平成30年11月分読書メーターまとめ | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、平成30年11月分読書メーターまとめです。

11月は7冊とここ最近では、気が付けば多かったです。
読みやすい作品が多かったのと、移動する機会が比較的あったことも要因ですね。

そういえば、とうとうkindleを買ってしまいました。
まだ画面に慣れないところではありますが、スマホやPCに比べても、kindleは電子書籍では一番目に優しいというか読みやすいですね。
軽いのは良いのですが、紙の厚さがない分、どの辺りまで進んだ感がつかめないのが何だか不思議な感じです。

因みにkindleを買うことにした理由は、本を置くスペースの関係が一番です。段々手狭になってきたもので。

11月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2564
ナイス数:115

幽霊たち幽霊たち感想
西澤先生特有の人の内面の昏い部分が書かれているのに、そこまでエグくならないのは、流石です。
家族関係の複雑さに、家系図を何度も見直しながら読み進めましたが、どこへ向かうのか分からないモヤモヤしたものが、終盤に向かって論理で紐解かれていく様が面白かったです。
読了日:11月04日 著者:西澤 保彦
閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)閻魔堂沙羅の推理奇譚 (講談社タイガ)感想
一度死んだ者が命をかけての推理ゲーム、というと殺伐としているようですが、読んでみるとかなり本格的な推理もので大満足でした。自分が死ぬまでの自分が知っている情報で犯人を推理するのですが、その論理が見事ですごく面白かったです。その上、死者が生き返ってからの後日譚がどれも清々しくて読後感がとても良く、続編も出ているようですので、ぜひ読んでみようと思いました。
読了日:11月07日 著者:木元 哉多
ぐるりよざ殺人事件  セーラー服と黙示録 (角川文庫)ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録 (角川文庫)感想
相変わらずのえげつない話の展開とロジックの嵐にお腹いっぱいになりました(褒めてます)。エステやオエステの移動などアリバイトリックは解決編を読んでも理解できず・・・、図が欲しいというのは甘えでしょうか。でも、正直族と嘘つき族のロジックはストンと落ちました。
読了日:11月16日 著者:古野 まほろ
閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室 (講談社タイガ)閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室 (講談社タイガ)感想
どのお話も1作目に続き、自分が誰にどうやって殺されたのかを推理するという設定と謎解明までのロジックが面白いですね。ですが、2話目など少々ホラー的な話もあり、飽きさせません。3作目も楽しみです。
読了日:11月21日 著者:木元 哉多
叙述トリック短編集叙述トリック短編集感想
叙述トリックばかりの短編集ということで、期待値が高すぎたのでしょうか、面白かったのですが、少々物足りない感じがしました。とは言え、読みやすい内容に、ほんわかとした雰囲気でライトに読めるものでしたね。
読了日:11月23日 著者:似鳥 鶏
美少年М (講談社タイガ)美少年М (講談社タイガ)感想
冒頭から美少年探偵団の5人がしばらく出てこないとの記載に少々残念と思っていたのですが、読んでみればわかりますが、全く問題なかったですね。相変わらず眉美ちゃんの語りが面白すぎです。美少年Mのラストは次が気になって仕方がありません。
審美試験は、探偵団の面々にそこまで思われてる眉美ちゃんって・・・と思いつつ、でもきっとそう思われると同時に何だかんだと憎めないんだろうなあと。そんな雰囲気が感じられました。
読了日:11月25日 著者:西尾 維新,キナコ
河原町ルヴォワール (講談社文庫)河原町ルヴォワール (講談社文庫)感想
ルヴォワール4部作の最後にふさわしく、どんでん返しの連続にまたまた途中こんがらがりそうになりましたが、大団円に満足です。
最後まで、登場人物たちがいずれも生き生きとしていて、龍師たちの物語がこれで終わってしまうのが本当に残念です。違った形でも良いので、龍師の活躍が見られると良いですね。
読了日:11月28日 著者:円居 挽

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