富山ラーメン巡り

富山ラーメン巡り

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関東のラーメン屋でアルバイトをしたことのあるラーメン好きが綴る、富山のラーメン屋巡りの日記です!ラーメンだけでなく、厨房に立った経験から店全体を観察してみたいと思います!

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■池田屋


■訪問日時 2015.5月


■先着10くらい 後着5くらい


■注文したもの 小ラーメン


1か月前くらいに


石川県の野々市市にある池田屋に行ってきました


本当か知りませんが、二郎直系店舗で修行したとかいうのを聞き


わざわざ遠征してきました



記事のアップが遅れたのは期待していたものでなかったので


テンションが上がらなかったためです (笑)





金沢工業大学の目の前にあり


自分意外はお客がすべて学生


券売機には通常のラーメンに加えて


汁なしなんかもあるようです


従業員は2人体制


年配の女性、若い男性の2人


食べ終わってるのに、連れが食べるのをカウンターに座ったまままつ学生も


後ろには待ってる人がいるのに・・・



コールは『そのまま』でお願いして、もちろんニンニク入り



スープは微乳化に分類されますでしょうか


かなり醤油ダレの押しが強く甘じょっぱい


唐辛子も入っているようで


それらが合わさり、ヒリヒリ感が多少ある



濃度が残念


基本の濃度がかなり二郎系としては弱い


悪くいうとお湯で伸ばしたような弱さ


麺はストレートに近い平たい太麺


豚も多い


醤油ダレの刺激と脂の旨味でで豚も野菜も麺も食べれますが


いかんせんスープが期待が大きかっただけに残念


それでもこれだけお客が入るのは二郎系の魅力でしょうか




これだとネットで買える『魔人豚』『もみじ屋』『桐龍』等の二郎インスパイアの方が美味しいかな


ぜひ食べ比べをお勧めします


二郎系は継ぎ足しでブレがかなりでる技術のいるラーメンということですが


たまたまブレがあった日であったと思いたい








■とんこつえびすこ


■訪問日時 2015.2.4 19:20


■先着0 後着1


■注文したもの 醤油らーめん

久々の投稿です。2月に書いたのですがアップ忘れてました(笑)

写真は今度行ったときに追加予定・・・

えびすこが2号店をOPENしたと知り、行ってきました

事前に写真を見たら家系っぽいラーメンのようです

向新庄のパチンコ屋

タイヨーネオの一角にあります

パチンコ屋にラーメン屋

パチンコ屋とこってりの家系なら相性いいのかもしれません(笑)


入口は外から入れるので


パチンコ屋には入らずに済むようです

店内は座席数の割に広々してます

店員は2人


元気が良く礼儀正しい接客


券売機式でです


きゃべちゃーというきゃべつとチャーシュートッピングの

商品をおすすめしているらしい

味噌系もありますが

基本の醤油ラーメンをぽち

厨房もゆったりしたスペース

内径70cmくらいありそうな寸胴が3つも並んでいます

パチンコ屋の一角ということで

本店でスープ作って運んで温めるだけかとも思ってたのですが

どうやらここでスープを取っている可能性が高い

厨房はオープンキッチンとは別に奥にもう一部屋あるようで

業務用冷蔵庫が並んでるのが見えました

しばらくしてラーメン到着

チャーシュー2枚

のり

ほうれん草

のトッピングが濃厚そうなスープに浮かんでいます

まずはスープから


スープは骨からじっくりとったざらざらスープ

家系としてもかなり濃厚です

とんこつの濃度が強いものの

後味すっきりスープ


化調感がないせいか

素材の旨味がストレートに出て

濃度の割に後味がサラッとしている

このバランスに違和感を感じる人もいるかもしれません


濃度が高いため

鶏油も入ってますが目立たない

家系のようで家系でない?


