味噌らーめん専門店 狼スープ@中島公園 | Ramen Story Of L.I

味噌らーめん専門店 狼スープ@中島公園

札幌遠征14軒目。2000年オープンの

「味噌らーめん専門店 狼スープ」に訪問しました。



一見屋号なの?と疑ってしまう店名の味噌らーめん専門店

狼スープですが、札幌を代表する人気店!

今回の札幌遠征でフラれずに絶対食べておきたく、札幌に来たらいつか食べようと楽しみにしていた狼スープ。

念願叶い食べることが無事できた・°・(ノД`)・°・

ご主人の鷲見健氏は「新横浜ラーメン博物館」 で1994年の

開館と同時の1回目に出店した時の「すみれ」 出身で、その後札幌の「すみれ」 で再び修行し独立して2000年に狼スープを開店。

他にも東京は練馬区の屋台でも働いた経験があるようです。

狼スープはすみれ出身ですみれの流れを汲んだ味噌らーめん専門店なので純すみ系のラーメン店となります。



オープン当初からすぐに人気店へとなり順調に進んできた

狼スープだが、2009年に3ヶ月間休業し翌年の2010年9月28日からなんと3年間も長期休業してしまったのです。

理由は鷲見店主が高校時代からの夢であったプロボクサーの夢を叶えるべく、その夢に挑戦するために3年間休業した。

店を始めて3年ほど経った頃辺りから軌道に乗り始めたので

店の仕事と並行してプロデビューを目標に練習を重ねていて

練習してたそうです。

鷲見氏は昔一度日本でプロテストに合格していたようだが失効してしまい、日本ではその当時すでに36才だった為年齢制限がありどうしようか悩んでいたところ辰吉丈一郎選手が年齢制限のないタイでカムバックした話を聞き、自分もタイでデビュー戦を目指すためタイに向かった。

タイで無事プロテストに合格したが、年齢のことも考え考慮も

したが諦めたくなかったので完全にボクシングに集中したかったと2010年9月28日から3年間休業に入った。

その期間店を空けておくだけではなく有効活用できないかと

札幌の有名人気行列店「麺屋 彩未」 ご主人の奥氏に相談し

彩未が3ヶ月ごとに東京の有名店とのコラボ店として店舗を

使用し、「けいすけ」 「せたが屋」 「つけめん TETSU」

「支那そば きび」 などとコラボをした。

その後帰国し、お店を復活させようとしたがタイでボクシングのプロを目指していた時タイの料理や味に触れた経験を活かし

2011年10月15日「アジアンラーメン チャナ姫」という形で新規オープンしたのだがこれは違うと辞め、2012年4月11日から

再び味噌らーめん専門店 狼スープとして再スタートを切った。

この休業期間中に札幌行っても狼スープが食べれないから

札幌遠征しなかったんだよね(・Θ・;)アジアンラーメン チャナ姫と知った時はガッカリしたが、狼スープとしてまたオープンした時によし!行こうと決めたのであります。

ちなみに首都圏の北海道物産展などの催事にも何度か出店しており、なかなか食べに行けないラヲタは抑えてる人多いね。

お店の場所は地下鉄南北線 中島公園駅1番出口から徒歩5分ほど。

中島公園駅1番出口を降りてすぐの菊水旭山公園通を真っ直ぐ歩くと、キリンビール園が見える交差点に着くのでそこを南下。少し歩くと札幌パークホテルがあり、その逆側にあるホテルライフォート札幌の横路地を左に曲がると建物が何軒か立ち並ぶのでその角にある赤レンガの建物1階にあります。

大通りから一本入った人通り少ない所にあるのは意外だな~。駅からは近いっちゃ近いが、知らない人ならこんな所にラーメン店があるとはまず思わないだろう。

駐車場は店横に1台分完備。アイドルタイムだったからか、数人先客がいる程度で空いていましたね。

店内は入口は引き戸だしちょっと和のような造りで、こぢんまりとした居酒屋風の造りにも見える。厨房は億位奥にありほぼ見えず、壁や天井にはサイン色紙が一面に飾られていました。

L字型カウンター5席、2人掛けテーブル席1卓、3人掛けテーブル席1卓、6人掛けテーブル席1卓。

ご主人と女性スタッフ2人の3人体制で切り盛り。

接客は丁寧で柔らかく良かった!

給水器は店内中央のタンクから。給水器左前におろしにんにくが置かれています。



メニューはこんな感じ。



主なメニューは、味噌らーめん750円・味噌卵らーめん850円・大盛100円増・半麺100円減・ライス100円・セピアのしげき150円・ラムネ(夏限定)150円。

すみれ出身店では醤油や塩も置いてる店がほとんどだが

狼スープでは味噌らーめんしか麺メニューはない。

他に期間限定で味噌らーめん ホルモン入250円増(激辛ホルモン&国産すりにんにく・にんにく抜き50円減)があり、ちょっとした限定メニューが味噌らーめん以外にあるようです。

会計はレジに伝票を持ってい後会計制。



卓上調味料はS&Bブラックペッパー・一味唐辛子・酢。



注文したのは「味噌らーめん」\750



迷わずデフォルトの味噌らーめんを。

胡麻が浮いていて具も含め、すみれとは異なるルックス。

スープは熱々の豚骨ベース出汁に、味噌ダレを合わせた

濃厚味噌スープ。

豚骨の旨味もしっかりとしているが、ジャガイモなどを加えとろみや甘味を演出しているのが特徴のスープとなるが、突出してるのは味噌ダレとスパイス。

味噌ダレは香ばしく奥深さのあるコクでかなりの濃さ。

そこに生姜やスパイス類がガッツリと効いており、濃厚な味噌ダレにスパイシーな刺激が合わさりこれはパンチがあり力強い味噌スープだな~。だがこのジャガイモなどのおかげで後味はまろやかでクドさはなく、ラードも熱々に熱してるけどすみれに比べれば少なめなので食べやすさも光る。

本当すみれの倍は味噌ダレとスパイスが効いてるよ(・∀・)

純すみ系ではトップクラスのスパイスの効かせ方をした濃厚スープで好きだな~。ウマいです☆



麺は「西山製麺」 の中太縮れ。ぷりぷりの熟成感は控えめで、コシのある食感と小麦風味もほんのり感じられる。

縮れは強いのでスープがよく絡みます。



具はチャーシュー・挽き肉・炒め野菜(キャベツ・モヤシ・玉ネギ)刻みネギ。

チャーシューは横長で柔らかく十分美味しい。

炒め野菜でモヤシや玉ネギ以外にキャベツが入るのは純すみ系では珍しいですね。

しっかりと火が通り香ばしく、濃厚味噌スープによく馴染む。



いやぁ~狼スープ予想以上のパンチがあってめっちゃ好み☆

純すみ系をあちこち食べてる方なら、きっと満足すること間違いなしの味噌らーめんでしょう!

王道の札幌味噌ラーメンを独自にアレンジを加えたオリジナルな味噌らーめん、ラーメンに興味のない方も札幌に来たら食べに行く価値はありだと個人的には思います。

札幌に来たら毎回食べようと思うし、再訪したい1軒です!

と言うことで数時間後夜の時間帯へ再び行きます。



ラーメン味噌らーめん専門店 狼スープ

ポスト北海道札幌市中央区南十一条西1-5-1

電話011-511-8339

時計11時~19時

時計土・日・祝11時~20時

ぐぅぐぅ水曜定休日

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