10年ほど前によく神との対話シリーズを読んでいたのですが、
長いこと読む事無く押入れにしまっていたのを最近、ふと思いつき
引っ張り出してきてまた読み始めています。
確か、大麻に関する記述があったこともうっすら記憶していたので、
どういった内容だったか確認してみたいというのもありました。
その大麻に関する神とのやりとりの部分を久しぶりに読んだので
ここに紹介したいと思います。
ちなみに神との対話という本は著書のニール・ドナルド・ウォルシュ
が人生に行き詰まっている時に神に対する不満を手紙に書いていると
手が勝手に動きだし、神が答えてくれてそれを書き留めていったものを
本にしたものです。
いわゆる自動書記というやつですね。
その当時は日本の神道のこと等ほとんど知識がなく
「そんな不思議なこともあるもんやなー、すごいなー」
と思っていましたが、
その後、神道のこと等も勉強していくうちに、
天理教の教祖中山みきさんや大本教開祖出口直さんがすでに
100年近く前に同じような、さらに大量の
自動書記を残している事を知り、改めて日本の神秘性の奥深さに
驚いたものです。
それでは、以下「神との対話2」の181pから載っている
大麻についての記述を書いていきます。
『
ニール:
それにしても、まったく法律のない社会なんて、「力は正義なり」
という原始的社会でしょう。人間は公平な競争が出来るようにと、
法律をつくるんです。
弱者か強者かとは関係なく、正しいことが通る社会です。
共通の行動規範がなければ、みんなが共存できないじゃないですか。
神:
行動規範のない、合意のない社会を作れなどといっている
わけではない。
自己の利益をもっと大きく定義し、もっときちんと理解したうえで、
規範や合意を作ったほうがいいんじゃないか、と言いたいだけだ。
ほとんどの法律は、じつは、いちばん力がある者が、
すでにどんな権利をもっているかを記している。
たとえば、喫煙だ。法律は、大麻を栽培したり、
使ったりすることを禁じている。
政府は、大麻は身体に良くないと言う。
ところが同じ政府が、タバコなら栽培しても、使っても
かまわないと言う。
べつに、身体にいいからではない(それどころか、
政府は良くないとはっきり
言っている)。
そうじゃなくて、たぶん、タバコはこれまでもずっと使われてきたから
というのが理由だろう。
大麻が禁止され、タバコが許されている本当の理由は、
健康とは関係がない。
問題は経済だ。つまり、権力だよ。
あなたがたの法律は、人々が社会をどうとらえているか、
どんな社会にしたいかを
反映しているのではなく、どこに権力があるかを反映している。
ニール:
ずるいな。いちばん議論がある分野を例に出されましたね。たいていは、
それほど矛盾してませんよ。
神:
いやいや、それどころか、ほとんどがそうだよ。
ニール:
では、どうすれば解決できるんですか?
神:
法律をできるだけ少なくすること、ごく限られたものだけにすることだ。
大麻が禁止されている表向きの理由は、健康によくないということだ。
だが、じつは大麻はタバコやアルコール以上に習慣性や
健康上の危険があるわけではない。
では、タバコとアルコールは法律で保護されているのに、
なぜ大麻はゆるされないのか?
もし大麻が栽培されると、世界中の綿花栽培業者やナイロン、
レーヨン生産者、それに木材生産者の半数がたちゆかなくなるからだよ。
じつは、大麻は地球上でいちばん強くて丈夫で長持ちがして、
役に立つ材料のひとつだ。
衣服用としてもこれほど優れた繊維はないし、
ロープを作れば丈夫だし、パルプ原料としても、
栽培も収穫もじつに簡単だ。
新聞の日曜版の紙を作るだけでも、毎年何十万本もの木が
切り倒されていて、
世界の森林の大量破壊が問題になっている。
大麻を使えば、一本の木も切らずに何百万部も新聞の
日曜版を印刷することができる。
ほかにも多くの原材料のかわりになるし、コストは十分の一ですむ。
肝心なのは、そこだ。
この奇跡のような植物―大麻は薬品にもなるしね―の栽培を
許可すると、誰かが損をする。
だから、アメリカではマリファナが違法なんだよ。』
以上の様に、神との対話に出てくる神も大麻はいろいろな資源
になる奇跡の植物だと言っています。
前にも日記で書いたように日本でも太平洋戦争敗戦後、
GHQ統治下において大麻取締法が出来てそれまで神道において
重要な役割を果たしていた大麻がそれから徐々に麻薬としての
レッテルを貼られ現在に至っています。
しかし、当のアメリカではカリフォルニアでは医療大麻は既に
認められていますし、今年の秋にはそのカリフォルニアで
大麻合法化を問う住民投票が行われます。↓
http://ameblo.jp/tatsurugi/entry-10496483615.html
アメリカで大麻合法化が進むと必然、アメリカに押し付けられる形で違法になった
日本でも合法化への動きが加速する事でしょう。
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