西本願寺の飛雲閣は、2017年から2020年まで、修復工事をやっていた。本体だけでなく周囲の庭園も整備したとのこと。工事完了後、まだ観ていなかったが、今回の「京の冬の旅」で特別公開しているので観に行くことにした。
また今年のNHK大河ドラマで、にわかに人気となった西本願寺向かい側の「風俗博物館」も観に行く。
9時、我が庵を出る。今日は曇り時々晴れ。
徒歩約3分の「太秦映画村道」から75番の市バスに乗り「西本願寺前」で降りる
前の写真、降りた西本願寺前バス停の反対側(来た方)に風俗博物館がある
前の写真のバス停ポール右側のビル5階が風俗博物館
前の写真中央下入口を入る
ナゼか? 風俗博物館の表示しかない。その他のフロアはどうなっているのか?
前の写真の真向かいにあるエレベーターで5階の扉が開いた瞬間、イキナリ博物館なので驚く😲
縮尺4分の1だが、平安時代のセットとおびただしい人形群は圧巻ではある‼️
要するに「平安時代ジオラマ」と言った感じ
入場料800円だが、チョー詳しい展示解説がもらえる。撮影フリー、ブログ掲載🆗とのこと
上の3枚の写真は、源氏物語「御法(みのり)」巻の「法華経千部供養」を再現したジオラマ。
チョー詳しい解説↓
※写真をダブルクリックして、写真だけ表示し、スワイプすると字が読めます。
【写真①】写真の殿上、左から「夕霧」「光源氏」
【写真②】殿上では「薪の行道」を行っているところ
下では舞「陵王」を踊っている
反対側から撮影。背中を向けた白い束帯姿は参会の親王
上の場面の解説
上の【写真①】の光源氏の横の屏風の向こう側には、主催者の「紫の上」が居る
前の写真奥の拡大
恐ろしく専門的かつマニアック(-_-;)💦
上の【写真②】の解説。これも専門的❗
源氏物語「若紫上」巻より「産養」。明石の女御の皇子誕生、その他
写真左端は、産養の主要行事「廻粥」のお粥
前の写真の右側。光源氏が明石の女御が産んだ皇子を抱いている
前の写真の右側
奥で寝ているのが明石の女御。奥の女性が葵の上
チョー詳しい解説
以下の展示は理解しやすい。
各種「かさね装束」
男性貴族の服の色
一位から五位の位別の色
前の写真左から一位~三位
四位から五位
そう言えば大河ドラマの道長は、まだ四位~五位なので勤務の時は、赤い束帯だった。
下級貴族(六位以下)の着用色。急に地味
前の写真左から
大河ドラマでもやっていたゲーム「へん接ぎ」
前の写真奥のお菓子の解説
髪の手入れ
前の写真の解説
次々と来館者がやってくる。「お人形さん」とバカにはできない優れ博物館だとは思うが、これくらい専門的にしないと満足しないのだろうか?
1階に降りて、西本願寺に入る。写真右端は新撰組が居た「太鼓楼」
「御影堂門」から入る
前の写真門左側の冬の旅のタテカン
飛雲閣の拝観受付(写真の白テント)に直行。
入った瞬間
東側から撮影。庭園(滴翠園)も整備されていた
飛雲閣とつながるサウナ(蒸し)風呂、浴室(黄鶴台)
西側から撮影。修復工事前はココからの撮影はできなかった。京都タワーも写る
奧の茶室。初めて来た
西側からの初めての撮影(京都タワー無し)
「唐門」前を通過。
「七条大宮」角の「笹屋伊織」に入る
冬の旅特別公開を3ヶ所拝観すると指定の店で接待が受けられる。※写真のお菓子は別注
七条大宮から205番の市バスに乗り「北野白梅町」で下車。徒歩5分して「北野天満宮」に入る
北野天満宮 梅苑
「楼門」前の撫牛。白梅は散って紅梅
梅苑に入ろうかと思っていたが、700円が1200円になっていたので興醒めしてやめた❗
参道脇からでもけっこう楽しめる
白梅に、一枝だけ紅白互い違いは珍しい
新しいお札をいただくのも目的。参拝して退出。「北野白梅町」から205番の市バスに乗り「西大路円町」で、91番の市バスに乗り換え「太秦映画村道(スーパー・マツモト前)」で下車。
「マツヤ」で遅い昼食し、帰った。