さすがに11月は月数分の読書数にはなりませんでした。
改めて読んだ本の表紙を見るとカラフルですね。
ライトノベルも何冊か含まれていますが、昨今はこのような表紙の本が増えたのか、私がついつい表紙買いしてしまうのか。
でも、表紙の雰囲気は大事だと思います。
本屋で新規モノを物色する際は、タイトルと表紙を見て、次に裏表紙のあらすじを読んで判断することが大半ですからね。
作者買いするほどの作家さんて実はそんなに多くなくて(片手で足りるくらい)、同じ作家さんの作品でも、他の作品は良くてもあらすじで躊躇して読まないこともあります。
2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2201ページ
ナイス数:49ナイス
![バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴 (角川ホラー文庫)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61cptN6NbWL._SX100_.jpg)
今作のスタートは悪魔祓いからで、いつものペアではなく、ロベルトはエクソシストの補佐としてドイツへ行きます。表紙もロベルトでしたし、今回はロベルト一人の独壇場かと思ったら、むしろ平賀の方が活き活きとしていたように思えました。 冒頭から中盤まで、今回は流石に悪魔の仕業かと思えたことも、そこは奇跡調査官たちです。見事解明しますが、ある意味悪魔が原因とも言えるのかもしれませんね。
読了日:11月3日 著者:藤木稟
![美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 (講談社タイガ)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61QQehGRCdL._SX100_.jpg)
表紙と設定だけ見る限り、イロモノ感満載ですが、そこは西尾作品、一筋縄では行きません。ですが、物語シリーズに比べると大変読みやすかったです。語り手の眉美ちゃんは最初は癖がある性格にちょっとイライラしてしまいそうになるのですが、最後には可愛く思えてしまいました。 この作品は、最後のページをぺらっとめくらずにちゃんと順番に読むのがオススメです。 単発ものだと思ったら、まさかの新シリーズ。西尾先生本当に速筆ですね。
読了日:11月5日 著者:西尾維新
![終わりのセラフ2 一瀬グレン、16歳の破滅 (講談社ラノベ文庫)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61OU4tfs9bL._SX100_.jpg)
やっとグレンはその実力を徐々に発揮できるようになり、面白くなってきました。真昼や吸血鬼も出てきて、相変わらず展開が早いですが、この話が漫画版の世界の破滅へとどう繋がっていくのか楽しみです。
読了日:11月7日 著者:鏡貴也
![ラグナロク・トライアル ―新・封神裁判― (電撃文庫)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61sp8UwhhQL._SX100_.jpg)
1作目が面白かったので、続編があるということで読んでみました。2作目とはまた違った感じで面白かったです。 ただ、この分量に目一杯詰め込んだせいか、展開が早いというか、もう少し丁寧に書いてほしかった要素がいくつかあったのが残念です。 登場人物たちが魅力的なので、続編を期待しています。
読了日:11月12日 著者:多宇部貞人
![雪に眠る魔女 霊媒探偵アーネスト (講談社ノベルス)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F519W6MCE63L._SX100_.jpg)
未来を予言できる地守家を中心とする、閉鎖された集落で起こった過去の事件を調査していくというものですが、このシリーズは、霊媒師とか表紙の感じで誤解されがちですが、結構コテコテの本格推理モノです。 霊というかスピリットが事件には関わっているものの、それも一つの要素としてうまく機能していて面白かったです。
読了日:11月18日 著者:風森章羽
![愚物語 (講談社BOX)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F518GiOufNlL._SX100_.jpg)
物語シリーズが完結と言いつつ、まだまだ続いてくれているのは、ファンとして単純に嬉しいものです。 そだちフィアスコは、重く暗い話なのに、読んだ後味がそんなに悪くないのは老倉さんの不屈ゆえかもしれません。 するがボーンヘッドは、神原さんは語り手になると普通の人に見えるから不思議です。 つきひアンドゥは、月火ちゃんというより斧乃木ちゃんメインの話でしたね。作者のお気に入り具合がそこかしこに見え隠れしていました。
読了日:11月23日 著者:西尾維新,VOFAN
![クロノス: 天命探偵 Next Gear (新潮文庫)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51InfAjA0wL._SX100_.jpg)
続きもののシリーズですが、新シリーズ開始の作品ということで、読んでみました。前作まで未読ですので、若干登場人物たちの関係に馴染むのに少し時間はかかりましたが、十分楽しめました。 外れない死の予知夢に対して、どう対処していくのかが面白かったです。 最後の展開で次がどうなるのか楽しみです。
読了日:11月29日 著者:神永学
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