■カンゼ郡で僧侶たちが自身に火を放った後、死亡。焼身自殺者総数は143人に
2016年3月2日 ダラムサラ
2016年3月2日 ダラムサラ
メディアの報道によると、2009年からチベットで連続して起こっていた焼身自殺抗議は、しばらくの間、沈静化していましたが、2月29日に(中国の四川省に併合された)新竜県カンゼ郡において、若いチベット僧が焼身自殺抗議を行いました。
レツショカ・アリャリン僧院の僧侶、カルサン・ワングドゥは中国政府に抗議の意を示すため、午後4時ごろ彼の所属する僧院の近くで自分自身に火を放ちました。
メディアの報道は、ある情報源によると「彼はチベットの完全な独立を求めるスローガンを提起しました。」と伝えました。さらに、「通りがかりの人々が火を消し、彼を病院へと運ぶのを急ぎました。しかし、彼は搬送中に死亡しました。」と伝えています。
ワングドゥの父親はソトゥラ、母親はウルギェン ドルマです。
2016年最初のこの焼身自殺を含め、2009年以来チベット内で起こった焼身自殺は143件に達しました。この143人中、124人が死亡、その他の状況は不明、または重症です。(ファクト・シート参照)ほとんどの焼身自殺が、中国政府に対してダライ・ラマ法王のチベットへの帰還とチベット人の自由を容認するよう求めています。
中央チベット政権は、中国政府に対してチベット人達を焼身自殺にまで追い込んでいる根本的な原因に対処するよう繰り返し促し、また同時に、チベット人に対しては彼らの苦悩を表現するために、焼身自殺のような極端な行動に訴えないように呼びかけています。
(翻訳:ガン・キー) チベットハウス
私見『奴隷の自由を拒否したチベット人』
◆ペマ・ギャルポ氏の警告(2005年日本に帰化、桐蔭横浜大学法学部教授)
敬虔な仏教国チベットでは指導者である僧侶達が殺生を禁じ
「仏を拝んでいれば平和は保たれる」と主張し抵抗を禁じたがその結果チベットは
地獄になってしまった。
中共軍が本格的に進入してきた時、チベット軍はすでに解体させられていた。
「インドに頼もう」とか「国連に訴えよう」とチベットは行動をおこしたがインドは動かなかった。
国際司法裁判所では「中国のチベット進攻は侵略である」と認定したが、それだけであった。
そして95%の僧院が破壊され、120万人のチベット人が虐殺された。
日本人に言いたい事は、自分でいくら平和宣言をしても他国を縛る事はできない。
泥棒を中に入れてから鍵をかけても遅いという事だ。
私見『奴隷の自由を拒否したチベット人』
中共への抗議で、覚悟の焼身自殺された男女・菩薩になられました。
合掌
◆ペマ・ギャルポ氏の警告(2005年日本に帰化、桐蔭横浜大学法学部教授)
敬虔な仏教国チベットでは指導者である僧侶達が殺生を禁じ
「仏を拝んでいれば平和は保たれる」と主張し抵抗を禁じたがその結果チベットは
地獄になってしまった。
中共軍が本格的に進入してきた時、チベット軍はすでに解体させられていた。
「インドに頼もう」とか「国連に訴えよう」とチベットは行動をおこしたがインドは動かなかった。
国際司法裁判所では「中国のチベット進攻は侵略である」と認定したが、それだけであった。
そして95%の僧院が破壊され、120万人のチベット人が虐殺された。
日本人に言いたい事は、自分でいくら平和宣言をしても他国を縛る事はできない。
泥棒を中に入れてから鍵をかけても遅いという事だ。