平成30年4月分読書メーターまとめ | たてつのゲームプレイ&読書日記

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ゲームや本について、ゆるゆると書いています。最近は「いけにえと雪のセツナ」のプレイ日記を書いてます。

今回は、平成30年4月分の読書メーターまとめです。

4月は4冊と少なめでしたね。

伝説シリーズ2冊とクリスティ2冊とバランスが自然と良くなっていました。
伝説シリーズは、本当に予想外の終わり方で、見事というほかないです。
終わってしまうのは寂しいですが、まあ本当にこれで最後かどうかは西尾先生ですからね、続く(番外編)こともあるかもしれません。

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1741
ナイス数:50

悲終伝 (講談社ノベルス)悲終伝 (講談社ノベルス)感想
読み終わってみれば、見事な終わり方でしたね。
相も変わらず途中(中盤くらい)までは、本当にこれ終わるのか、と心配になるような感じでしたが、それらが集約される最後はこれはこれで良かったなと思えるものでした。
物語シリーズのような続編は無いにしても、大変個性的なキャラクタが多いので、キャラクタに注目した外伝なんかあったりしても楽しいのではないかと。特に地濃とかね。
読了日:04月25日 著者:西尾 維新
カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
再読です。400冊の節目はポアロ最後の事件にしてみました。
デビュー作であるスタイルズ荘に始まり、スタイルズ荘で終わるという形は見事です。スタイルズ荘を読んで、あまり期間を置かずに本作を読んだのでより感慨深いものがありました。
最後の手記は、ポアロの友人であるヘイスティングズに対する尊敬や思いやりの深さがとても感じられるもので、切なくて悲しいのに、でも最後温かい気持ちになれるものでした。
読了日:04月20日 著者:アガサ・クリスティー
悲球伝 (講談社ノベルス)悲球伝 (講談社ノベルス)感想
伝説シリーズでは一番面白いと思える作品でしたね。
前作の衝撃のラストの純粋な続き、ではなく、今作は舞台が地球に戻り、メインは救助船リーダーシップでの悲恋(花屋瀟)と杵槻鋼矢の活躍と言ったところでしょうか。人間王国での手袋ちゃんの活躍(?)もありますが、今作の面白さは花屋瀟と鋼矢の関係ですね。
奇人変人の天才のエピソードは、ちゃんと書いたら何冊もの本になりそうなものをダイジェスト解説のようにまとめてしまうのは、西尾先生らしいですが、この方法は好みが分かれるでしょうね。私は、その贅沢さは嫌いではないです。
読了日:04月12日 著者:西尾 維新
邪悪の家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)邪悪の家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)感想
再読です。被害者かと思われた彼女が実は・・・という展開だけなら単純ですが、そこに色んな人の思惑が重なることで、事件が複雑になっているのが面白いです。
読了日:04月05日 著者:アガサ・クリスティー

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