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2024年6月4日
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6月1日は、6月よりプチ移住を開始されたDさんご夫妻とご一緒したが、すぐに出京され、入れ違いのように昨年5月からブチ移住を始められたTさんが入京された。
今日はTさんご夫妻と6月1日より公開となった「建仁寺」の塔頭「両足院」に行ってみることになった。
Tさんとの約束は午後からなので、午前中は「相国寺」の「承天閣美術館」に行く。
9時、徒歩約3分の「太秦映画村前」から63番の京都バスに乗り「烏丸御池」で下車。地下鉄「烏丸御池」駅から「今出川」駅で降りる。約3分の相国寺西門を入る
承天閣美術館は、境内のかなり奥にある
前の写真右側のタテカン横が美術館入口。現在「頂相-祖師たちの絵姿」という展示を開催中
前の写真の門を入ると美術館までの参道が美しい
写真中央奥が美術館入口
とりわけ新緑が美しい
美術館玄関
達磨を初祖に仰ぐ禅の教えは、師から弟子へ連綿と受け嗣がれていくが、各時代の師の、いわば肖像画を「頂相(ちんそう)」と称する。何十枚もの頂相がズラッと並んでいて壮観だった。初公開の頂相が何十枚もあった。
今出川駅から烏丸御池駅にもどり、駅構内の有名パン屋「志津屋」で昼食する。
Tさんとの待ち合わせの時間まで間があったので、烏丸御池交差点近くの「NHK京都支局」に寄ってみる
前の写真中央やや左にある
「光る君へ」出演者の等身大パネルが飾ってあった。写真はミニチュアパネル
13時、烏丸御池駅改札口でTさんご夫妻と合流。烏丸御池バス停から63番の京都バスにのり「四条京阪前」バス停で降りる。
外国人観光客ばかりの祇園「花見小路」を通り抜け、徒歩15分ほどで建仁寺北門を入る。
北門を入ってスグの両足院への通路(写真右側)。写真左側の「西来院(せいらいいん)」は、今年3月23日〜7月31日まで特別公開とのこと。あとで拝観することにした
前の写真右奥のタテカン左が両足院入口
6月1日より公開。「半夏生(はんげしょう)」は見られるだろうか?
※半夏生は水辺に高さ六〇センチほどに生え、半夏生のころだけ頂の葉の下半分が白くなる「どくだみ科」の多年生植物。
書院前庭から撮影。けっこう白くなっていた
前の写真の右側
半夏生のアップ
となりの本堂から撮影
本堂前庭園
建仁寺の法堂(本堂)で、何か法要をやっていた。聞いてみると明日、裏千家の法要があり、そのリハーサル?とのこと
コレはチョッと珍しい光景に遭遇した
たくさんの僧侶が法堂内を読経しながらグルグルと廻っている
時々、止まったりする
特別公開している西来院に行ってみる。
2028年に蘭渓道隆750年遠忌を迎えるにあたって境内の整備が進められ、名前にちなんで「蘭の寺」として特別公開されるにことになったそう
前の写真奥の表門を入る
この青い瓶のようなものは何だろう?
前の写真の門をくぐると、写真左端が拝観受付。右側に・・・?
前の写真のさらに右側。なんと人気コーヒー店『ブルーボトルコーヒー』の移動式カフェ「ブルーボトル コーヒートラック」が、初めて京都のお寺の境内に出店されたとのこと。
ここで飲み物を買って西来院の室内に持ち込めるとのことで、我々3人も購入。
写真の男女はTさんご夫妻。しかし、このトラックをどうやって境内に入れたのだろう?
西来院は、鎌倉時代、中国渡来の禅僧「蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)」によって創建された。蘭渓道隆は北条氏に招かれて鎌倉の『建長寺』の開山でもあり、建仁寺の11世住職でもある。関東でも馴染み深い禅僧である
室内に入る。飲み物を飲みながら庭園を観賞できる
前の写真奥の前庭「九華青蓮」
前の写真の右側にコーヒートラックが見える
やや乱雑なところが形式張らない禅寺らしくて良い。奥の衝立は「不識」と書いてある
奥の本堂前庭「峨眉乗雲」。
前の写真の反対側から撮影
これらの庭は、2028年の蘭渓道隆750年遠忌を記念して、『足立美術館庭園』の作者として有名な中根金作の設立した中根庭園研究所(中根史郎/中根行宏/中根直紀)が作庭とのこと。
写真右端は前の写真の枯山水庭園「峨眉乗雲」。本堂(写真左端)には、蘭渓道隆像が安置されている
本堂天井の、中国人アーティスト・陳漫(チェン・マン)さんによる本堂天井の白龍図
龍は2匹描かれている
中庭も新しくなり、中庭「天地」。特徴的なのは正円の黒い石器「円宗」。
「樂焼」で有名な樂家の出身で彫刻家として活躍されている樂雅臣さんの作品
前の写真の反対側から撮影
陳漫氏による「唐獅子図屏風」
再び「四条京阪前」バス停から66番の京都バスに乗り、Tさんご夫妻は「市役所前」で下車。
こちらは「常盤仲之町(スーパー・マツモト前)」で降り、スーパー・マツモトに寄り帰った。
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ここから2024年6月5日
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今日は、午後、出京するが、その前に都草の美化活動(寺社の清掃)に参加する。今日の清掃場所は紫野の「今宮神社」。
「太秦映画村前」8時42分発の63番の京都バスに乗り「千本丸太町」で下車。
「千本通」の千本丸太町バス停(同じバス停が複数ある)から46番の市バスに乗る。
バス停のスグ後ろは、かつて平安京の中心だった「大極殿」のあった場所
前の写真右端奥に、大極殿跡の石碑がある
15分ほどで「今宮神社前」バス停に着いた
前の写真奥の狛犬の前の今宮神社楼門
今宮神社の駒札(由緒書)
30分早く着いてしまったが、都草役員の方達がもう居て参加手続きをする。
楼門を入った参道
写真下の結界から奥で写真撮影は一応禁止なので、この位置から本殿を撮影。手前は「神楽殿」
今宮神社は、徳川5代将軍「綱吉」の生母「玉(桂昌院)」が、深く信仰した神社として有名
10時から1時間、清掃作業が始まる。写真下右側を掃除した
絵馬堂には古い絵馬が多く掛けられていて面白い
前の写真奥の巨大な絵馬は「寛政十年(1798年)」と書いてある。
11時から今宮神社の歴史について宮司さんによるお話の後、解散。
「京都」駅に行き、午後2時ころの新幹線に乗り、出京した
※今回のリポートはこれで終了します。閲覧及びコメントいただいた方々には、改めて御礼申し上げます。