エボリューションNO3 | DAVID 親びんのお伝えしたい事

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DAVID の日常や、ハーレーのメカニズム的な解説など、楽しくお伝えしていきます

こんばんは親びんです


エボリューションのお話も今回で3回目


皆さん、質問等コメントしてくださいね(^ ^)


さて、シリンダー、シリンダーヘッドが外され

今日は、カムカバーの内部を見てみましょう



ギヤカバー内部には、カムシャフト、ピニオンギヤ

ブリーザーギヤ等が入っております



こちらがブリーザーギヤ

ハーレー独特のシステムで、ピストンの上下運動で発生する、負圧と正圧を使い、ギヤケース内部の潤滑、プライマリーからのオイル回収、オイルと空気の分別したり多機能です

ブリーザーギヤはエンジンによって回され、タイミングも合わされ、機能してますが、ブリーザーギヤホールが傷がついたりすると、負圧や正圧の制御が上手く行かなくなり、さまざまな不具合出ます 



お次は、ピストンギヤ

クランクのピニオンシャフトにテーパーandウッディキーにて取り付けされてます

ギヤの直径が肝心で、このピニオンギヤは、グリーンです

グリーンのピニオンギヤには、グリーンのカムギヤを使用します

カラーコードと言いまして、遊びなく、しかもキツくないクリアランスが必要です


カラーコードのない物は、直径を専用の測定ジグを使って測定して、カラーコードを特定してからの

組み立てです


ちなみ、クリアランスが大きいと、カタカタ音がでて

小さいと、唸り音がでますので、ご注意を



そして、オイルストレーナー

プラグのボルトを外して



茶漉しの様な金網のスクリーン

油圧タペットにゴミが侵入しない様に

最後の砦です


まめに清掃してあげてくださいね

ハイドロタペット使用の年代、確か1958年からスクリーンは付いていますので、パン、ショベルオーナーも清掃してね


次回は、発電機編をお伝えしまーす(^^)