釣りから物流を考える | 垂水のてるさんの釣りバカ日誌

垂水のてるさんの釣りバカ日誌

投げ釣りファンを増やすため神戸のアラ還釣りバカおじさんがポイントもコツも隠さずつぶやきます。

てるさんが今ほしいものは、キス用のドラグなしリールとカレイ用のドラグ付きリール。大学生と高校生のすねかじりをもつ身ゆえいずれも予算は2万円。

 

キス用は昨年ダイワのプライムキャスター27-405Nを買ったので、それに合わせて35mmストロークの遠投用として、ダイワのグランドサーフ35 0.8PEか、シマノのCI4+35極細を考えている。

 

カレイ用は2~4個持ち歩くため、軽量化としてダイワのパワーサーフSS 4000QDか、シマノのSD 30標準を候補にしている。

 

それで、しょっちゅうネットと釣具屋をチェックしているのだが、昨年あたりからすごく品薄になっているような気がする。特に製造年の古いものは在庫切れが長期化している。

 

てるさんは物流関係の仕事なので、この状況を結構気にしている。

 

これまでコスト削減と効率化のために、グローバルな供給網と在庫の最小化を長い年月をかけて追求し続け、実際に実現されてきたのだけど、最近は新型コロナや気候変動や災害で、その精緻な供給網のどこかが崩れて、全体が回らず、モノが市場からなくなるという状況が出始めているように思う。

 

自動車で海外からの部品が入らないために国内の工場が稼働できず、納車に長く待たされるのは、まさにその典型である。

 

釣具も同様に海外からの部品供給が崩れて生産できないか、海外の製造工場が稼働できない、あるいは部品輸入ができない状況になっているのではないかな。

 

そろそろこれまでのグローバルな調達と最小在庫の追求を見直して、製造に近いローカルな調達網と安全な在庫保有をするサプライチェーンに切り替えることを考える必要があるように思える。

 

なんて、仕事に追われて釣りに行けない週末前はちょっとまじめなことを考えてしまうのである。