[Sky News live]英国国民投票でEU離脱を選択 ◆安倍首相の分析(読み)が当たる | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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Sky News Live - EU: In Or Out?

https://youtu.be/y60wDzZt8yg

 

■WRAPUP 2-英EU離脱で株安・円高加速、政府は閣僚会議で対応協議 
2016年 06月 24日 18:46 JST (REUTERS)
(情報を追加しました)
 
[東京 24日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱が決まり世界の金融・資本市場が動揺し、24日の東京市場では急激な円高・株安が進行した。政府は午後6時から関係閣僚会議を開き対応を協議。日銀も、総裁の流動性供給に万全を期すとのコメントを発表し、市場の鎮静化に努めた。ただ、欧州市場では英国以外の主要市場でも株価が大幅下落し「ショック」の波及が懸念されており、主要7カ国(G7)がどのような協調行動を示すのか、市場の注目を集めている。

<政府日銀事態収拾に動く>
 
政府の関係閣僚会議には、安倍晋三首相が参加し、対応策が議論された。安倍首相は会議の中で「麻生財務相に日銀とも協力し、必要な対応を求める」と述べるとともに、金融市場安定のために万全期すと言明。事態の鎮静化を図るよう指示した。
 
麻生太郎財務相は会議終了後、日銀と協力してG7各国と協調していく方針を表明。必要なら市場の動きに対応すると語った。
 
中曽宏日銀副総裁も同会議で、ドル流動性供給の仕組みは十分にあると説明し、各国中銀と緊密に連絡を取っていることを説明したと語った。
 
また、麻生財務相は同日午後1時15分過ぎからの緊急会見で「金融・為替市場に与えるリスクを憂慮している」と表明。「足元の為替市場は極めて神経質な動きであり、緊張感をもって注視し、必要なときは対応する」と語った。
 
日銀の黒田東彦総裁も同時に声明を発表。内外関係機関と連携し、金融市場に与える影響を注視するほか、6中央銀行間のスワップ取り決めを活用し、流動性供給に万全を期すと表明した。
 
石原伸晃経済再生担当相はEU離脱の結果に「予想したものと大きく違った。金融資本市場の状況は乱暴な動きであり、これまで以上に世界経済を注視し、遺漏(いろう)なきよう政策対応する」と述べた。林幹雄経済産業相は日本企業への影響を注視するとしたうえで、影響を最小限に抑えるよう事務方に指示したことを明らかにした。
 
<市場は大荒れ、2年7カ月ぶりドル安/円高>
 
この日の東京市場では、国民投票の開票状況が進みにつれ、離脱支持と残留支持の票数がデッドヒートを繰り返すたびに、価格が上下に大きく振れる展開となった。
 
国民投票が日本時間午前6時に締め切られた直後は、株買いと主要通貨での円売りが進んだ。しかし、離脱派の優勢が確かなものになるにつれて円高、株安が加速。ドル/円 は一時99.00円まで下落し、2年7カ月ぶりの円高水準をつけた。日経平均株価 も急落し、先物は午後0時48分にサーキットブレーカーが発動され一時取引停止となった。
 
日経平均株価は一時1300円を超す下落となり、前日比1286円33銭安の1万4952円02銭で引けた。ドル/円はその後買い戻しも入り、欧州市場の取引時間帯では、102円後半から103円前半のレンジで推移している。
 
日本以外のアジア市場でも、株価は下落。債券市場では米国債やドイツ国債が買われるなど、リスクオフの動きが継続した。
 
市場関係者の一部は、欧州市場における銀行株の動向に注目。銀行株の下落幅が拡大した場合、金融システムへのリスクが増大しかねないと懸念している。 (石田仁志、田巻一彦)
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N19G44F