こんばんは親びんです
エボリューションのお話も今回で3回目
皆さん、質問等コメントしてくださいね(^ ^)
さて、シリンダー、シリンダーヘッドが外され
今日は、カムカバーの内部を見てみましょう
ギヤカバー内部には、カムシャフト、ピニオンギヤ
ブリーザーギヤ等が入っております
こちらがブリーザーギヤ
ハーレー独特のシステムで、ピストンの上下運動で発生する、負圧と正圧を使い、ギヤケース内部の潤滑、プライマリーからのオイル回収、オイルと空気の分別したり多機能です
ブリーザーギヤはエンジンによって回され、タイミングも合わされ、機能してますが、ブリーザーギヤホールが傷がついたりすると、負圧や正圧の制御が上手く行かなくなり、さまざまな不具合出ます
お次は、ピストンギヤ
クランクのピニオンシャフトにテーパーandウッディキーにて取り付けされてます
ギヤの直径が肝心で、このピニオンギヤは、グリーンです
グリーンのピニオンギヤには、グリーンのカムギヤを使用します
カラーコードと言いまして、遊びなく、しかもキツくないクリアランスが必要です
カラーコードのない物は、直径を専用の測定ジグを使って測定して、カラーコードを特定してからの
組み立てです
ちなみ、クリアランスが大きいと、カタカタ音がでて
小さいと、唸り音がでますので、ご注意を
そして、オイルストレーナー
プラグのボルトを外して
茶漉しの様な金網のスクリーン
油圧タペットにゴミが侵入しない様に
最後の砦です
まめに清掃してあげてくださいね
ハイドロタペット使用の年代、確か1958年からスクリーンは付いていますので、パン、ショベルオーナーも清掃してね
次回は、発電機編をお伝えしまーす(^^)