*一連の流れから感じるのは、研究者間の意思疎通が未熟だったとしか思えません。
既存のルールしか認めず、若い科学者を育てようとする寛容性が薄いようです。
今、病に苦しみながら、研究に望みをかける人もいるのですょ。
また、予見される放射能由来による病気への治療になればと期待しています。
残りの時間は少ない・・・(STAP幹細胞は、天からの最後のチャンス)
************************************************************************************************************
■STAP細胞 第三者再現「理研も認識」 小保方氏が反論文書
産経新聞 4月14日(月)15時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140414-00000011-san-sctch
STAP(スタップ)細胞論文の不正問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)は14日、「STAP細胞の作製に200回以上成功した」とした記者会見での発言に科学者から疑問の声が上がっていることに対し、「実験を毎日のように、1日複数回行った」などと反論する文書を公表した。「第三者が作製に成功した」と発言したことには「理研も認識しているはず」とした。
文書は代理人弁護団が小保方氏から直接聞き取りを行い、9日の記者会見で述べた内容などを補足した。
「作製に200回以上成功した」とした点には「培養後に多能性マーカーが陽性であることを確認し、作製を確認した」と説明。平成23年6~9月ごろには皮膚などから100回以上、それ以降に脾臓(ひぞう)由来のリンパ球細胞から100回以上成功したとした。
第三者による再現については、改めて名前を公表できないとしながらも「成功した人の存在は、理研も認識している」とし、代理人弁護士の三木秀夫氏も「(第三者の)名前は聞いている」と述べた。
共著者の若山照彦山梨大教授が、小保方氏から渡されたSTAP細胞で作ったSTAP幹細胞が、自身が作製を依頼したのとは別種のマウス由来だったと指摘した点には、「現在あるSTAP幹細胞は、すべて若山先生が樹立した。その間、何が起こったかは分からない」と反論した。
科学的な説明が不十分と指摘された点について、「今回は不服申し立ての会見であり、準備期間が不十分だった。体調が戻り次第、科学的な質問にじっくり答えたい」とした。
三木弁護士は、小保方氏について「科学者から疑問の声が上がっていることに、非常に心を痛めている」と語った。
【関連】
■STAP細胞作製レシピ「整理し加筆したい」 小保方氏の文書要旨
2014.4.14 14:33 産経
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140414/scn14041414330004-n1.htm
小保方氏の弁護団が公表した文書要旨は次の通り。
【200回以上成功したと述べた点について】マウスから細胞を取り出し刺激を与えるのに時間はかからない。毎日のように行い、1日に複数回行うこともあった。いろいろな細胞を使い、さまざまなストレス条件で実験した2011年9月までに100回以上、脾臓由来のリンパ球に酸性溶液で刺激を与える方法で9月以降も100回以上作製した。作製に成功した第三者の名前は公表できないが、存在は理化学研究所も認識している。
【レシピの公表】再現実験を試みた方がどのステップで失敗したか情報を整理し、手順書への加筆に積極的に取り組んでいきたい。
【報道について】(雄のSTAP幹細胞しかないのに論文に雌のデータが載っていたとの報道に)雌の幹細胞は作製され、理研に保存されている。(若山照彦山梨大教授がSTAP幹細胞の作製を依頼した際、依頼とは違うマウスで作製したとの指摘に対して)幹細胞はすべて若山先生が樹立されたものだ。
■理研「作製成功と言えず」=小保方氏コメント受け
時事通信 4月14日(月)13時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140414-00000063-jij-soci
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センターは14日、小保方晴子・研究ユニットリーダーが発表したコメントで、STAP細胞の作製に成功した第三者を「理研も把握している」と述べた点について、「所内で多能性マーカーが陽性になることを確認した研究者はいるが、STAP細胞の作製に成功したとは言えず、存在の有無についてはあくまでも白紙の状態」と述べた。