糸満市の学習塾
『共学院』
代表の舘内です![]()
今日は小学生から塾に通うことの有意性についてお話したいと思います。
現在共学院では、小学3年生から中学3年生までの生徒さんたちが通っています。
小学生コースには、中学受験コースと普通コースがあり、
中には小学3年生から中学3年生までずっと共学院で勉強してくれる子たちもいます。
小学生たちは塾に来ると必ず漢字から勉強してもらっています。
漢字に関しては、漢検を受けることを勧めていることもあり、
中学に進学するまでには5級~3級まで取得している子が殆どです。
そして、中学受験をするしないに関わらず文章読解、計算問題に関しては
同等のものを勉強してもらっています。
もちろん段階を踏んで徐々にその子に合わせてレベルを上げていっています。
なぜ中学受験をしないのにレベルが高めの問題も解く必要があるのかというと、
中学に進学したときに基礎学力として身についていて欲しいものが国語力と、
きちんとした計算力だからです。
中2・中3になって高校入試のために本格的に受験勉強を始めたときに、
学力の差として表れやすいのがこの二つです。
それは、小学校準拠のワークをこなすだけでは十分ではありません。
少し長めの文章、様々な物語文や論説文に多く触れておきたいですし、
少し複雑な分数や小数も出てくる計算に苦手意識を持たないようにさせたいです。
特に文章を読む力というのは簡単に身につくものではありません。
問題に答える為に文章中から何を手がかりに、答えを見つけ出せばいいのかは、
土台となっている漢字の読み書きに加え、語彙力、指示語を掴むこと、比喩表現、
文章の展開、具体例、抽象的な表現など、文脈を読み取るための様々な知識が必要となっています。
ましてや現代の子どもたちは、文字離れしてしまっている子と文字に触れてきている子、
つまり漫画すら全く読まない子と本も漫画も読む子の国語力の差は大きくなっています。
文字を読むことに慣れてない子がいざ高校受験勉強のために問題を解くようになると、
最初は、字ずらは追えるけれど、書かれていることの内容がさっぱり入ってこないという状態になっています。
文章を読んで理解出来るようにするには時間とお互いの根気が必要になってきます。
こういう現状を踏まえると、小学生のうちに豊かな言葉や文章、問題文にたくさん触れさせたいと思います。
そうすることで文章を読むことに対する抵抗感が少なくなりますし、問題の答え方の見つけ出し方のパターンや
答え方のパターンを知ることができます。
さらに、この読む力に関する課題というものは国語の問題だけでなく他の科目にも関わっています。
文語で書かれている理科の実験内容や社会の選択問題の文章、数学の文章問題、
これらのものを一人で読み取る力が無い子が多くなっています。
講師からの問題文そのものへの嚙み砕いた説明がないと、書かれていることの意味がつかめず、
お手上げ状態になっています。
塾では問題の解き方の説明をしてあげていますが、生徒が一人で答えまで辿り着くことが出来るように
なるのが目的なので、出来るようにしてあげるのに時間が欲しいなと思ってしまいます。
こういう現状を鑑みると、私は小学生のころから焦らず丁寧に学力の土台をつくってあげたいです。
小学生から通ってくれている生徒さんたちには、中学の勉強に大きな支障がないようにしてあげたいと思っています。
それは大学までの進学の基礎となるものでもありますし、正直言いますと中学程度の勉強はちゃんと仕上げて
高校へ送り出したいとも思っています。
先の進路のことを踏まえ、小学生には漢字の読み書き、文章読解、
計算力、文章問題への応用力をつける勉強をしてもらっています。
そして、小学6年生の3学期辺りから、中学の勉強に自信を持って進学してもらうために
英語と数学の先取りを徐々に入れていきます。
余裕があるうちに、英単語を覚えるという苦手になりやすいものに先に手を付けておくこと、
マイナスの数の計算をしっかり叩き込んでます。
中学2年・3年までに英検や漢検の準2級をとれるような進度でもって進められると、
高校受験に関しては、むしろここから本領発揮という感じになってくると思います。
きっと、このブログをお読みになっている保護者様の中にはお子さまを大学まで進学させてあげたいと
お考えの方もいると思います。
小学生から塾に通うことの有意性や目的の一つにそのことが挙げられると思います。
焦らず丁寧に学力の土台をつくってあげて選択肢や可能性を広げる
サポートを共学院でさせていただきます。
ぜひ、ご連絡をお待ちしています。
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一人一人の生徒のために
心ある指導
『共学院』
糸満市兼城369-1
098-995-0603