瀧尾神社「木彫り龍」特別公開、泉涌寺「大涅槃図」特別公開 | プチプラ移住 in 京都  

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3月14日。

今年の干支は「辰」。

辰年にちなみ、東山区の「瀧尾神社」では、江戸時代後期(185年前)の彫刻家「九山新太郎」により、拝殿天井に彫られた全長8mの木彫りの龍を特別公開している。

瀧尾神社では当初「特別昇殿期間」として1月8日まで、拝殿に昇って間近で龍の彫刻を鑑賞できるようにしたが、思いの外の人気となったので、現在も特別昇殿期間を延長している。

 

併せて、3月8日から3月17日まで「泉涌寺仏殿」において「大涅槃図」が、「舎利殿」においてコチラも辰年にちなみ「狩野山雪筆の雲龍図」が、特別公開されているので拝観する。

 

徒歩約10分のJR嵯峨野線「太秦」駅9時00分発に乗り、「京都」駅でJR奈良線に乗り換え9時31分、「東福寺」駅に着く

前の写真「東福寺」駅から、徒歩3分ほどで瀧尾神社に着く

前の写真右端の赤い鳥居から入ると、正面に拝観受付テント、拝殿、奧に本殿がある

拝観受付で500円納める

拝殿に昇る拝観者達

拝殿内

拝殿天井の全長8mの木彫りの龍

あまりの躍動感ある姿に、当時は「龍が夜な夜な水を飲みに動き出す」と恐れられたため、金網が張られたという逸話があるそう

龍の頭部。細長い髭もリアル❗

祇園祭の「大船鉾」は、最近(2014年)祇園祭に復帰したのだが、大船鉾の鉾頭はこの龍頭をモデルにしたという説もある。

 

 

 

先ほど、くぐった瀧尾神社の赤い鳥居前の坂を上って行くと「東大路通」に出る

前の写真中央の「泉涌寺道」を5分ほど上って行くと泉涌寺総門に着く

前の写真中央の総門左側の「大涅槃図公開中」と「第58回京の冬の旅」の掲示

前の写真右端の参道は通らず、総門左側にある塔頭「即成院」脇を通って行く

「那須与一」墓の横を通って行く

塔頭「戒光寺(かいこうじ)」に出る

 

前の写真中央の拡大

前の写真奧に「運慶・快慶」作の身長10mを超える巨大な重要文化財「釈迦如来」像が安置されている(撮影禁止)

戒光寺表門を出ると、泉涌寺参道に出るので上って行く

泉涌寺参道を上って行くと

泉涌寺 総門に着く

前の写真奧に見えているのが本堂(仏殿)


毎年3月中旬に行われる涅槃会では、釈迦入滅を描いた涅槃図が仏殿に掲げられる(撮影禁止)。江戸時代の明誉上人によって描かれた涅槃図は、縦約15メートル、横8メートルあり日本最大の大きさを誇り、天井から床にかけてコの字型に折り畳んで吊らなければ堂内に収まりきらない。

今年の特別公開は3月8日~17日まで。

 

 

涅槃図に描かれた人・動物について30分を超えるたいへん詳しい解説があり、全部聴いてしまった。

 

本堂の裏側には「第58回京の冬の旅」特別公開の舎利殿がある(写真左端が本堂)

ー特別公開の舎利殿は寛永年間に京都御所から移築された建物で、釈迦の歯(仏牙舎利)を安置するお堂。日本最古級の韋駄天(いだてん)立像(重文)や月蓋長者(がつがいちょうじゃ)像(重文)が祀られており、「鳴き龍」で知られる狩野山雪筆の天井画「雲龍図」があることから12年に一度の辰年ほか特別な機会にのみ公開されてきた(泉涌寺サイトより)ー

 

舎利殿内は、かなり暗いので雲龍図は見にくい。劣化を防ぐためやむを得ない。

 

手前「舎利殿」、奧「本堂」

舎利殿前でくつろぐ拝殿者達

午後1時過ぎの新幹線で出京

スッポリ雲に覆われる富士山

 

※今回のリポートはこれで終了します。閲覧及びコメントいただいた方々には、改めて御礼申し上げます。また21日に入京予定しています。