平成30年6月分読書メーターまとめ | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、平成30年6月分の読書メーターまとめです。

6月は9冊と過ぎてみれば、結構読んでいました。
読む時間が結構取れたからでしたね。

6月は新たに良い作家さんに出会えました。
それは円居挽先生。きっかけは「キングレオの冒険」ですが、ルヴォワールシリーズは聞いたことがあったので、これから円居先生の作品を読んでいこうと思います。

こういうことがあるので、新規開拓は楽しいです(*^.^*)。

6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2900
ナイス数:100

緑衣の美少年 (講談社タイガ)緑衣の美少年 (講談社タイガ)感想
今回は終盤は、結構深刻な内容でした。でも、美少年探偵団それぞれが作成した映画を見ながらの眉美ちゃんのツッコミは絶妙でしたね。思わず笑ってしまいました。ラストのリーダーの映画は流石リーダー、他の団員4人が尊敬して止まないのも納得です。真っすぐなんでしょうね。それにしても、眉美ちゃんが長縄さんと大変仲良しな感じなのは意外ですが、微笑ましいです。
読了日:06月29日 著者:西尾 維新,キナコ
探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫nex)探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫nex)感想
人工知能と言えども、探偵の「相以」も犯人の「以相」もとっても生き生きとしていて、読むのが大変楽しかったです。推理バトルを繰り広げながら、人工知能の色んな問題が一緒に学べてしまうのはお得な感じです。続きもありそうな展開に期待です。
読了日:06月26日 著者:早坂 吝
ダンガンロンパ霧切 6 (星海社FICTIONS)ダンガンロンパ霧切 6 (星海社FICTIONS)感想
前作から間が空いたので思い出しながら読みました。今回も贅沢なトリックの大盤振る舞いでしたね。1つ1つの黒の挑戦をじっくり取り組んでもらいたいところですが、それは野暮というものですね。遊園地のトリックは、そう来たかと。流石です。
読了日:06月24日 著者:北山 猛邦,小松崎 類
もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)もの言えぬ証人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
多額の財産を遺して亡くなった老婦人は、殺人なのか病死なのか。探りながらの捜査のためか、関係者一人一人当たる場面が結構な長さな上、淡々と続くので、中だるみ感はありました。終盤からは動きがあったので急に面白く感じました。ラストは見事ですね。
読了日:06月21日 著者:アガサ クリスティー
うちの執事に願ったならば 4 (角川文庫)うちの執事に願ったならば 4 (角川文庫)感想
表紙を見て、まずこれは誰?と思ってしまいましたが、絵を描く人が変わったわけではないですよね。
お話は相変わらずの日常でありながら、でも少しずつ緩やかに花穎本人や周りの人たちが変わっていく様は、読んでいて心地よいスピードです。
それにしても衣更月の完璧執事っぷりもすごいですが、第3話を読むと鳳の凄まじさ(世界中の何処にいても鳳に伝わる仕組みって・・・)には驚きます。そんな鳳の愛弟子なら衣更月もそうなりますよね。
読了日:06月15日 著者:高里 椎奈
キングレオの冒険 (文春文庫 ま 41-1)キングレオの冒険 (文春文庫 ま 41-1)感想
探偵が警察と並び、ある程度公共機関として認められている世界観は、解説にもありましたが、JDCシリーズを思い起こしますね。JDC程多くの探偵は出てきませんが、魅力溢れる登場人物たちは生き生きとしていて、良かったです。特に勘の良いワトソン役の大河の存在は、物語を読み進める上で、話が早くて気持ちが良いくらいでした。
最後の話の論理合戦も法廷のようで、面白かったです。
読了日:06月13日 著者:円居 挽
デッドマンズショウ 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)デッドマンズショウ 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)感想
シリーズの第2弾から読んでしまったせいか、個性あふれる登場人物たちのテンションについていけず、話に入り込むことが中々できませんでした。ただ、謎の連続殺人の真相は新鮮で、終盤で一気にまとめてしまった感はありましたが、中々面白かったです。
読了日:06月09日 著者:柴田 勝家,巖本 英利
バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘 (角川ホラー文庫)感想
フランスでの奇跡調査、信心深い村の人たちの前で起きた奇跡は偶然と悲しい事件がきっかけでしたが、それは心優しい少年が少女を思いやってのもので、何ともせつなくも心温まる結末でした。
それにしても、シン博士と平賀のやり取りはジワジワくる面白さがありますね。犬が出たときのシン博士の反応がまた良いです。今回はそこにロベルトも加わって、面白さが増した感じですね。
読了日:06月06日 著者:藤木 稟
十二大戦対十二大戦 (JUMP j BOOKS)十二大戦対十二大戦 (JUMP j BOOKS)感想
前作の十二大戦に登場の十二支がうろ覚えでしたので、思い出しながら読みましたが、初っ端からのフルスロットルでした。ただ中盤中だるみしてしまった感があるのは、12人の戦士と戦犯という縛りがある以上仕方がないのかな。でも、終盤ワンサイドゲームかと思われた戦いが変わってきてから、最後の展開は見事です。タイトルも読後に納得です。
読了日:06月03日 著者:西尾 維新,中村 光

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