希望マニフェスト2019-2023
幸福を守り育てる希望郷いわて―復興と地域振興―
「いわて県民計画(2019-2028)」を推進し、「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」を実現。
(*印の項目は、いわて県民計画プラスの政策です)
1.<東日本大震災津波からの復興>
・ハード事業の早期完了。
・こころのケア、新たなコミュニティ形成支援、住宅再建・事業者支援など、必要な事業の継続。
・震災と復興の伝承、発信。
*被災者の国民健康保険等の一部負担金免除は来年も継続します。
2.<地域振興>
(1) SDGs(国連・持続可能な開発目標)を組み込んだ、人口減少対策の新たな総合戦略。
*「いわてネクストジェネレーション・フォーラム」を開催し、若者の活躍を支援します。
(2)北上川流域の、一体的地域振興。
(3)岩手沿岸=三陸地域の、ジオパーク、「食の聖地」、スポーツアクティビティ等の魅力向上、防災と復興を核にした地域振興。
(4)岩手県北部の、大学や研究機関と連携した地域振興。
(5)情報通信技術を活用した、地域公共交通の確保、小集落の活力向上。
*5G(第5世代移動通信システム)による地域課題解決を進めます。
(6)ILC(国際リニアコライダー)の実現。
(7)ラグビーワールドカップ2019岩手県釜石市開催の成功。東京2020オリンピック・パラリンピックを「復興五輪」に。文化・スポーツ振興。御所野遺跡の世界遺産登録。
3.<幸福度の向上―いわて幸せ大作戦>
10の政策分野(①健康・余暇、②家族・子育て、③教育、④居住環境・コミュニティ⑤、安全、⑥仕事・収入、⑦歴史・文化、⑧自然環境、⑨社会基盤、⑩参画)ごとに幸福関連指標を定め、団体、企業、個人の参画を得ながら、県民及び岩手に関わる全ての人の幸福度を向上。
*子どもの医療費の窓口無料化(現物給付)を中学校卒業時まで拡大します。
*中学生の部活動及びそれ以外のスポーツ・文化活動に関する調査を行い、生徒本位の有意義な活動を目指します。
*子どもの貧困調査に基づき、対策を講じます。
*ヘルプマークの普及、まちづくりユニバーサルデザインガイドラインの改定で、共生社会の実現を進めます。
4.<産業振興>
(1)農林水産業の人材育成・経営体強化、食のブランド力向上、海外販路拡大。
*令和4(2022)年の「全国植樹祭」岩手県開催を成功させます。
(2)県内企業の働き方改革や生産性向上を支援。県内就職を促す情報発信の強化。自動車・半導体関連産業の集積促進、地域資源を生かした産業の育成。若者・女性による起業・創業の支援。
*令和元(2019)年の「伝統的工芸品月間国民会議全国大会」岩手県開催を成功させます。
(3)道路、鉄道、空港、港湾の活用促進、国内、海外からの観光・交流を増大。
*令和3(2021)年の東北デスティネーションキャンペーンを成功させます。
(4)復興事業の完了後も計画的な建設投資を実施。高規格道路や緊急輸送道路の整備。河川の治水・防災。生活道路の整備。
5.<新時代に対応する地方自治の体制強化>
人口減少対策や情報通信技術活用等のため、市町村と連携する県の体制を強化。
*市町村行政と連携・協力する県の部局を強化します。
*市町村の水道事業について、広域化推進などの支援を行います。
*市町村消防団の強化、消防団員の確保のため、補助制度を創設します。
(終)