[南スーダン]南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜 PKO派遣5原則の破綻 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

 

 

抜粋・・

南スーダンPKOの筆頭任務は「住民の保護」

 

南スーダンに自衛隊を送ったのは、2011年、民主党政権です。

・・その時は、殺戮の南スーダンへ、自衛隊員に武器を持たせず丸腰で派遣したのです。

急変する状況下では、自分も守れない。(他国PKO部隊に守らせるから不要とのへ理屈)

 

この時に派遣の根拠としたのは、PKO派遣5原則という日本の国内法で、1992年にできたものです。
PKO派遣5原則とは、自衛隊の派遣のための条件です。
その条件とは、紛争当事者の同意があり停戦が守られていること。そして、その停戦が破られたら撤退できる、というものです。
 
PKO派遣5原則はなりたっていないのだから自衛隊は今すぐ撤退させろ!と皆さんは思うでしょう。
できません。遅すぎます。
今、全世界が、南スーダンの情勢を憂い、住民を見放すなと言っている時に、日本が引いたら、どうなるか? ルワンダの時とは、まったく違うのです。日本は、危機に瀕した無垢な住民を見放す非人道的な国家として烙印を押されます。外交的な地位が失墜します。
だから、現場の自衛隊は、撤退しないのです。というか、できないのです。
 
誰が自衛隊を追い込んだのか?
 
 
これは、非常に奇妙な状況です。
だから日本政府だけなのです。世界が重大な人道危機と憂いている南スーダンの今の状況を、 「安定している」 と言い続ける国は。
「安定している」と言い続けなれば、南スーダンに自衛隊を置き続ける法的な根拠が土台から崩れてしまうからです。
 
僕は、安倍政権の安保法制に反対の立場をとってきました。これは、現場、特に南スーダンの自衛隊の立場を、今まで以上に悪くするものと考えています。
しかし、以上の説明のように、諸悪の根元は、この安保法制ではありません。それ以前からあるPKO派遣5原則なのです。
言うまでもなく、PKO派遣5原則の見直しには、与党、野党、双方がまず懺悔することが必要です。これを政局にしてはいけません。与野党の協力が必要なのです。
残念ながら、それには、時間がかかります。
じゃあ、今、我々が直面する南スーダンの危機をどう乗り切るか?

神様に祈るしかありません。
 
・・リンク先の全文を読んでください。
政治信条は、一旦脇に置いて、リアルに考えて欲しい。
※注意 「戦争で儲けさせてはならない!」の動画には、残酷な場面が多数含まれています
 
私見ですが、
「PKO派遣5原則」は破綻している。
国際情勢の大きな変化には、責任ある政治家が対応すべきです。
せめて、高度に訓練されている戦闘要員に武装させる。武器使用の法的根拠の附則を追加。
 
神様に祈るなら、撤退するべきです。
日本の兵士は玉砕する。中韓の兵士とは違う!
(旧日本軍では、東北の部隊は、関西方面の部隊と異なり、粘り強い気質が全滅部隊を多く出した。初の「駆け付け警備」実施部隊は青森県を根拠地にする自衛隊)