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■【韓国旅客船沈没】「脱出していいか?」一度も応答なし…乗組員、教師、生徒ら「生と死」緊迫の証言
2014.4.23 00:39産経
乗客を残して逃げ出した船長ら。1人でも多く助けようと船にとどまった一部乗員や高校教師たち。報道された生存者らの証言から、事故直後のそれぞれの行動をたどった。
「今、船が倒れます」。16日午前8時55分、セウォル号が管制センターに緊急事態を伝えた。だが、52分には、男子高校生の一人が「船が沈没しそうだ」と携帯電話で消防に通報していたことが聯合ニュースの報道で分かった。58分に海洋警察に出動命令が下る。
左舷に傾きだした船内で即座に行動したのは高校生を引率する教師らだった。ナム・ユンチョル教諭(35)らは救命胴衣を探し出し「落ち着いて」と励ましながら手渡し始めた。
9時14分、「乗客の脱出は」と問う管制にセウォル号側は「不可能だ」と応じた。23分には「船内放送で救命胴衣を着用させて」という管制に「放送もできない」と返した。しかし、船内では「その場にとどまってください」との放送が繰り返し流れていた。
食堂もあり、多くの乗客がいた3階では、パク・ジヨンさん(22)ら一部乗員が「安心して」と泣き出す高校生らに努めて笑顔を見せ、救命胴衣を着せていった。パクさんは船(せん)橋(きょう)に「脱出していいか」と十数回問い合わせたが、1度も応答はなかったという。
23分、最初に救助に駆け付けたのは地元漁船だった。漁船船長は45度以上傾いたセウォル号を目の当たりにする。「助けるにも誰も外に出ておらず、もどかしかった」と振り返る。30分、海洋警察のボートが到着。ヘリコプターの音でパクさんらが自身の判断で「皆さん、脱出してください!」と叫んだ。
意外にも、傾いた左側の船室にいた高校生の救出率が高かったことが明らかになっている。すぐに浸水し始め、独自判断で海に飛び込んだ乗客も多かったという。逆に右舷側では船内放送を信じてとどまり続けた乗客が多かったようだ。
逃げるにも60度以上に傾き、女子生徒の一人は父親に「傾きすぎて出られない」と携帯電話で送信。救助されたクォン・ジヨンちゃん(5を抱いて甲板に連れ出した男性乗客(59)は「20メートルほどよじ登った」と振り返った。
セウォル号と管制の交信は38分を最後に途絶えている。船長らが脱出に移ったことが分かる。50分には、船長ら乗員10人が海洋警察第1陣のボートに助けられたことが確認されている。対照的にナム教諭ら高校教師の大半とパクさんらは最後までとどまり、遺体で発見された。
高校生のチョン・チャウン君(17)は船内で混乱する仲間を励まし、自分の救命胴衣は友人に譲った。自らは逃げ遅れ、遺体で発見された。KBSテレビは「真の勇気と犠牲の意味を世界に教えた」と伝えた。最初に通報した生徒も行方不明のままだ。
セウォル号は、生と死が交錯した過酷な現場だった。今後は、残された生存者の「心のケア」が大きな課題となる。
【関連】
■韓国船沈没、最初の通報は乗客少年「僕たちを助けて」
2014年 04月 22日 ロイター
[ソウル 22日 ロイター] -韓国南西部沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故で、最初に危険を知らせたのは乗客の少年で、16日午前8時52分に消防に電話で通報したことが明らかになった。これは転覆につながった旋回の3分後だった。
消防当局者はMBCテレビに対し、最初の通報は船が沈み始めた時点で届いたとし、少年の声は震えており、緊迫感が伝わってきたと説明。少年が動揺していたため、船がセウォル号だと確認するまでにしばらく時間を要したという。
続き⇒ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA3L04820140422
韓国旅客船セウォル号沈没事故で日本の製造元の関係者に訪韓要請!逮捕拘束で全責任追及から謝罪と賠償請求になる?
http://youtu.be/TvWEYcItq9A
■韓国旅客船沈没 日、米、中らに協力へ
聯合ニュース 4月21日(月)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140421-00000003-yonh-kr
旅客船沈没事故の収拾のために米、中などの協力を得ることとなった。西海地方海洋警察庁によると、事故5日目となる20日午後、アメリカのROV(リモートコントロール無人潜水艇, remotely-operated vehicle) 2台が全羅南道珍島郡の事故現場海域に到着した。
*海洋警察はセウォル号を設計、建造した日本の関係者たちにも円滑な事故収拾のために現地に来てもらえるよう要請した。
【私見】
最初に通報した生徒は、行方不明のまま・・・沈没船内から引き上げた遺体は、指、手首を骨折していたそうです。*4.24 削除
必死に生きようとした。
韓国人は泳げないと言います。冷たい海水に恐怖したのでしょう。
今回の沈没事故は、韓国の民度がもろに出ています。
日本の造船関係者は、韓国から協力要請があっても断るべきです。
「中古船の改造前」から、舵や*バランスが悪かったなどと、日本への責任の擦り付けが始まるでしょう。
訪韓協力要請は罠と警戒すべき。
(日本人が人質にされる)