今年平成30年は想定外のことが多々起きる。災害も然り、植物の生育も然り。
災害についてはマスコミで度々取り上げられたからここでは置いておく。
植物の生育については、天候異変から農作物の生育・収穫に大きな影響があった。生育状況が悪いとか病気の影響等で多くの野菜が収穫が落ち込み高値となった。秋に桜の花が例年に比べて異常に多く花開いた。私の花畑の百日草にも私の70年の人生で初めての奇妙なことが起きた。夏を終えて枯れた百日草の花畑に落ちた種から2回目の芽生えがあり、寒さと共に立ち枯れるかと思いきや何と開花し、雪が平地でも降るだろうという寒さの中で咲いている。普通に夏に開花する場合は花の丈は50cm~100cm近くあるが、今咲いているのは30cm以下と短く花も小さく、それだけに余計に寒さに耐えて咲いている感がしていじらしい。
例年は、夏に枯れて地面に落ちた種が休眠して、翌年また春に芽生えて成長して夏に花開く。このリズムなのだが、今年のように種が秋に芽生えて咲いてしまうと、来年春はどうなのだるのだろう? この寒さの中では今咲いている花が実を結ぶのは難しいのではないかと思う。
そんなことを心配しているとき、TVニュースで福井県だったかのある町でなんと今頃にヒマワリが花を咲かせ、雪山を背景に夏の象徴のヒマワリが咲き、冬と夏の同時到来のような様相を呈しているとのこと。この奇妙さは、<異常気象の影響>と言うほかないだろう。
従来から、人工的に冷暖房によって温度調節したり、夜に電灯を当てたり昼間に遮光して日照時間を調節したりして、季節に逆らって野菜・果物や花などを栽培してきた。これらの人工栽培は人間にメリットを与える面を持つが、自然界の狂いは人間の手には負えないのである。
自然界をコントロールできない怖さは、例えば原子力発電所が津波に襲われた福島原発の事故の恐怖どころではない。
人の手によって豊かさ・便利さと引き替えに犠牲にし、破壊してきた<自然界>の回復に、例え遅ればせであっても「今」取り組まないと取り返しがつかなくなるだろう。将来の地球に対して、将来の地球上に生きる命に対して、我々は責任が取れるのか。自国の利益を追求する「利己」を捨てきれない「人間」に責任は取れないだろう。自然界から、地球から人間どもは大きなしっぺ返しを受けることになろう。
そんなことを時期はずれの百日草が考えさせてくれました。 ごきげんよう。