夢に現れる訪問者が、見知らぬ筈なのに、なぜか懐かしく思うこともあります。
それは、いつの時代とは分からぬ装束に戸惑いを覚えた夢でした。
小さなお堂の前で、老若男女と子供も交えた村人たちが、静かに集まっています。
僧侶の読経が続いていますが、その僧侶の姿は見えてきません。
とても穏やかな気持ちになる、深々とした静けさです。
過去の漠然とした記憶を呼び戻そうとするが、今生でのものではないと、妙に納得している自分がいます。
この夢は、何度か見ています。
場所は分かっていませんが、いつか訪れる機会が来ると思っています。
「夢と一致するシンクロニシティ」
は、この様な「何度かの情動を揺らす」ものから始まります。
夢の細部まで記憶する意識を向け続けていると、その場所を啓示されるでしょう。
その場所は、
繰り返してきた過去生の関わりがあると自覚することになります。
なぜに、
封印された過去生の記憶が、人により薄く解かされているのかは分かりません。
それは、過去世に生きた者が、何らかの信仰心から「この世の苦行を発願」していたのかもしれません。
過去世の記憶に触れた人たちが、一様に精神性の高さを謳うのを感じます。
前世の記憶を持って「輪廻転生」したと云われる14世ダライ・ラマ法王が、11月に来日されます。
(11月12日(金)~14日(日)ノーベル平和賞受賞者世界サミット )
*追記2010.10.15.ダライ・ラマ法王法話講演、例年ありました東京講演は無いとの事です。地方講演のみです。
(江戸、所払いを感じます)
短稿でした。