いけにえと雪のセツナ(騎士の村ヤーガ、ネル洞窟) | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、キールを仲間にして、ルッツ山へ行くところからです。

ルッツの山では、道中ふいにエンドに内密で話をしたいという声が。
その声に従って、一人で会いに行きますと、そこにいたのはセツナを殺すよう依頼してきた謎の男でした。
久しぶりですね。
男はエンドに「なぜターゲットと共に旅をしているのか」と聞いてきます。
エンドは、いけにえはいずれ死ぬ運命にあるからと答えますと、男も主の命だからだと言うものの、いけにえとして命を捧げるのになぜわざわざ殺そうとするのか、と迷っている様子です。
一枚岩ではないようです。
セツナを殺す依頼の謎もいずれ解かれるのでしょうかね。

さて、ルッツ山を越えた先は、ロラの海が広がっていました。

最果ての地へ行くには、ロラの海を越えなければならないのですが、ロラの海は氷に覆われており、氷の上を歩くのは慣れていない者では命を落としかねません。

そこで、この近くにある騎士の村ヤーガで、渡るための案内人を探すことにしました。
ヤーガ村に行くも、人の気配がありません。
とは言っても、村が廃れた様子もありません。

村の中を周ってみますと、少年が一人、魔物に囲まれていたので、助けてあげました。
少年によると、村の人たちは近くのネル洞窟へ、魔物に連れていかれてしまったと。

早速、村人たちを助けるためにネル洞窟へ行きますと、洞窟の中では繭のようなものがあり、その周りには魔物が群がっています。

魔物を倒して、繭を調べると、何と村人が出てきました(ノ゚ο゚)ノ。
洞窟の中には他にも繭があり、繭から解放し、村人から話を聞きますと、魔物は騎士団がいないときに襲ってきたとのこと。
村に少年がいたことを伝えると、子どもは皆連れ去られたはずだと。
少々おかしいですね。

最奥まで行きますと、そこにいたのは村で助けた少年でした。
こんなところに少年がいることにおかしいと気付いたエンドが、構えますと、少年の姿がみるみる魔物の姿になりました∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。
そしてそのままバトルスタートです。

相手の魔物はカプタン。
魔物と言えども、子どものためか、HPはやや少なめです。
状態異常は厄介でしたが、難なく勝利です。

勝利後、魔物は「母さんは僕が守る」と言いながら、奥へ逃げていきました。
追っていきますと、そこには大きな魔物の死体が∑ヾ( ̄0 ̄;ノ。

どうやらその大きな魔物が、お母さんのようです。

ですが、魔物の子どもはお母さんが死んでいるということを、理解できていない様子。
魔物の子どもは、お母さんに元気になってもらうために、村人を連れてきたようです。

ただ、村人は連れ去られていましたが、危害は加えられた様子はないことから、セツナは魔物の子どもとは話せば分かり合えると言います。
そして、セツナが魔物の子どもに、お母さんは死んでしまったことを説明して、話をしますと、魔物の子どもは話してくれました。
お母さんは大きな鎌を持ったやつが突然襲ってきたところを、自分をかばってやられてしまった、と。

ここで、大きな鎌を持った男が登場するとは。彼の目的が良く分からないです。

セツナは、魔物の子どもに「お母さんの時は止まってしまったけど、あなたがお母さんとの想い出をもって生きている限り、お母さんはあなたの中で生き続ける」と話し、一緒に洞窟の入口まで行こうと言います。

入口近くまで行きますと、そこに現れましたのは、白い鎧を着た女性です。
彼女は、ヤーガ村の騎士団の団長ジュリオンです。

彼女は、エンドたちにその魔物の子どもを引き渡すよう言ってきますが、セツナは「彼は悪意があって行ったことではない」と反論します。
しかし、ジュリオンは「善意であろうと悪意であろうと、領民に危害を加えようとしたものを放っておくわけにはいかない」と。

ジュリオンが実力行使に移ろうとしたところ、エンドは止めに入りますが、ジュリオンはかなり強く相手になりません(><)。
ただ、そんなジュリオンにもセツナは真っ向から対抗します。意外にセツナ強い?

セツナは「命は等しく尊いものだと、そう教えてもらった」と。
ジュリオンは「魔物は生かしておけば、それだけで人々の脅威になる」と。

セツナはこの子は守ると対抗しますが、魔物の子どもは洞窟の奥へと逃げていってしまいます。
そんな姿を見て、ジュリオンは魔物の子どもを追うことはなく、セツナたちに「あなたたちが、領民を守ってくれたのは確かである。私にできることは力になる」と言ってくれました。
さっきまで戦いになろうかという間柄ですが、ここはお言葉に甘えて「ロラの海を渡りたい」と言いますと、手を貸すと言ってくれました。
そのためには、一度ヤーガ村に戻ることになりました。

今回の件は、魔物の子どもの行為は結果的に村人を傷つけてはいませんでしたが、母親に捧げるということは村人の命を奪うことに繋がることになるということを考えると、無知だから許されるというわけではない、というのが騎士団長の考え方とすると、彼女の言い分も最もだと思います。
反面、無知と言うより、魔物の世界のルールというか、理屈からすれば、人は栄養源だとすると、彼らが生きるための行動として、真っ当なことだったのかもしれません。
まあ、本当は子どもも含めて、お母さんも元気になるためには、人をさらってくる必要がなくて、それを知らない、知る機会がなかった子どもに責任を負わせるのは酷だということなのでしょうね。

今回はここまでで、次は騎士団長と共にヤーガ村に戻るところからです。