XLRバランスケーブルの自作方法(キャノンケーブル) | たろさんの徒然草

たろさんの徒然草

徒然なるままに更新して行こうと思います。

前回のアンバランスフォンケーブルの自作方法に続き、今回はバランスケーブルの自作方法を紹介します。

参考までに前回の記事はこちら
アンバランスフォンケーブル自作方法



さて、今回使うケーブルは超定番のMOGAMI2549。
2芯ケーブルです。
バランスケーブルは2芯以上のケーブルで作ります。
1芯ケーブルでは作れませんのでご注意を。

キャノンのコネクタは
NEUTRIK NC3MXX-B XLRコネクター/ノイトリック





NEUTRIK NC3FXX-B XLRコネクター/ノイトリック




オスとメスですね。
宗近太郎の徒然草

宗近太郎の徒然草


こっちがオス
宗近太郎の徒然草


こっちがメス
宗近太郎の徒然草



さす方がオスでさされる方がメスです。
もうこれは下ネタでしかないですね。

両側のコネクタのカバーをきちんと最初にケーブルに通しておきましょう。
宗近太郎の徒然草

最初に通しておかないとハンダつけたあとに後悔することになります。

では前回と同じように皮をむいていきましょう。
宗近太郎の徒然草



2芯になってますねー。
宗近太郎の徒然草


外側の導線をどかしといて
宗近太郎の徒然草



不要な2本のチューブ(?)は切っちゃいました。
宗近太郎の徒然草


2本の導線の外の皮も剥いていきます。
宗近太郎の徒然草




アッー!
宗近太郎の徒然草


外側の導線もねじってまとめます。
宗近太郎の徒然草


前回と同じ要領で3本の導線に仮ハンダしときます。
宗近太郎の徒然草




さて次は導線を接続するコネクタ側です。
ふいに動かないようにケーブルチェッカー(BEHRINGER CT100)にさして固定しています。
これは別に固定できればなんでもいいです。
宗近太郎の徒然草


導線をのせるポイントに仮ハンダします。
宗近太郎の徒然草


前回と同じ要領でハンダを押し当てて接続します。
宗近太郎の徒然草


さて、ここでどことどこを接続したか説明します。

ケーブル側は、前回説明した有色ホットの法則に基づいて、青がHOT(Tip、+)、白がCOLD(スリープ、-)とします。
外側の導線をまとめてねじったものはグランド(リング、アース)と言います。

そしてコネクタ側ですが、上の方にのせた写真を見て分かるように、キャノンコネクタには「1、2、3」の番号がふられています。

現在ほとんどの機材は2番ホットで統一されています。
たまに古い機材や海外製のもので3番ホットのものがあるので、そのときはそれにあわせて作ってやりましょう。

今回は2番ホットで作るので、

3に白(COLD)
2に青(HOT)
1に周りの導線をまとめたもの(グランド)

間違えないようにハンダ付けします。
宗近太郎の徒然草

上からキャップをかぶせます。
宗近太郎の徒然草



オス側
宗近太郎の徒然草


メス側
宗近太郎の徒然草


最初に通しておいたキャップとあわせて完成です。
宗近太郎の徒然草



じゃーん
宗近太郎の徒然草






うむ、キチンと接続されてますね。
宗近太郎の徒然草






こんな感じです。
基本的なことや工具については前回の記事で触れてるので、そちらをご覧ください。
http://ameblo.jp/tarouchan72/entry-11137906927.html


ではでは。