今日は「月刊ムーに株式投資の話が載っているぞ！」というお題で書きたいと思います。
皆さんは、「月刊ムー」という雑誌を知っていますかよね。
月刊ムーは、アトランティス大陸の謎とか、超古代文明、ＵＦＯ、心霊、等々、オカルト的な話題を載せている怪しい雑誌で知られていますよね。
実は、月刊ムー７月号に「株式市場のオカルト都市伝説」なる話題が取り上げられているのですよ。
このツイートを見て知ったのですけどね。
とうとう、月刊ムーに株式投資の話題が載るようになったのですか！
さて、月刊ムーによると、株式投資で勝つには、必ずしも、科学的な判断は必要ないそうですよ。
確かに、株式投資で儲けるには、人間のカンをいかに磨くかが大事ですからね。
特に、テクニカル分析の研究なんて、昔の錬金術師が、様々な魔法を試すようなものですよ。株式投資で儲けるには、どの手法が、一番確率が高い方法なのか？どの手法が一番自分にしっくりくる方法なのか、色々試して、自分の手法を編み出す必要がありますからね。錬金術師の魔法の研究そのものですね。
そして、何と、株式市場はオカルティズムに支配されている世界だと言っているのですよ。だから、オカルティックな知識の差が、勝てるトレーダーと、そうでないトレーダーを分ける、とか断言しているのですよ。
確かに、そういう意味で言えば、そうかも？
テクニカル分析なんて、オカルト、そのものですからね。それに、株式投資は、アノマリーとか経験則とかいうものも、結構、通用する世界ですからね。アノマリーとか経験則なんて科学が否定するようなものですからね。
さらに、神秘体験が市場を動かす鍵になる、とか言っているのですよ。
確かに、株式投資は、運という面も否定できないですからね。私も、結構、神社仏閣に行って必勝祈願をしたり、パワースポットに行ったりするからね。
ところで、以前の記事「テクニカル分析のお勉強～『半値八掛け二割引』『フィボナッチ比率の61.8％押し』」で「フィボナッチ比率」について紹介したのですが、この「フィボナッチ比率」は「フィボナッチ数列」に由来しています。
何と、月刊ムーによると、「フィボナッチ比率」を使用した投資手法は、13世紀の数秘にまつわる投資手法なのだそうです。
フィボナッチ数列とは以下のような数列です。
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610・・・・・・・
この数列は、隣り合う数字を足した値が、次の数字になるような数列なのですよ。
1+1=2 1+2=3 2+3=5 3+5=8 5+8=13・・・・・・
そして、フィボナッチ数同士の割合のことをフィボナッチ比率と言います。
例えば、
隣り合う小さいほうの数字を大きい方の数字で割ると
21÷34＝0.6176・・・
89÷144＝0.6180・・・
377÷610＝0.6180・・・
だいたい、0.618であることが確認できます。
先日の記事で書いたフィボナッチ比率61.8％押しの61.8％は、このフィボナッチ数同士の割合から来ています。
また、フィボナッチ比率38.2％押しの38.2％押しは、小さい方の数字を、大きい方に１つ飛ばした数字で割った値から来ています。
8÷21=0.3809・・・
13÷34=0.3823・・・
21÷55=0.3818・・・
だいたい、0.382であることが確認できます。
また、私は良く知らないのですがエリオット波動なるものも、フィボナッチ比率と深い関係があるそうですよ。
実は、私は、別の意味で、株式投資はオカルトの一種かも？と思うことがあるのですよ。
まず、オカルトの一種と思う根拠の一つが、最近まで、エリオット波動が、どうとかこうとか騒いでいた奴がいたのですよ。
実は、そいつは、「俺の言っていることを信じろ！」とか言っていて、「自分は救いの神だ！」と思っているような節があるのですよ。ホント、頭のおかしそうな奴でしょ。
そして、そいつは、Yahoo!ファイナンス掲示板では、全然、予想が当たらないことで有名なのです。要するに、自分は神だと思っているのに、周りからはピエロだと思われているのですよ。
まぁ、自分は、新興宗教の教祖になったつもりでいるのですよ。それでも、結構、信者がいるみたいですよ。だから、オカルトそのものでしょ。
さらに、怪しいブログやツイッターのアイコンには、ベルセルクの使徒のアイコンを使っていることがあるのです。特に、ベルセルクの最強(最凶)の使徒「グリフィス」を使っていたら要注意です。ベルセルクの使徒なんて、オカルトそのものだよ。
グリフィスはこんな奴です。
以前の記事でも書いたのですが、「アイコンが爽やかな例のオリジナル自画像風イラスト、スーパーカー、神、悪魔、ベルセルクの使徒」である奴は要注意です。
神？悪魔？ベルセルクの使徒？だいたい、こんなアイコンを使う奴は、自分は神だ！とか思っているのが多いですからね。注意しましょう。
怪しい奴が、株式投資のブログやツィッターのアイコンに、神だの悪魔だのベルセルクの使徒だのを使うのだから、株式投資が、いかにオカルティックなものと捉えられているか、わかるよね。
まぁ、世の中、「億り人」と呼ばれる人たちが、様々な株式投資の本を出版していますが、この本に書いてあることを真似しても、ほぼ100％億り人にはなれませんわな。
そもそも、雑誌に載っている彼らの投資法を真似すれば、誰でも億り人になる？そうならないのが株式投資の難しいところなのですよ。
何が違うのか？と考えると、やはり「何かを感じ取る力がある」のかと思います。だから、オカルト？
私は、ファンダメンタル分析を主体として銘柄を選び、テクニカル分析で買値目途を立てています。
テクニカル分析なんて、はっきり言って、株式投資の教科書に載っていることを覚えても使い物になりません。
実践で、相場全体の流れ、株式市場のトレンド、政治・経済の状況、等々を加味して、チャートをどう見るか、日々、訓練しないと、全く使えません。
そもそも、同じチャートを見ても人によって、見方が変わってきますからね。
また、同じチャートを見ても、日によって見方が変わったりしますからね。
また、チャートなんて、教科書に通りに動くか動かないか、結構、銘柄によって違いがあるのですよ。
それは、以前の記事「株は全ての銘柄で同じ方法が通用するほど甘くはない 」で書いた通りです。
要するに、株式投資は、相場に対するカンを磨くことが重要なのですよ。カンも、勘のカンだったり、観のカンだったりするのですよ。
しかし、この雑誌に株式投資の話題が載ったなんて、もしかしたら、バブルの終焉かも。
皆さん、気をつけた方がいいですよ。
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