結構複雑な味わいに仕上げてタレや麺とのバランスが崩れてしまってたりする店もありましたが、支那そばや 本店は素材は多いが旨味の層などは分厚くしたり多重層な旨味にも感じさせず割とシンプルに鶏出汁の旨味とコクがストレートに出ています。

 


醤油ダレはキレがないタイプでオールドっぽさを感じましたが、コクはきっちり出てたし塩気もちょうど良かった。

 

 

バランスも申し分ないし美味しいと思う。

 

 

麺は自家製の中細ストレート。


小麦の密度が高いので噛むごとに広がっていき、やや軟めでしなやかな食感。

 

 

素晴らしい自家製麺でハイレベルの一言ですね。

 

 

具はチャーシュー2枚・穂先メンマ・海苔・輪切り青ネギ。


チャーシューは三元豚のバラロールで、厚めに切られて中はジューシーな旨味が堪能でき味付けはほぼされてないが肉の旨味のみで食べれてしまう美味なチャーシューです!


穂先メンマも軟らかくて美味しい。

 

 

きざみチャーシューごはんはバーナーで炙られた三元豚をサイコロ状にカットしたのがたっぷり入り、香ばしさとさらにジューシー感のある刻みチャーシューとご飯の相性もたまらない好みなご飯ものだった!

 

 

支那そばやも年々進化してると思うが、この日はラー博も含め横浜市内に店舗を構えてから1番美味しいスープに思えた。

 


またいつか本店は再訪することにして、支那そばやの屋号で独立した弟子の店にも久しぶりに行きたくなりました。

 

 

ラーメン支那そばや 本店

ポスト神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4081-1

電話045-827-3739

時計11時~20時30分(売り切れ次第終了) ※コロナ自粛期間中は19時30分(L.O)

ぐぅぐぅ不定休

パソコン株式会社エヌアールフード HP

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