[実話]小橋の階段 飛ばされた傘 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

夏の暑い日でした。
いつもは使わない近道にある小橋の階段を下りようとして、フッと異様な気配に気づく。
熱気で揺らいだ階段を、亡者たちの薄い影が這い上がってきます。

 

やれやれ・・と、

小橋を渡るのを止めて、いつもの道にと引き返した。

・・子供の時、亡霊は見ないように避けています。

 

 

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それから数日後の事です。
幼稚園児の男の子が、風に飛ばされた傘を取ろうとして小橋から落ちてしまいました。

 

何日か、警察や消防団が捜索しましたが見つかりません。

幾日か経ってから、遺体は横浜港で発見された。
やっとご家族の元に帰って来たのです。

翌年だと思う夏の夕方。
両親と女の子が、小橋の上で弔う姿がありました。

 

声は掛けられません。
そばの淵は、昔から水死者が辿り着く哀しい場所。

 

合掌