《2025年4月9日》
今日は7年ぶりに「都をどり」を観に行く。
7年前は、その前年2017年から「祇園甲部歌舞練場」の耐震改修に伴い、会場が「京都芸術劇場春秋座」に変更となり、叡山電鉄「茶山」駅で降りて「京都芸術大学」内にある春秋座劇場まで行ったのだった。
2019年、耐震改修を終えた「南座」に会場を移して開催。2020年~2021年はコロナ禍で中止。
2022年、南座で3年ぶりに開催再開と、近年は波乱の状況が続いたが、2023年から耐震改修を終えた本来の祇園甲部歌舞練場で開催されるようになった。だから祇園甲部歌舞練場で観覧するのは初めてになる。
昨日、ご一緒していた友人のKさんと12時半からの回を観に行く。先月、Kさんにチケットをとってもらっていたのだった。
令和7年 都をどりポスター
徒歩約8分の嵐電「太秦広隆寺」駅、10時23分発に乗る
終点「四条大宮」駅で阪急に乗り終点「京都河原町」駅で下車。「四条大橋」脇のドトールコーヒーでKさんと合流。
「四条通」の時々、参っていた「中源寺」に立ち寄る
中源寺は、別名「目疾(めやみ)地蔵」といい、眼病にご利益がある。今般、網膜に帯状疱疹が及ばなかったのでお礼参りする
中源寺から100mほど歩くと祇園甲部の入口「花見小路」。花見小路は平日なのに相変わらず多くの観光客がタムロしている
前の写真の位置から振り返ると花見小路の入口に都をどりの大看板が上がっていた
花見小路のだいぶ奥に祇園甲部歌舞練場がある
また何か工事をしていたが、興行自体には支障がないらしい
ゲートをくぐる
前の写真中央奥の玄関は、今回、出口になっている
前の写真右奥が入場口で12時半開演のところ1時間前に来たのだが、すでに行列になっていた
茶䄅付一等観覧券とプログラム引換券
都をどりそのものは撮影禁止だが、多くの撮影スポットが用意されていた
都をどりの、言わば「共通コスチューム」
毎年、基調はこのブルーだが、袖の意匠が違う
都をどりのポスターに使用されている諌山さんの原画もあった。個展でご挨拶したことがあった
こういう色の振袖もある
一度、庭園前の控室に座らせる
一列づつ、また別室に移動し、舞妓さんの茶道のお点前を拝見しながら抹茶とお菓子をいただく。この光景は、残念ながら撮影禁止。この日の「お点前」担当と「おひかえ」担当のお二人
屛風なども展示されていた
庭にも出られる
この建物1階は、さきほどの控室
いよいよ劇場に入る通路(写真左端)。写真中央の白塀は「崇徳天皇御廟」である
2階席の舞台左側の座椅子席だった。雰囲気的には、歌舞伎の桟敷席のようだ
前の写真の左端
真向いの2階が舞台右側の座椅子席で、こちらの左側座椅子席と全く同じ。
その下に右側の「花道」が見える。左側の「花道」は真下になるので見ることはできない
だんだん観客が増える
購入プログラム
購入プログラムには、昨日、Kさんとお会いしていた女将のところの舞妓さんが掲載されていた。「今日、出演するので見てあげて」と言われていた。
しかし舞台上ではナカナカ判別できなかった。「たぶんあの子では?」とKさんと意見は一致したが、今度、女将に聞いてみようということになった
公演中は撮影禁止。始まる前と終わったあとでは、幕のデザインが違っていた。
昼食していなかったのでかなりお腹が空いていた。とにかく近くのイタリアンの店に入る
美味しいパスタだった
お腹が満されたところで、腹ごなしに「四条川端」から「三条川端」まで歩く
まだまだお花見が楽しめる
先斗町の歌舞練場。第186回 鴨川をどり は、令和7年5月1日(木)~24日(土)開催
「三条大橋」手前。「二条城」が見頃との情報で、地下鉄「三条京阪」駅から「二条城前」駅で降りる
二条城拝観受付前には大行列ができていた
それでもそんなに待たされず入場できた
「唐門」横の「御所御車返し」は、毎年見たくなる
二の丸庭園の御所御車返し
花びらが密集している
二の丸庭園
この「かんざん」が見事
城内奥のしだれ桜が迫力ある
「桜の滝」といった感じ
「北大手門」前で観桜会をやっていた
二条城の花見を今年のラスト花見としたい。
地下鉄「二条城前」駅から「太秦天神川」駅で嵐電に乗り「太秦広隆寺」駅で下車。
コンビニに寄り帰った。
※明日、出京するので今回のブログは本日で終了致します。コメント、及び閲覧下さった方々には、改めて御礼申し上げます。次は「葵祭」の頃、上洛いたします。