主人が犬を虐待しています。
このままでは殺されてしまうかもしれないので、一時的にでも預ってもらえませんか？と。
１年半前に譲渡した子の里親さんより
LINEが入りました。
ただならぬLINEに驚き、
すぐに電話しました。
蹴ったりするのは前からで、
ここ最近は特に酷くなり、
熱湯をかけたり、今日は養生テープで
鼻と口を塞いだら意識がなくなったと
言うのです。
すぐに連れてきてくださいと頼み、
奥さんが連れてきました。
ガリガリで、皮膚病特有の臭いを
はなっていました。
この皮膚病は病院に行かれてますか？
と聞くと、
行っていませんと…
もしかしてと思い、
避妊手術は？
していません。
フィラリアの薬は？
していません。
ワクチンは？
していません。
はぁ？！
何もしてないじゃないですか！
挙げ句に散歩も最近はしていなかったと。
どうして旦那さんの虐待から守ってあげれないのか？
奥さんも病院に連れても行かず、
飼い主としての義務も果たさず、
ネグレクトという虐待です。と
ハラワタが煮えかえるのを抑えれず、
かなり激しめに言いましたが、
全く心に響かなかったようで…
はぁ、そうですか…とまるで他人事。
二言目には主人が主人がと。
余計に腹が立ち。
こんな人に、なんで譲渡したんだろうかと
自分にも腹が立ち。
たった１年半で、
こんな姿で戻ってきたこの子が
不憫で可哀想で…
本人は、飼い主にも目もくれず
子犬を見て嬉しそうに
尻尾を振り、遊びたそうにしてました。
この子は返してもらいます。
２度と動物は飼わないでくださいと
言うと、わかりましたと。
約束を破ってすいませんとも
犬に申し訳なかったとも謝罪の言葉は１言もなく、帰って行きました。
この子も飼い主の後を追うことも
ありませんでした。
ごめんね。
私のせいだね…
１年半の間、辛かったね。
名前は、あんこちゃん
第２の犬生をやり直します。
こんなことがあると、
ほんとに人間不信に陥ります。
みんな貰う時は、良いことしか言わない。
相手を選んで譲渡して、
結果がこんなことになるなんて
譲渡するのが怖くなります…
飼い主は子供向けの塾の講師です。
こんな犬の飼い方しかできない人が
子供達に勉強を教えていると
思うとゾッとします。
人ってほんとにわからない…
明日はまた譲渡会。
なんだかこんな気分で行くのが
モヤモヤしますが、
赤い糸を間違えないように、
責任重大です。
ハードルをますます上げてしまうわ…
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