とんこつえびすこという名前も納得のスープ

麺も自家製麺でしょうから美味しいです

かなり密度が高めの設定のようで

食感はザクっとしたところがあります

麺の風味もいいのですが

このスープならもっと目立たなくてもいい気もします

主張のあるスープと主張のある麺の組み合わせです

濃度が高いせいか麺にスープがよくからみ

スープの減りが早い

フライドオニオン、にんにくチップ、酢など他にも多数の

調味料が置いてあり

お客の好きな味つけにしてくださいね

というシステムのようです

豚骨感がストレートなスープなので

いろいろ味付けしたほうが変化があっていいかもしれません



もっと濃度を落とし、化学調味料をドバドバ入れ、鶏油と醤油がたったような

チープ?なスープにしたほうが客入りは良い気がする

とはいえ普通の家系みたいになり

個性もなくなるからこれでいいのか


家系ラーメンが多数ある関東では

いい個性になる気がするが富山ではどうでるでしょうか

骨ごと砕いて煮込んだスープを丹念に裏ごししているようですが

個人的にはスープのざらざら感をなくしてほしい

今のところ

それを個性にしてわざと出しているようです

もっとも今回たまたま沈殿しやすい

寸胴の下部の方のスープが提供されただけの

可能性もありますが・・・


家系よりもっと本物のラーメン作ってやる!という気持ちが伝わってきた


良いものを作ろうとするこだわりが強く


潜在能力の高さを感じました









■ちゃるめらぐっぴー


■訪問日時 2014.10.24


■先着3 後着0


■注文したもの スパイシー チキンライス



新庄にあるちゃるめらぐっぴーに行ってきました


横を車で何度も通っていたので


存在は知っていましたが


入りづらい店名と


停まっている車の少なさから敬遠していました(笑)



ここのスパイシーはすごいということをラー友から聞いたので


今回行ってみることに



店内に入るとラーメン屋と思えない


バーにしか見えません



店内の細部にまでこだわりが感じられます



メニューブックはないようで


黒板にメニューが書いてあります



しょうゆ


しお


もやしそば


スパイシー


の中から


スパイシーをお願いしました


チキンライスもおいしいらしいのでこちらも注文




注文が入ると


包丁のトントントンと切り刻む音が鳴り始めました


その後に炒めるような音が



どんなラーメンが出てくるか楽しみになります


店内には製麺室があるようで自家製麺のようです


 

しばらくしてスパイシーとチキンライスが到着


今までに見たことのないようなラーメンがでてきました





東南アジアの麺料理のような雰囲気です


名前の通り香辛料のスパイシーな香りが漂っています


パプリカもきざんだものやにんにくチップや、玉ねぎ、ネギが入ってます


スープを一口


香辛料が主役ということでやや抑え気味の濃度のスープに


様々な香辛料の香りが・・・


香辛料の知識は全然ないので分からないのですが


カレーによく使われる香辛料の香りがします


にんにくチップの香りもかなり強く


辛さも程よくでているため


食欲を駆り立てられます


スープをすくうとひき肉も入っているよう


表面の油も多く


様々な素材を炒めてそのまま


どんぶりにインしているのではないかと思います




チャーシューの代わりに


鶏肉が入ってますが


こちらにもまた別の香辛料がかかっています




摩訶不思議なラーメンです



こんなラーメンは食べたことがないです





麺もスープにによく合っている


細麺のストレートでのど越しがよく


スルスル食べてしまいます


富山ではありそうでないタイプです



チキンライスも美味い






ご飯に鶏肉、刻みネギ(玉ねぎだったかも)、パプリカ、


他にもゴマのような細かさの謎の素材も(笑)


ごま油がかかっているようで


食欲を刺激させられます


おしゃれかつ完成度が高い


ラーメン屋に出てくるものと思えません


カフェのメニューのよう






普通ラーメン屋をやろうと思ったら


どこかで修行に入り


だいたいの出来上がったレシピを


ある素材の分量を変えたり


煮込み時間を変えたり


細かいチューンナップを繰り返して自店の味をつくるものかと思いますが


ここはまるっきり新しい味です



どこかで修行してそのままコピーしたのかもしれませんが


独自でこの味を作り上げたのであれば


ラーメンとスパイスを融合させた


そのセンスとチャレンジ精神に脱帽です


既存のラーメンの枠からはみ出しています





創作料理みたいなラーメンを


どや顔で出している店はたまにあり



・見た目や名前がかっこいい


・珍しい素材を使う


・味は悪くないね程度


という体験した人は少なくないと思います

しかしスパイシーは独創性と味が両方成立しています



聞いたところによると


ここはスパイシーが美味くて


他のメニューはまずまずといったところらしいです



ぜひ、普通のラーメン屋にならず


スパイスを多用した店になってほしい・・・


スパイス系の汁なし


東南アジアの麺料理を応用したメニューとかあれば


何度も行きたい






独自路線を期待したいです