空港までは自力・・
既にイスラム教のシーア派を信仰している少数民族のハザラ人への虐殺が続いています。
モンゴル帝国を築いたあのチンギスハーンの末裔と言われている。そのため、人種としてはモンゴロイド系で、外見は何とも日本人にもそっくりな人も多いのです。言語はペルシャ語の方言を話します。
アフガニスタン ハザラ族の男性に対する残忍な虐殺はタリバンの仕業-新調査結果
アムネスティ・インターナショナルは、先月アフガニスタンのガズニ州を制圧した後、タリバンの戦闘員がハザラ族の男性9人を虐殺したと発表しました。
現地調査員は、7月4日から6日の間にマリスタン地区のムンダラクト村で行われたこの殺害事件の目撃者に話を聞きました。6人の男性が銃で撃たれ、3人が拷問で殺されました。そのうち1人は自分のスカーフで首を絞められ、腕の筋肉を切り落とされました。
自衛隊機アフガン派遣 輸送邦人ら空港までは自力-産経
配信
❒自衛隊機アフガン派遣 輸送邦人ら空港までは自力-産経
8/24(火) 6:32配信
政府は混乱が続くアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、現地への自衛隊派遣にかじを切った。今回の輸送の前提となる「安全」について、政府は米軍が首都カブールの空港を掌握しており確保されていると説明する。ただ、輸送対象の邦人や大使館などの現地職員らは自力で空港までたどり着かなければならず、危機下の邦人保護の難しさも浮き彫りになっている。
タリバンが空港前に検問所 市民の国外退避を阻止-2021/8/19
岸信夫防衛相は23日、防衛省で記者団に「各国は自らの軍用機で自国民や現地職員を退避させている。人道的な観点から、自衛隊がこうした方々を退避させることは重要な責務だ」と強調した。
防衛省は今回の輸送にあたり、カブール空港に現地調整所を設置する。空港は米軍の管理下にあり、輸送対象の邦人らは米軍のセキュリティーゲートを通過し、外務省職員による本人確認などの検査を受けることになる。自衛隊はそうした手続きのサポートに加え、輸送機までの誘導などを担うが、その活動範囲は空港内にとどまるのが現実だ。
日本政府は平成28年に施行した安全保障法制で、自衛隊法を改正し在外邦人の保護措置に関する規定を整備した。同法84条の3「在外邦人等の保護措置」に基づけば武器使用範囲が広がり、任務遂行を妨害する相手に対しても武器使用が可能となる。ただ、権限がより強くなる分、前提条件も今回適用する84条の4「在外邦人等の輸送」よりも厳格で、「当該外国の同意」が必要となる。
日本政府は、タリバンが樹立を目指す新政権を承認するかどうか慎重に見極める構え。混乱が続くカブール空港外で、自衛隊による「在外邦人等の保護措置」を実施するのは困難だ。
また、空港から国外へ退避させたアフガニスタン人の現地スタッフとその家族らをどう処遇するかも課題の一つとなっている。安全な場所にいったん、退避させた後、本人の希望を踏まえて日本に入国させることや、第三国に移動させることなども検討する。(大橋拓史、田村龍彦)
>任務遂行を妨害する相手に対しても武器使用が可能
>当該外国の同意」が必要となる。
過激な組織のタリバンは国家として承認されていない。強盗、虐殺団、テロリスト集団の同意は必要条件ではないと解釈すれば、武器使用は可能。また、集団的自衛権(自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利)の行使です。
米国は密接な関係以上の軍事同盟国であり、タリバンから見れば敵側の国になります。日本人は、ハザラ人の相貌の似たターゲットでしょう。
幸い一般のアフガニスタン人から憎悪されていませんが、危険な「中国人民解放軍」の工作員がタリバンにいるそうです。
満洲引き揚げの悲劇を再現しないことを祈ります。
LIVE: View of Kabul airport as evacuation flights continue-Ruptly-2021.8.24
避難フライトが続くカブール空港の様子-RT 2021.8.24
https://youtu.be/2KA4k_L0JPc
Ruptly・2021/8/24
Ruptlyは、8月23日(月)にカブール空港付近でライブ中継を行っています。タリバーンによる政権奪取後、国外への脱出を希望する外国人やアフガニスタン人のための避難便が続いています。
アフガニスタンの時差と現在時刻
協定世界時との時差:UTC+4:30 (日本の方が、4時間30分進んでいます)