●質問
世間的には、すでに、かなり古い話に成ってしまっているのでしょうが、
当社では、最近に成って「高演色インキ」を使った仕事の話が入って
来ました。今さらで恐縮なのですが、高演色インキの基本的な部分から
解説を頂けると幸いです。
●回答
ほ~、高演色インキですか。あれって、まだ売ってるんですかねぇ。
あれは、もう10年以上も前だと思うんですが、東洋インキさんが「カレイド」と
言う名前の、高演色インキを売り出したんですね。そして、後発でDICさんも
出したのですが、このDICさんの名前が、とっても愉快でした。
ライバルの東洋が「カレイド」=「枯れ井戸」(枯れた井戸)ならば、ウチは、
「湧水」で対抗しよう。なんて感じで、本当に湧水って名前で発売したんですよ。
もちろん、東洋さんのカレイドは、枯れた井戸と言う意味ではないんですが・・・。
DICさんの、インキのネーミングって、ケッコウおもしろいですよね。
最近は「フュージョン」ってヤツですよね。あれって、マンガのドラゴンボールに
出て来るワザの名前ですよね。・・・本当の意味は「融合」ってのが、あるみたいなん
ですが、DICの企業体質からみて、あれは絶対に、ドラゴンボールから取ったと
思いますね。次の新しいインキのシリーズが「スーパーサイヤ人3」とかに成ったら
けっこうウケると思うんですけどね。
え~と、何でしたっけ。ああ、高演色インキの話でしたよね。失礼、失礼。
あっ、あとね、TOKAさんも、インキのネーミングでは、ケッコウ遊んでるんですよ。
TOKAは、スーパーテックGTって言うシリーズですよね。あの「GT」ってね、
そのインキの開発担当者が「トモ○キ」君って言うんだそうです。んでもって、
「がんばれ・トモ○キ」で、「GT」に成ったのだとか。
最近は「キレイナ」とか、ワケの分からんネーミングしてますけど、DICさんが、
キレイナに対抗して「ウツクシイナ」とか「キタナイナ」なんてのを出してくれるのを
ワクワクしながら待っている、今日この頃なのであります。
さてと、と言う事で、回答に成ってますかな。